平和条約調印記念切手とは?
平和条約調印記念切手は1951年に発行された切手です。
額面が2円、8円、24円の3種類で、切手の図案は「菊の花」と「日本国旗」の2種類です。
「平和条約調印記念切手」は平和条約の締結を記念して発行されました。のちに詳細をお伝えしますが、24円切手は価値が高騰しており、3種類すべて揃ったもの、またはシート状切手である場合高価買取が期待できます。
平和条約調印記念切手の歴史
平和条約は1951年の9月8日、アメリカのサンフランシスコにて締結されました。
日本では1945年の第二次世界大戦の終結をもって「終戦」としていますが、この平和条約をもって日本は正式に独立し、国際社会の復帰を進めることになります。
平和条約調印に臨んだのは当時の首相である吉田茂。日本とアメリカはこの条約と同時に日米安全保障条約を結んでいます。
平和条約調印記念切手の種類
平和条約調印記念切手は「菊の花」と日本の独立を意味する「日本国旗」、2種類の図案が採用されています。
なお、2円と24円は同じ菊の花が用いられており、2円切手が赤茶色単色刷り、24円切手が青緑色単色刷りで発行されました。
また、日本国旗がデザインされた8円切手は日の丸が赤、国旗周りに青色を用い、青と赤のコントラストが映えるものとなっています。
ちなみに、もっとも希少価値が高いのは24円切手です。2円と8円は500万枚の発行だったのに対し、24円切手は100万枚と圧倒的に少ない数での発行となりました。
それぞれ20面シートでの販売となりましたが、24円切手のシート状切手や3種揃えた未使用品などは高価買取が期待できます。
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