日本赤十字社創立75年記念切手とは?
日本赤十字社創立75年記念切手は1952年に発行された切手です。
額面は5円と10円。5円には赤十字のマークと「ヤマユリ」が、10円切手には当時の看護師が描かれており、5円切手は赤一色単色刷り、10円切手は看護婦の腕章の十字架が赤色で印刷されています。
名称が似ている切手に「赤十字条約成立75年記念切手」がありますが、こちらは国際赤十字社の発足75年を記念して発行されたもの。
今回の切手は日本支社の創立75周年を記念し発行されたものとなります。
日本赤十字社創立75年記念切手の歴史
日本赤十字社の前身となる団体は1877年に設立された「博愛社」という救護団体です。1887年、日本が赤十字条約に加盟したことを受け、翌年「日本赤十字社」と改名しました。
ちなみ博愛社の創立者は大阪で医学を学んだ佐野常民氏です。彼はパリ万博で展示されていた赤十字社の展示を見て、同社の精神「敵味方関係なく救う」に感動したといいます。
そして西南戦争の最中、赤十字社のような団体を目指し博愛社を創立。日本赤十字社はこの博愛社の創立を「日本赤十字のはじまり」としています。
日本赤十字社創立75年記念切手の種類
冒頭でお伝えしたように、日本赤十字社創立75年記念切手は5円切手「赤十字マークとヤマユリ」と、10円切手「看護師」の2種類です。
看護師の図案を描いたのは画家の宮本三郎。モデルは当時の女優だったのでないかという噂が出回っていましたが、実際は赤十字社が提供した写真をもとにして描かれたもの、とされています。
発行部数はそれぞれ300万枚となりますが、希少価値が高いのは看護師の切手です。価値高騰の背景には「コレクター人気が高い」ということが考えられます。
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