グランドセイコーとオメガはどちらがいい?比較して決めたい
グランドセイコーとオメガの腕時計、どちらがいいか迷ったことはありませんか?
国産の最高峰であるグランドセイコー、対してスイスを代表する高級腕時計のオメガでは、迷うのも当たり前かもしれません。
グランドセイコーとオメガは、ともに世界的な高級時計として人気を博しています。
そこで今回は、グランドセイコーとオメガの魅力を、イメージ・デザイン・機能性・資産価値、4つの観点から徹底比較しました。
時計選びの参考に、ぜひご覧ください。
目次
歴史やブランドイメージを比較
グランドセイコーとオメガの歴史やブランドイメージをご紹介していきます。
歴史からブランドへの正しい知識を得て、さらにイメージを知ることでブランドへの思いが生まれてくるでしょう。
ぜひ、グランドセイコーとオメガの比較にお役立てください。
グランドセイコー
【歴史】
1960年に「初代グランドセイコー」が誕生し、グランドセイコーの歴史が始まります。
「初代グランドセイコー」は、国内で初めてのスイス・クロノメーター検査基準優秀級規格に準拠したモデルです。
グランドセイコーは、誕生当時より「世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる」ことを目指し、セイコーの最上級モデルの時計を製作するブランドでした。
1969年には世界初のクオーツ式腕時計を発表し、機械式時計の業界に「クオーツショック」を与えました。
グランドセイコーとして独立したブランドになったのは、2017年です。
その間、さらなる技術の向上により高性能・高精密な時計を輩出し、世界でも認められる存在へと成長していきます。
現在は、「グランドセイコースタジオ雫石」と「信州 時の匠工房」の2拠点で、ムーヴメントの開発から検査まですべてを担っています。
【イメージ】
グランドセイコーのイメージは、誠実や実直で派手さを抑えたイメージがあります。
目上の人からもよい印象をもってもらいやすいため、ビジネス用としては最適な時計です。
また、グランドセイコーは世界的な高級時計であり存在感があるにもかかわらず、嫌みを感じる人が少ない希少な時計ともいえるでしょう。
オメガ
【歴史】
オメガは1848年、ルイ・ブランによってスイスの村につくられた工房から始まります。
量産型キャリバーやミニッツリピーター腕時計などを開発し、時計業界に影響を与えていきました。
1894年に精度の高い量産ムーヴメントを開発。このムーヴメントに「オメガ」と名付けたことで、正式に時計ブランド「オメガ」として歩み出すのです。
オメガの時計は精度が高く、オリンピックのタイムキーパーを努めていたことでも知られています。
また、1999年に発表されたコーアクシャル機構によって、従来の時計よりもオーバーホールの期間が長くなり、時計の製造業界に大きな影響を与えました。
ほかにも15000ガウス以上の耐磁性をもつムーヴメントを開発したり、6000メートルの防水性をもつコレクションを発表したり、時計の進化をけん引し続けています。
【イメージ】
オメガは、品質も性能も高いイメージがあります。
その理由は、NASA(アメリカ航空宇宙局)によるアポロ計画のテストに合格した唯一の時計であり、またオリンピックの公式時計に採用された実績によるものです。
同時に、月面着陸やアポロ13号の奇跡などのストーリーが影響し、夢やロマンを感じる人も多いでしょう。
また、映画「007」シリーズでジェームズ・ボンドが身に付けたことで、オメガのシーマスターは「カッコいい」「アクティブ」「強い」といった、ジェームズ・ボンドのイメージと結びつき、人気が高まりました。
デザインや機能性を比較
グランドセイコーとオメガのデザインや機能性について、比較してみましょう。
両者とも独自のスタイルをもつブランドですので、それぞれのデザインと機能性を読み比べていただけると幸いです。
グランドセイコー
グランドセイコーの時計は、日本の自然や季節の移ろいからインスピレーションを受けたデザインが特徴的です。
「セイコースタイル」という独自のルールを設けており、光と影、直線と平面を意識した日本らしい美学に基づいてデザインされています。
また、グランドセイコーは機能性においても、世界的評価が高いのが特徴です。
ムーヴメントは3つあります。世界最高峰の機械式、高精度のスプリングドライブ、手作業で組み上げるクオーツのどれもが、グランドセイコーの技術を集結して開発されました。
オメガ
オメガは、スピードマスターやシーマスターなどのスポーツタイプのデザインが人気です。
オリンピックやスポーツ競技の公式時計に採用されてきた実績や、月面着陸を果たしたことから、デザインもスポーツタイプを多く展開しています。
デビルやコンステレーションなどのドレスタイプは、落ち着いたデザインが多く、オンもオフも兼用できるのが魅力です。
また、シーンによってスポーツタイプとドレスタイプの時計を使い分けて、デザインの違いを堪能するのもよいでしょう。
コーアクシャル機構や耐磁性、防水性などの機能面において、世界的に評価されているのも特徴です。
資産価値を比較
グランドセイコーとオメガの資産価値を比較してみましょう。
両者とも、世界中で多くの需要のある時計ですが、どちらの方が資産価値があるのでしょうか?
さっそく、それぞれの資産価値を見ていきます。
グランドセイコー
時計の資産価値は海外ブランドに目が行きがちですが、グランドセイコーの資産価値も高いといえます。
ロレックスのように定価を大きく上回ることは、今の時点ではありませんが、今後は資産価値が上向きになる可能性も少なくありません。
なぜなら、以下のような理由があるからです。
- ・ブランディングに成功
- ・ジュネーブ時計グランプリにて受賞
グランドセイコーは、セイコーから独立したことでブランディングに成功しています。
同時に価格改定や量販店での値引きをしないなど、高級化へのかじ取りを実施。ラグジュアリーブランドとしての地位を確立しました。
また、2021年度ジュネーブ時計グランプリ「メンズウオッチ」部門賞を受賞したことも、資産価値に影響するでしょう。
受賞したモデルは、「シラカバ」と呼ばれるSLGH005で、現在(2024年1月時点)も高値で取引されています。
以上から、グランドセイコーの資産価値は、今後大きな可能性が期待できるといえるでしょう。
オメガ
オメガはロレックスに次ぐラグジュアリーブランドの1つでもあり、資産価値は高いといえるでしょう。
現時点では、グランドセイコーよりもオメガの方が、知名度において高いのが一般的な見方です。
グランドセイコーと同様に、ロレックスのような高値での取引は見られませんが、スピードマスターやシーマスターに資産価値の高いモデルが多く見られます。
グランドセイコーとオメガの買取について
グランドセイコーとオメガ。
世界中の愛好家を魅了する名門ブランドは、単なる腕時計を超えて、確かな資産価値を持つ存在です。精緻な技術、洗練されたデザイン、そして時代を超えた普遍的な魅力は、中古市場でも安定した人気を誇り、高額買取につながるケースも少なくありません。
グランドセイコーもオメガも、資産価値のあるブランドです。
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