こどもの日記念切手とは?
こどもの日記念切手は、1949年の5月5日に発行された記念切手です。
国民の祝日のひとつである「こどもの日」が制定されたことに合わせて発行されたもので、楽しげに笑う男の子の絵柄がデザインされています。額面は5円です。
こどもの日記念切手の歴史
1948年、国会で「こどもの日」の制定に関する議論がスタート。
さまざまな調査・折衝を行う中で、昔から日本で男子の健やかな成長を祈念する「端午の節句」にあたる5月5日が妥当ではないかとの結果が出て、そのように決まりました。
そして翌年の1949年から「こどもの日」を国民の祝日とすることが制定されます。こどもの日記念切手は、そんな祝日の制定を記念して発行されたものです。
ちなみに、こどもの日記念切手の発行から7年後の1956年には、国際デーのひとつである「世界こどもの日」が制定されたことを記念して、「世界こどもの日制定記念切手」も発行されています。
こどもの日記念切手の種類
こどもの日記念切手は、額面5円の1種類のみです。額面を示す「500(00に下線)」のほかに、「こどもの日」「5月5日」などの記載があります。
また、多くの切手デザインを手がけた日置勝駿による、帽子をかぶった男の子が天真爛漫に笑う絵柄が採用されているのも特徴のひとつです。
子どもの健やかな成長を祈る祝日の記念切手としては、まことにピッタリな絵柄といえるでしょう。ちなみに、このデザインは同日に発行された犬山こども博覧会記念切手にも流用されています。
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