ブライトリングのトップタイムにおける歴史|どのような人に人気なの?
トップタイムは、ブライトリングの定番コレクション。
ブライトリングに新しい顧客を呼び込むきっかけとなった、重要な時計でもあります。
● ブライトリングのトップタイムを詳しく知りたい
● トップタイムにはどのような歴史があるのか
● ブライトリングはどのような人に人気なのか
など、ブライトリングのトップタイムを中心に、この記事でお話ししていきます。
トップタイムの人気モデルもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ブライトリングとは
ブライトリングは、1884年に創業した、スイスの高級時計ブランドです。
クロノグラフとタイマーの製造・開発に力を入れ、空・海・陸で活躍するプロのパイロットやスポーツ選手たちに支持されていました。
企業理念に「時計ではない。計器である」とあるように、視認性に優れた計器や機能性の高さにこだわった時計製造をしています。
1970年代後半のクオーツショックで困難な状況に陥るも、1984年にクロノマットを発表。このことは、時計業界を、機械式クロノグラフ復活に導くきっかけともいえるでしょう。
また、精密な計器類をデザインに落とし込む技も、ブライトリングの得意とするところです。初めからデザインとして計算されているかのような、緻密な美しさを感じられるでしょう。
トップタイムの歴史
トップタイムは、1964年に発表されたコレクションです。
実は、初めてトップタイムが発表されたのは1962年のことで、デザインを一新しての再発売でした。
ブライトリング3代目のウィリー・ブライトリングが、ベビーブーマー世代に目を付けての取り組みです。
新しい顧客を得るために若者をターゲットにしており、価格帯も低めに設定して販売を開始します。トップタイムは、それまでのブライトリングとは異なるアプローチにより、若者たちの間で大ヒットしました。
なお、当時のトップタイムは、タキメーター・パルスメーター・10進法などを含めた6つのバージョンを展開しています。
防水機能の付いたモデルには、モノコック機構を採用しました。
Ref. 810
1964年に発表されたRef. 810は、熟年をターゲットにしたトップタイムです。サブダイヤルが2つの若者向けとは趣向を変え、3つのサブダイヤルを搭載した優美なデザインに仕上げています。
1965年頃
映画『007 サンダーボール作戦』で、ジェームズ・ボンドが身に付けたトップタイムが、Ref. 2002です。実際の撮影で使用されたトップタイムは、その後オークションにかけられ、ブライトリングのヴィンテージモデルとして最高レベルを記録しました。
1969年頃
「ゾロ・ダイヤル」と呼ばれる、モードなデザインのモデルが発表されます。放射状にブラックとホワイトに色分けされた文字盤が、ユニークで印象的です。
このデザインは、トップタイムのリミテッド エディションに引き継がれています。
また、スクエア型のトップタイムも展開され、おしゃれに敏感な男性・女性からの人気を集めました。
1972年頃
ケースが43ミリと、ビッグサイズのトップタイムを発表。3つのサブダイヤル・インナータキメーター・アウターベゼルを搭載し、スポーティで都会的なデザインが特徴です。
トップタイムの人気モデル
ここからは、トップタイムで人気のモデルをご紹介します。
ブライトリングのトップタイムを購入するのに迷った際は、参考にしてくださると幸いです。
トップタイム トライアンフAB01764A1C1X1
イギリスのモーターサイクルブランド「トライアンフ」とのコラボレーションで誕生しました。
アイスブルーの文字盤に、サブダイヤル・インデックス・インナーベゼル・ベルトをブラックで統一ている点が、クールな印象を与えます。
自社開発製造のキャリバー01を搭載し、精度の高さが自慢です。
トップタイム デウスAB01765A1B1X1
オーストラリアのファッションブランド「デウス・エクス・マキナ」と共同デザインしたモデルです。
文字盤はブラック、3つのサブダイヤルとインデックスはホワイト。稲妻をモチーフにした、レッドのクロノグラフ針がユニークです。
キャリバー01を搭載しています。
トップタイム シボレーコルベットAB01761A1K1X1
「スティングレイ」と呼ばれるモデルで、1959年のレーシングモデルを原型として誕生しました。
文字盤には、深みのあるレッドを採用し、ブラックのサブダイヤルとホワイトのインデックスでおしゃれなデザインです。
キャリバー01を搭載しています。
ブライトリングはどのような人に人気なの?
ブライトリングは、ロレックスやオメガなどと比べると、見かける機会が多いとはいえません。
では、ブライトリングは、どのような人に人気があるのでしょうか?
ブライトリングを好む人は、以下のようなタイプが多い傾向です。
● 武骨なデザインを好む
● 高級時計が好き
● 機械や計器が好き
一つひとつ、見ていきましょう。
武骨なデザインを好む
ブライトリングはデザイン性の高い時計ですが、実用性を重視しているのが特徴です。そのため、比較的ごつごつした印象があり、武骨なデザインを好む人から支持される傾向があります。
高級時計が好き
ブライトリングは、すべての時計でクロノメーターを取得しており、時間もコストもかけているのが特徴です。そのため値段が高額で、ブライトリングといえば高級時計のイメージを多くの人が持っています。
また、高級な面だけでなく、最高峰の精度に魅力を感じている人も多い傾向です。
機械や計器が好き
ブライトリングの時計は、プロのパイロットやスポーツ選手などが使う機能を持つモデルを製造しています。フライトで使用する機能を搭載しているモデルもあり、機械や計器を好むような人に選ばれるデザインが特徴です。
まとめ
ブライトリングトップタイムは、かつて新たな顧客層を開拓するために誕生したモデルです。
現代においても、そのカジュアルなデザインと普段使いしやすい機能性で、多くの人々に愛されています。豊富なバリエーションの中から、きっとご自身にぴったりのモデルが見つかるでしょう。
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