【皇太子台湾訪問記念切手】
買取実績と情報をご紹介します!
皇太子台湾訪問記念切手の買取をご利用されたお客様の声
査定士より 皇太子台湾訪問記念切手の買取なら福ちゃんにおまかせください
弊社の切手買取、福ちゃんのホームページを見てご依頼いただいた、山梨県甲斐市のお客様宅へ出張買取にお伺いしました。切手はアルバムに収納されているものからバラの切手まで拝見いたしました。今回ご紹介するのはその中でも「皇太子台湾訪問記念切手」です。
1923年4月16日に発行された古い切手ですが、状態によってはバラ切手でも買取価格に期待が出来る切手です。1.5銭と3銭の2種類の額面が存在しており、お客様からお買取りした2種類は裏表とも美品でしたので、この日の相場よりお値段少しばかりですが頑張らせていただきました。また、切手アルバム以外も多数のお品物をまとめてお買取りさせていただいており、「一回の買取でスッキリしました」と喜んで頂け嬉しく思います。ご利用ありがとうございました。
皇太子台湾訪問記念切手とは
皇太子台湾訪問記念切手は、1923年(大正12年)4月16日に発行された記念切手です。裕仁皇太子(のちの昭和天皇)が台湾を訪問した記念に作られました。別名「台湾行啓記念切手」とも呼ばれています。
本来は1923年4月9日に発行される予定でしたが、大正天皇の容態が悪化したことから台湾への出発が延期となり、それにともなって発行日も変更されたという経緯があります。
そんな皇太子台湾訪問記念切手は、日本の出先官庁である台湾総督府でのみ発行されました。そのため、発行数は少なく、希少価値の高い切手といえます。
皇太子台湾訪問
記念切手の種類
皇太子台湾訪問記念切手には、1銭5厘と3銭の2種類があります。 図案は、いずれも台湾のほぼ中央にそびえる山「玉山」が採用されています。
当時、台湾は日本の占領下にありました。その間、玉山は「新高山」と名付けられており、有名な暗号電文「ニイタカヤマノボレ」はこの山の名前が由来です。また、富士山よりも標高が高いことから、「日本一高い山」としても知られていました。しかし、のちに明治天皇の命により改名され、以後「玉山」と呼ばれるようになったという経緯があります。
そんな玉山が描かれた皇太子台湾訪問記念切手ですが、1銭5厘は黄色、3銭は黒色で刷られているのも特徴です。当時の切手においてこれらの色が採用されるのは珍しく、コレクター間で高い人気を誇っています。
引っ越しを控えていたため家の荷物整理をしていた時に出てきた切手アルバムと、後は少しでもお金になるものを買取してもらいました。
切手アルバムは祖父の持ち物でしたが、もう集めないだろうから手放して少しでもお金にしたいというので見てもらったら、意外な値段で買取してもらえたので、家族全員で驚きました。古い切手なんて売れないだろうと思っていたので、売れるとわかってから祖父の趣味への見方も変わりましたね。(手放した後ですが…)不要な物も他に必要とされる方がいることでリサイクルになるし、今回の臨時収入は引っ越し代に少しでも役立てようと思います。ありがとうございました。