四国切手展記念切手とは?
四国切手展記念切手は、1948年に発行された切手です。
小型シートになっており、5円切手が2枚セットになっています。
こちらの切手は、切手本体の周りに大きく描かれた四国の地図が印象的で、一目で四国限定であることがわかる仕様になっています。
また、デザインは産業図案切手のひとつを流用したものとなっており、「目打ち」と呼ばれる点線状の穴、裏糊加工は施されていません。
四国切手展記念切手の歴史
戦後すぐ、東京で来場者数26万人を記録した「郵便切手を知る展覧会」を皮切りに、1947年以降、全国各地の百貨店などで地方切手展が開催されていました。
四国では、1948年11月に「四国切手展覧会」が開催されます。四国切手展記念切手は、この展覧会の開催を記念したものとして発行されました。
ちなみに、当時の発行枚数は15万枚だったとされています。
四国切手展記念切手の種類
四国切手展記念切手は1種類のみです。
冒頭でお伝えしたように、額面が5円の切手が2枚で1セットとなっています。図案に採用されている炭鉱夫は同年11月に「産業図案切手シリーズ」として発行されたものの流用です。
当時、切手展記念切手のためのオリジナルデザインが作られることはなかったため、過去に発行された切手の図案を使うということは珍しくなかったのですが、この四国切手展記念切手は産業図案切手とまったく同じ色で印刷されているので、「切り離してしまうと見分けがつきにくい」という特徴があります。
ちなみに、この切手は発行枚数が少ないということもあり、未使用品の美品であれば高価買取も期待できるでしょう。
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