【明治150年記念硬貨】
買取実績と情報をご紹介します!
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「明治150年記念硬貨」を買取しました
今回、バイヤー(査定員)が車を走らせたのは、埼玉県で最も栄えているといっても過言ではない、さいたま市大宮区。「昔集めていた記念硬貨をまとめて処分したい」というご依頼をいただき、ご自宅まで出張買取にお伺いいたしました。
拝見した記念硬貨の中から、「明治150年記念硬貨」についてご紹介いたします。
「明治150年記念硬貨」は明治150年を記念し発行された記念硬貨で、明治元年(1868年)から満150年の節目の年に当たる平成30年(2018年)に発行されました。額面1000円の銀貨で発行枚数は5万枚です。
このような記念硬貨をまとめてお買取させていただきました。福ちゃんでは記念硬貨の買取を無料で行っておりますので、記念硬貨の売却をご検討中でしたら、お気軽にお問い合わせください。ご売却いただいたお客様の声
趣味でコレクションして来た記念硬貨を買取していただきました。足を怪我していて出歩くのが難しかったので、無料の出張査定は大助りでした。記念硬貨が売れたお金は、生活費の足しにしようと思います。ありがとうございました。
「明治150年記念硬貨」はどんな硬貨?
明治150年記念硬貨は、2018年に発行された記念硬貨です。ちょうど150年前の1868年、江戸幕府に代わる新政府が発足して年号が「明治」とあらためられ、その後の日本は近代化への道を進みます。それは日本史の大きな転換点でした。
2018年、日本政府はそこから150年が経過したことを記念して、明治時代の文書・写真といった各種資料のデジタル化をはじめ、各地の関連イベントなどさまざまな取り組みを行いました。そして、その一環として「明治150年記念硬貨」が発行されました。
明治150年記念硬貨は、1000円銀貨1種類のみ。限定5万枚で販売されることが2018年5月に発表されました。販売は抽選となり、8月から申し込み受付が始まり、10月上旬頃から当選者のもとに専用ケース入りセットが届けられ始めます。しかし何らかの理由で、発行枚数以上の人が当選してしまったことがわかったため、財務省は2018年11月に1000枚の追加を行うことを決定しています。というわけで現在、合計51000枚の明治150年記念硬貨が存在することになります。
素材として純銀が使用されていること、また日本史の大きな節目を記念する記念硬貨であることもあって、明治150年記念硬貨は高い人気を誇ります。額面以上の買取額が期待できる記念硬貨のひとつです。
明治150年記念硬貨は、表面に彩色を施したカラーコインです。表面にデザインされているのは、明治時代初期の鉄道駅の様子。浮世絵画家の歌川広重(3代目)が1873年に発表した錦絵「東京汐留鉄道舘蒸汽車待合之図」をベースにした図柄になっています。駅で汽車の到着を待つ人々が、生き生きと描写されたデザインです。和服姿の女性がいるかと思えば洋装で美しく着飾った婦人たちがいたり、ちょんまげを頭にのせた男性がいたりと、江戸時代の名残をとどめつつ文明開化の時代を迎えた明治初期の風景が、見事に表現されています。また表面には、「明治150年」関連事業のロゴマークもあしらわれています。一方、裏面には、1870年に発行がスタートした20円金貨の表面デザインが採用されています。とぐろを巻く竜の姿が緻密に彫り込まれたもので、その周囲に「明治150年」「1000円」「平成30年」の文字が刻まれています。