付け下げ買取店を
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福ちゃんでご満足いく買取を
付け下げは肩を中心に前後とも模様がすべて上向きになるように柄付けされている着物です。
格としては訪問着と小紋の中間となります。
略式礼服とされる社交用の着物で既婚・未婚の区別なく着用できることから福ちゃんにも査定の依頼が多い着物です。
作家物など価値のある付け下げはは相応の価格でお買取させていただきます。
査定は無料ですので、どのような付け下げでもお気軽にお問合せください。
買取実例
付け下げの買取価格に
自信あり!買取実例をご紹介します
記載されている買取価格について
記載している買取価格は過去の買取実績を元にした参考買取価格で、買取価格を保証するものでございません。お品物の状態、発行年度、付属品の有無、在庫状況、現在の相場などにより同名のお品物でも、実際の買取価格が大きく変動する場合がございますので予めご了承下さい。
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大阪府出張買取
買取日:2024/11/04
付け下げ
佐野正喜 器物文 鳥 唐草
金彩 ぼかし 作家物買取価格¥40,000
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兵庫県出張買取
買取日:2024/09/22
付け下げ
付下 寺西英樹 加賀友禅 加賀白山紬 袷 正絹 ブラック
買取価格¥8,000
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青森県出張買取
買取日:2024/08/25
付け下げ
付下 帯セット 「銀花仙」 花 ぼかし模様 銀通し
買取価格¥41,000
お客様の声
ご利用いただいたお客様から
お喜びの声が届いております
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査定士さんは着物業界に詳しい方でした
付け下げ最近は着物を着る機会がほとんどないので、思い切って家にあるものをすべて整理することにしました。ほかの着物は娘や友人にあげるなどして処分したのですが、和田先生の着物はきちんとした業者さんのところで整理したいと思い、福ちゃんに連絡いたしました。査定士さんは着物業界に詳しい方でしたし、着物の扱いも丁寧でとても安心しました。つけてもらった価格に関しても不満はありません。今後、着物以外のものを処分するときもお世話になりたいと思っているので、よろしくお願いします。
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着なくなってしまった着物がお小遣いになりました
付け下げ4着お稽古やお茶会などで着ていた付け下げをお願いしました。福ちゃんを知る前は自分で引き取り手を探していたのですが、「付け下げは訪問着に比べ着る機会がないから……」と言われてしまい、困っていたんです。買取屋さんでもダメだったら諦めようと思い電話したところオペレーターさんが「付け下げも査定させていただきます」と言ってくれたので、とても安心しました。値段がつかないことも想定していましたが、しっかりお値段もつけていただき、本当に感謝しています。
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高く売れてよかったです
付け下げ母から譲られた付け下げと帯ですが、自分ではあんまり着る機会がないのでもったいないなあと思っていたところ、夫が腕時計を売るというので、便乗して一緒に買取に出すことにしました。着物については全然詳しくなく、まあ古着だしそんなに高い値段にはならないのでは……と思っていたのですが、帯も込みで夫の腕時計よりも高く売れたのには驚きました。柄や状態が良くて、着丈が十分にあるというので高い値段を付けていただいたようですが、こんなことならもっと早くお願いしておけばよかったなと思いました。
査定可能な
着物をご紹介
付け下げ
とはどんな着物?
現在、和服は冠婚葬祭や成人式をはじめとする式典、また茶道や華道、俳句など日本古来の文化にふれる場で身につける着物として使用されています。
付け下げは、そんな和服の種類のひとつです。格付けでいえば、最上位は留袖(未成年の場合は振袖)、次が訪問着、そしてその次に付け下げが位置すると考えるとわかりやすいでしょう。
“フォーマル寄りのカジュアルな服”という位置づけであり、現代の洋服に照らし合わせるなら襟付きの派手すぎないワンピースといったところでしょうか。
肩肘の張らない趣味のお茶会、句会などに着ていく着物としてピッタリです。模様が入りますが、留袖や訪問着などと比べて控えめ。柄はすべて上向きになるようデザインされるという特徴があります。
付け下げの歴史
「ぜいたくは敵」というスローガンが街から彩りを奪い、生活からオシャレを奪い、国中を息苦しい状態にしていた太平洋戦争の頃。明るく華やかであるというだけでバッシングに遭う、そんな自粛ムードが蔓延していた時代に、「訪問着」がやり玉にあげられました。
訪問着は、「普段着で行くのはふさわしくないけれど留袖を着るほどではない」というレベルのお祝い事やパーティ、年賀の挨拶などで女性が身につける着物。高級デパートでショッピングをしたり、演劇やオペラを鑑賞したりといった場面でも活躍する“オシャレ着”です。
訪問着は襟元、背中、裾などに広く華やかな模様が描かれていることが特徴ですが、まさしくそのような模様で華やかに仕上げられているところに目をつけられ、「ぜいたく」にあたるとされました。
反物を縫い合わせて着物に仕上げるとき、縫い目の部分も模様が違和感なく繋がるようにしなければならないという点も、「手間がかかる=ぜいたく」といわれる理由になっていたようです。
付け下げは、そのような時代に新たに考案されたオシャレ着です。
国中から明るさや華やかさを奪い去ろうとしていた人々が、ギリギリで文句をいえないミニマルなデザインを基調としてつくられました。平和な時代と変わらず行われていたお祝いの席、あらたまった席で女性が身につけました。
オシャレが解禁された戦後も、現在に至るまで付け下げは使用され続けています。「パーティにお呼ばれしたけれど、訪問着はちょっと派手なので控えめなのが着たい」「ちょっぴりオシャレな普段着の和服が欲しい」そんなときに選ばれる着物となっています。
付け下げの価値とは?
数ある着物の種類の中でも、留袖や訪問着よりも格下とされていることから、どちらかといえばリーズナブルな価格帯に含まれる付け下げ。
たとえば、木々が満開の花をつけて咲き誇るさまを広々とデザインする、という留袖や訪問着とは異なり、図柄は質素で控えめ。また、製法はすでに模様が描かれた反物を裁断して縫い合わせるというもので、それほど手間がかかっていません。
留袖や訪問着の場合、縫い目をまたぐ広い模様を描くため、反物を裁断して仮縫いした段階で絵を描き、いったんバラバラにしてそれぞれ染めてからあらためて本縫いする、という手間のかかる作業が必要です。
縫い目を意識させない職人の技が発揮された見事な品は、高価買取の対象となります。
そういう意味では、付け下げは留袖、訪問着に比べると買取価格が低くなりがちですが、一方で、著名な作家が手がけた品や友禅染の品などは高価買取のチャンスがあります。
また、付け下げはカジュアルな普段着として着ることができる“オシャレ着”という位置づけであり、古着の需要が高いという点もポイントといえるでしょう。状態が良いものであればその分だけ「買い手がつきやすい=価値が高い」と判断されるので、付け下げの売却をお考えの方は保存に注意していただければと思います。
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