鉄道150年84円切手とは?
今回紹介するのは2022年9月21日に発行された特殊切手「鉄道150年切手」です。
切手の種類は10種類。すべての額面が84円切手となっており、1シート840円で販売されました。発行枚数は60万シート(600万枚)で、シート単体での販売となっていたためバラ売りなどは行われていません。
鉄道150年84円切手とはどんな切手?
日本郵便では過去に「鉄道シリーズ」を発行していますが、この切手は鉄道開業150年を祝し販売されたものです。明治、大正、昭和、それぞれの時代を彩った鉄道が描かれており、切手コレクターはもちろん、全国の鉄道ファンの心を惹きつけました。
なお、郵便局や郵便局ネットショップではすでに販売を終了しており、中古市場では定価以上の価格をつけて販売が行われていることから、「近い将来プレミア切手になるには間違いない」といわれています。
ちなみに、鉄道開業を記念して発行された切手は「鉄道150年」のほか「鉄道70年」「鉄道75年」「鉄道100年」などがあります。これらはすでにプレミア切手の一種となっており、切手収集家や鉄道ファンたちの中では高値で取引されています。
鉄道150年84円切手の特徴
名称通り、鉄道開業150年を祝し発行された「鉄道150年」。シートの背景には歌川広重が描いた『東京品川海辺蒸気車鉄道之真景』が採用されており、非常に豪華な仕上がりになっているのが特徴です。
構成は左上から日本初の機関車として知られている「1 号機関車」、「東京地下鉄道1000 形車両」、「C62 形蒸気機関車」、「小田急電鉄3000 形電車(ロマンスカー・SE)」、「101 系電車」、「151 系電車」、「キハ58 系気動車」、「ED75 形式電気機関車とコキ5500 形式貨車」、「0系新幹線電車」、寝台特急「北斗星」が並べられています。
切手デザイナーに選ばれたのは丸山智氏。疾走感のある電車、機関車を忠実な色合いで彩っています。また、本シリーズの監修には鉄道博物館、国土交通省が入っていることでも話題になりました。
なお、ネットショップではシート切手本体、これを飾る台紙、ポストカード、レターセットがセットになった「フレーム切手セット」も同時に販売されました。
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