犬山こども博覧会記念切手とは?
犬山こども博覧会記念切手は、1949年に発行された記念切手です。
額面は5円で、デザイナーの日置勝駿が手がけた笑う男の子を描いた絵柄が採用されています。このデザインは、同日に発行された「こどもの日記念切手」と同一のものとなっています。
犬山こども博覧会記念切手の歴史
1949年5月5日、国民の祝日のひとつである「こどもの日」が公式に制定されました。
そのことを記念して、愛知県犬山町(現在の犬山市中心部)で「犬山こども博覧会」が開催され、多くの人が新しい祝日の制定を祝いました。
そんな中、博覧会の開催を記念して発行されたのが犬山こども博覧会記念切手です。10枚組の小型シートとして10万枚が発行されましたが、切手収集家の間ではそれほど評判が良くなかったようです。
というのも、同日に発行されたこどもの日記念切手とまったく同じデザインが使われており、10枚組の切手シートのため50円という当時としては高額になっていたことが理由として挙げられます。
ただし、現在では発行枚数が少なく希少性があるため、価値の高い記念切手のひとつとなっています。
犬山こども博覧会記念切手の種類
犬山こども博覧会記念切手は、額面5円の1種類のみです。
すでに紹介したように、デザイナー日置勝駿が絵柄を手がけたこどもの日記念切手をそのまま流用したものとなっています。
発行枚数が少なかったことから、現在はプレミア切手のひとつとされています。
こどもの日記念切手とまったく同じデザインなので見分けがつきにくいと思われるかもしれませんが、犬山こども博覧会記念切手は小型シートとして発行されているため、目打ちが存在しないので実は簡単に見分けることができます。
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