おいしいにっぽんシリーズ 第4集 84円切手とは?
今回紹介するのは「おいしいにっぽんシリーズ 第4集 84円 10種」です。
2022年12月14日に発行された特殊切手で、同日には「おいしいにっぽんシリーズ 第4集 63円 10種」も発行されました。
「84円10種」と「63円10種」の違いは図案と発行部数です。
「63円切手10種」は800万枚(80万シート)の発行ですが、「84円切手10種」は2000万枚(200万シート)の発行となっています。
おいしいにっぽんシリーズ 第4集 84円切手とはどんな切手?
2020年1月15日にスタートした「おいしいにっぽんシリーズ」は、名称どおり日本の食をテーマにしたシリーズで、84円切手には各地域の郷土料理やご当地グルメを中心に、そして63円切手にはお菓子やお土産などが中心に描かれています。
これまでのおいしいにっぽんシリーズでは、
・第1集「福岡の食」
・第2集「札幌の食」
・第3集「名古屋の食」
が取り上げられており、今回の第4集では「金沢の食」がテーマに選定されました。
日本郵便ではこれまでも「食」を取り上げた切手を発行していますが、「おいしいにっぽんシリーズ」では毎回、特定の地域を限定した内容になっていることもあり、話題を呼んでいます。
おいしいにっぽんシリーズ 第4集 84円切手の特徴
「おいしいにっぽんシリーズ 第4集 84円」は桃色を基調としたシートに、円形にカッティングされた切手が10種配置されています。イメージは「金沢の食卓」です。
今回切手に登場する金沢の郷土料理やご当地グルメとしては、
・治部煮
・なすそうめん
・野菜らーめん
・ハントンライス
・金沢カレー
・かぶら寿し、佃煮(ごり・くるみ)、べろべろ
・金沢おでん
・カニ面
・甘えび
・笹寿し
が並べられています。
中には“地元のソウルフード”とされるグルメもあり、見ているだけで「食べたい」と思うほどリアルに、そして繊細に描かれています。
これらを描いたのは、切手デザイナーの吉川亜有美氏です。あたたかみのあるタッチで可愛らしく、そして対象となるものを忠実に描くとして人気が高いデザイナーで、「おいしいにっぽんシリーズ」では第1集からデザインを担当しています。
ちなみに「おいしいにっぽんシリーズ 第4集 84円」は折りたたみが可能な仕様になっており、表面には金沢で採れた野菜が描かれています。
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