世界遺産シリーズ 第14集 84円切手とは?
ここで紹介するのは2022年8月10日に発行された特殊切手「世界遺産シリーズ〈第14集〉」です。
切手の種類は10種類。発行数は500万枚(50万シート)で、1シート840円で発売されました。
なお、この切手はシート単位での発売であるためバラ売りはされていません。
世界遺産シリーズ 第14集 84円切手とはどんな切手?
2006年6月からスタートした「世界遺産シリーズ」は名称通り世界遺産を題材にしている切手で、第14集では奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島を取り上げています。
このシリーズのポイントは、世界遺産に認定された生物、建築物、遺跡などあらゆるジャンルのものが取り上げられていることです。
例えば、初版となる第1集は「紀伊山地の霊場と参詣道」が題材となっており、熊野本宮大社の本殿、那智大滝、那智の火祭が図案となっています。
また、数ある世界遺産の中でも日本国内で認定された世界遺産のみをテーマにしているという点もポイントとなっています。
日本郵便では過去にも「世界遺産シリーズ」を発行していますが、本シリーズは2004年以降に登録された日本の世界遺産を題材としています。
世界遺産シリーズ 第14集 84円切手の特徴
第14集で取り上げているのは奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島に生息する生物・植物で、アマミノクロウサギ、カンムリワシ、ヤンバルテナガコガネ、アマミスミレ、ルリカケス、ヤンバルクイナ、ヤエヤマセマルハコガメ、アマミイシカワガエル、イリオモテヤマネコ、オビトカゲモドキといった希少な動植物が描かれています。
デザインを担当したのは切手デザイナー星山理佳氏。この地域でしか見られない動植物をリアルに、そして繊細に描いています。
ちなみに、今回取り上げられている奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島は「生物多様性上重要な地域」として認定されており、2021年7月には地域全体が世界遺産に登録されています。
この地域はユーラシア大陸と繋がったり離れたりを繰り返したという特殊な歴史を持つため、本州では見られない珍しい生物、植物が生息しているのだといいます。
「世界遺産シリーズ〈第14集〉」では、そんな希少な動物も含め、生き生きとした筆致で描かれているのが特徴です。
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