男子スピードスケート世界選手権記念切手とは?
男子スピードスケート世界選手権記念切手は1954年に発行された切手です。
額面は10円。切手は青色単色刷りで、スピードスケートをしている選手の図案が採用されています。
この切手自体の価値はプレミア品と分類されるものではありませんが、切り離しがされていない20面シートなど、状態によっては高価買取の対象となる場合があります。
男子スピードスケート世界選手権記念切手の歴史
1954年、世界男子スピードスケート選手権大会が行われました。
当初、この大会開催を記念する趣旨の切手発行は予定されておりませんでしたが、「日本で初めて開催されたスポーツ世界選手権」ということを考慮し急遽発行されることとなりました。
描かれているモデルなどについては明らかになっていませんが、スピードスケート特有のスピード感をリアルに描いています。
ちなみにこの世界選手権が行われたのは北海道札幌市にある円山公園で、ソ連(現在のロシア)のボリス・シルコフ選手が優勝を果たしました。
男子スピードスケート世界選手権記念切手の種類
男子スピードスケート世界選手権記念切手は額面、図案ともに1種類のみです。
世界選手権の開催日である1954年1月16日に合わせて発行するため、図案作成、印刷の準備が急ピッチで進められましたが、予定していた発行枚数より100万枚少ない200万枚での発行となりました。
特段「価値が高い」とされる切手ではありませんが、貴重な切手です。美品の場合は高価買取となる場合もあるため、早めに査定に出されることをおすすめします。
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