ふみの日にちなむ郵便切手 63円切手とは?
今回紹介するのは、2022年7月22日に切手シートとして発行された「ふみの日にちなむ郵便切手63円2種」です。
シートにおさめられた切手の図案は2種類で、上段と下段にそれぞれの図案が5枚ずつ並べられ、1シートあたり630円で販売されました。
なお、こちらの切手はシート単体での販売であるためバラ売りなどは行われていません。
80万シート(800万枚)の限定販売で、現在(2022年12月時点)は「郵便局ネットショップ」での販売は終了しています。
ふみの日にちなむ郵便切手 63円切手とはどんな切手?
この「ふみの日にちなむ郵便切手」は、毎年7月23日に発行されています。
「ふみの日」は日本郵便の前身である郵政省が定めた記念日で、「ふ=2」「み=3」の語呂合わせで毎月23日が「ふみの日」とされています。
毎月やってくる「ふみの日」ですが、なぜ7月に「ふみの日切手」の販売が行われているかというと、7月の旧暦が「文月(ふみつき)」であることから、7月23日を「ふみつきふみの日」としているからです。
「ふみの日切手」の歴史は古く、初めての切手はふみの日が制定された1979年に発行されました。
当時は20円切手と50円切手の2種類が発行され、図案は「手紙」「ふみ」が採用されました。「手紙」には手紙を抱きしめている少女のイラストが、「ふみ」には手紙を書く日本人形が描かれています。
そんな「ふみの日切手」の2022年の図案は「鳥」となっています。
ふみの日にちなむ郵便切手 63円切手の特徴
ベージュを基調としたシートに木の実や植物が描かれた「63円切手10種」には、手紙を出す人、また受け取る人の飛躍を願い、2種類の鳥が描かれています。
上段に並ぶ切手は、翼を広げて宙を舞う鳥の様子、そして下段に並ぶ切手には細い枝にとどまる鳥の様子が描かれています。どちらもブルーを基調としており、やわらかなタッチで描かれているのが特徴です。
この図案を担当したのは切手デザイナーの山田泰子氏です。代表作は「日デンマーク外交関係樹立150周年」など。カラフルで現代的なデザインが特徴のデザイナーで、主に特殊切手や記念切手、年賀ハガキなどを手がけています。
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