東京天文台創立75年記念切手とは?
東京天文台創設75年記念切手は1953年に発行された記念切手です。
額面は10円のみ。切手は青色単色刷りで、図案には「赤道儀ドームと星座」が採用されています。
天文台を題材にした記念切手にはこの「東京天文台創設75年切手」のほか、1949年発行の「緯度観測所創立50年記念切手」や、1960年発行の「東京天文台岡山天体物理観測所開所記念切手」などがあります
この切手の価値はやや高く、状態のいいものであれば高価買取も期待できます。
東京天文台創立75年記念切手の歴史
1878年に東京大学理学部の観象台として設立された「東京天文台」。
はじめは東京の麻布に設置されていましたが、都内は急速な近代化に伴い街の街灯が増加。天体観測がしにくくなってしまったことを理由に、三鷹市にて新しい天文台(現在の国立天文台)が建設されることとなりました。
ちなみにこの切手の図案に採用されている赤道儀ドームは1921年に完成したもので、1999年には観測、研究を終了。現在は一般公開されています。
東京天文台創立75年記念切手の種類
東京天文台創設75年記念切手は額面、図案ともに1種類のみです。
当初は大きな電波望遠鏡が図案の候補となっていましたが、一般の人々から馴染みにくいことなどから赤道儀ドームを採用し、北斗七星、北極星、カシオペア座が描かれています。
発行枚数は300万枚。とくに「希少」と分類される切手ではありませんが、切手愛好家たちからは「天文台シリーズ」と呼ばれ、一部では高い人気を誇ります。
美品とされる切手や切り離しがない20面シート切手であれば高価買取が見込めます。
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