【2007年ユニバーサル技能五輪記念硬貨】
買取実績と情報をご紹介します!
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「2007年ユニバーサル技能五輪記念硬貨」を買取しました
今回、バイヤー(査定員)が車を走らせ向かったのは、"お稲荷さん"とも称される稲荷神社がある京都府京都市伏見区。「遺品整理でコインがたくさん出て来たから査定して欲しい」というご依頼を受け、出張買取にお伺いいたしました。たくさんの記念硬貨を査定させていただきましたが、今回はその中から「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念硬貨」についてご紹介いたします。
「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念硬貨」は、2007年に静岡県で開催された「ユニバーサル技能五輪国際大会」を記念し発行された記念硬貨です。純銀製の1000円銀貨で、片面はカラーコインで製造費用がかかることから、額面以上の定価で販売されたプレミアム型記念硬貨として知られています。
「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念硬貨」をはじめとした、記念硬貨を多数ご売却いただき、ありがとうございました。福ちゃんでは記念硬貨のまとめ売りも歓迎いたします。まずは、お気軽にお問い合わせください。ご売却いただいたお客様の声
祖父が昔集めていた記念硬貨が家でずっと眠ったままだったので、家まで査定に来てもらいました。どれだけ価値があるのかわかりませんでしたが、査定に関する説明を親切にしてくだったので、とてもわかりやすかったです。記念硬貨を家で眠らせておくよりも、欲しいと思っている人の元へ届いた方がいいと思いますので、今回買取していただけて本当によかったと思っています。
「2007年ユニバーサル技能五輪記念硬貨」はどんな硬貨?
2007年、静岡県沼津市で「ユニバーサル技能五輪国際大会」が開催されました。ユニバーサル技能五輪国際大会は、「第39回技能五輪国際大会」と「第7回アビリンピック」を同時開催したイベント。技能五輪国際大会とアビリンピックが同時開催されたのは史上初であり、そのことを記念してこの記念硬貨が発行されました。
ちなみに「技能五輪国際大会」とは、若手の技能労働者たちがスキルを競う国際大会。2007年の大会では、溶接や印刷、情報技術、CNC旋盤、建築大工、フラワー装飾、美容・理容、レストランサービス、ウェブデザインなどさまざまな職種で働く人々が技術を競いました。また「アビリンピック」は、障害を持つ技能労働者の技能五輪。こちらも2007年にはさまざまな分野で活躍する若手の技能労働者たちが熟練の技術を披露しました。
そんな2007年大会の開催を記念した硬貨は1000円銀貨の1種類のみ。8万枚が販売されました。また、同年には記念硬貨の発行を記念した純銀製の記念メダルも発行されています。
表面には、交差する2本の虹と大会のシンボルマークが描かれ、「ユニバーサル技能五輪」の文字が刻まれています。色彩豊かな虹を7色で見事に表現したカラーコインです。一方、裏面は無彩色。富士山の堂々たる姿がデザインされています。なお、同時に発行された記念メダルは、表面に記念硬貨の表・裏面の図柄を描き、裏面には大会の競技に使用された工具などがデザインされています。
2007年ユニバーサル技能五輪国際大会記念硬貨は、8万枚のみ限定販売されましたが、購入希望者の数は発行枚数を大幅に上回り、抽選の当選倍率は8倍以上になったとされています。人気が高く、さらには素材として純銀が使われていることもあって、額面以上の買取が期待できます。とはいえ、特に近年は記念硬貨のコレクターの数が減少傾向を見せつつあり、今後は価値が下がってしまうことも考えられます。できるだけ高い金額で売却したいとお考えの方は、早めに買取に出すことをおすすめします。