江戸-東京シリーズ第2集84円切手(10種)とは?
ここで紹介するのは、2022年3月3日に発行された「江戸-東京シリーズ第2集84円10種」です。名称通り全10種類のデザインが施された切手があり、10枚を並べた切手シートとして発行されました。
発行数は130万シート(合計1300万枚)となっており、価格は1シートあたり840円です。
ちなみに同日には、こちらの切手とはデザインが異なる「江戸-東京シリーズ第2集63円10種」も発行されています。
江戸-東京シリーズ第2集84円切手(10種)とは
どんな切手?
「江戸-東京シリーズ」は2020年に発行が始まった特殊切手であり、デザインのコンセプトは「江戸・東京の風物を描く」というものになっています。
東京は江戸時代から現在に至るまでの長い歴史の中でさまざまな文化が生まれ、歴史的建造物や名物グルメなどが生み出されてきましたが、そんな江戸・東京の風物を切手で見て楽しめるというのが「江戸-東京シリーズ」のポイントです。
ちなみに、2020年に発行された「第1集」は東京・日本橋に見られる風物をデザイン化した切手が並びましたが、こちらの「第2集」は東京・浅草をテーマにさまざまな風物がデザイン化されています。
江戸-東京シリーズ第2集84円切手(10種)の特徴
すでに紹介したように、「江戸-東京シリーズ第2集」は、東京・浅草に見られる風物を取り入れたものとなっています。
63円切手のシートが「江戸切子」「天ぷらそば」「雷おこし」といった浅草の名物を中心にデザイン化しているのに対して、こちらの84円切手は浅草の名所にフォーカスしたものが多いという特徴があります。
63円切手のほうと同じく、柔らかいタッチでありながら同時に特徴をしっかりとらえたイラストが採用されており、「かっぱ橋道具街」「浅草花やしき」「雷門」「隅田川」などが描かれています。
隅田川は、川沿いの遊歩道が賑わう花見シーズンを描いたもので、前景にはらはらと花びらを散らせる桜の木が置かれ、遠景には東京のシンボルであるスカイツリーが見えるという構図になっています。
また「今戸焼発祥之地」を描いた切手は、前景にユーモラスな表情の招き猫を置いたイラストを採用しており、ほのぼのとしたムードの仕上がりになっています。
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