万国郵便連合加入75年記念切手とは?
万国郵便連合加入75年記念切手は1952年に発行された切手です。額面は5円と10円。5円切手には南十字星が、10円切手には北斗七星が描かれており、5円切手は紫色の単色刷り、10円切手にはくすんだ青緑色の単色刷りとなっています。
名称が似ている切手に「万国郵便連合75年記念切手(通称「UPU75年記念切手」)がありますが、こちらは1949年に発行されたもので、連合発足75年を記念したもの。
今回取り上げている「万国郵便連合加入75年記念切手」は日本が同連盟に加入してから75年経過したことを記念し発行されたものとなっています。
万国郵便連合加入75年記念切手の歴史
1874年に発足された万国郵便連合、通称「UPU」。これにより、「固定料金に近い金額で国際郵便、国内郵便が同一の扱いを受けられる」といった国際基準が定められました。
日本はこのUPUの発足からわずか3年後に加入。これはアジア最速の加入となりました。なお第二次世界大戦中は一時的に脱退をしていましたが、終戦後の1948年に再加入を果たしました。
ちなみに、万国郵便連合加入記念切手は、75年記念以外にも、50年記念や100年記念の切手も発行されています。
万国郵便連合加入75年記念切手の種類
冒頭でお伝えしたように、万国郵便連合加入75年記念切手は額面が5円と10円、「南十字星」と「北斗七星」の図案が採用されています。
発行枚数はそれぞれ300万枚。総発行枚数は600万枚となるため、記念切手の数としてみると「少ない数字」とはいえませんが、10円切手のほうは希少価値が高い傾向にあります。
20面すべてが揃ったシート状切手、未使用品のペア切手であれば高価買取も期待できます。
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