査定士の買取レポート
【ロイヤルコペンハーゲン】フローラダニカ プレートを買取いたしました
- 大阪府
- 70歳代
- 女性
【ロイヤルコペンハーゲン】フローラダニカ プレート 25cm
今回は大阪府高槻市に出張し、デンマークの高級食器ブランド「ロイヤルコペンハーゲン」のプレートを1点、査定させていただきました。
ロイヤルコペンハーゲンといえば、洋食器ブランドを代表する存在であると言っても過言ではなく、世界的に有名であり、多くの人に愛される名シリーズが多数あります。その中でも、特に今回は『フローラダニカ』のプレートを見せていただくということを事前にお伺いしていたので、おのずと期待感が高まります。『フローラダニカ』は人気シリーズのひとつであり、1点ずつ職人の手で繊細なハンドペイントが施されたデザイン性の高さが特徴です。
ご依頼主は、70代の奥様。いただき物のプレートを売却したいとのことでご依頼を受けました。傷などはない綺麗な状態だとおっしゃっていたとのことで、その点でも期待しつつお伺いさせていただきました。
【帝国議会議事堂竣工】 記念切手を買取いたしました
- 大阪府
- 60歳代
- 男性
【帝国議会議事堂竣工】 記念切手 50面シート 2種
今回お買取したお品物は「帝国議会議事堂竣工記念切手」です。切り離しが一切ない状態を2種類お譲りいただきました。こちらの切手は、現在の「国会議事堂」が完成した1936年11月に発行されました。額面は1.5銭、3銭、6銭、10銭の4種類、緑・紫・赤・青の単色刷りとなっています。
今回、依頼主から「帝国議会議事堂竣工記念切手は売れないですよね?」とお問い合わせをいただきました。実はこの切手、発行枚数が多いことや残存数が多いことからネット上では「値段が付きにくい」「プレミアでない」と紹介されていることもあるのです。
しかし、切手の状態によっては高価買取が可能になるケースもあるため、実物を査定させていただくことになりました。依頼主のご要望は「値段を知りたい」「需要があるなら手放したい」ということだったため、他店に負けない値段、丁寧な対応を心がけて査定に臨みました。
【中国切手】黄山風景シリーズを買取いたしました
- 愛知県
- 70歳代
- 男性
【黄山風景シリーズ】特57 16種完
今回、査定させていただいたのは中国切手です。中国切手といえば、切手の世界で指折りの価値を誇る『赤猿』をはじめ高価買取が期待できるお品物が多数ありますが、今回の切手は『黄山風景シリーズ』と呼ばれる一連の特殊切手です。
中華人民共和国の東部に位置する安徽省にある「黄山(こうざん)」という地域の風景を絵柄に採用したもので、水墨画風のタッチで描かれ、美しく彩色されている点が特徴として挙げられます。
ご依頼主は、70代の男性。コレクションの一部を処分したいとのことで、出張査定のご依頼を受けました。今回、買取業者に査定を依頼するのは初めてということだったので、査定の流れから丁寧に説明しつつ、しっかり進めていくことを心がけました。
【松枝玉記】反物を買取いたしました
- 大阪府
- 50歳代
- 男性
松枝玉記 反物
今回、査定させていただいたのは反物です。福ちゃんでは、お着物として仕上がっているものだけでなく、反物の査定買取も行っています。今回のご依頼主は「反物なんですが大丈夫でしょうか」と不安をお持ちだったようですが、喜んで出張査定に向かわせていただきました。
「家に昔からある反物で、価値があるか分からない」とのことでしたが、付属している紙に「久留米絣」「重要無形文化財・技術保持者 松枝玉記作」と書いてあるという情報をお聞きし、これは高価買取が期待できると胸をふくらませつつ、査定に向かいました。ご依頼主は、大阪府堺市にお住まいの50代の男性です。買取業者のサービスを利用するのは今回が初めてということでしたので、丁寧な説明と査定を心がけました。
二代目【由水十久】訪問着を買取いたしました
- 愛知県
- 40歳代
- 女性
二代目【由水十久】訪問着
今回は、着物の査定をお願いしたいというご依頼を受け、愛知県名古屋市に出張査定をさせていただきました。見させていただいたのは、二代目由水十久氏が手がける加賀友禅の訪問着です。
二代目由水十久氏は、1978年に石川県の指定無形文化財・加賀友禅技術保持者に認定されるなどして活躍した初代由水十久のスピリットを受け継ぎ、上質な加賀友禅の着物を手がけている作家です。今回ご依頼をいただいたのは40代の女性。お母様が遺された着物を見てもらいたいとのお話でした。生前のお母様から二代目由水十久の着物であることは聞いていたものの、ご自身はあまり着物には詳しくないとのことだったので、丁寧に説明することを心がけました。
【北村武資】の袋帯を買取いたしました
- 神奈川県
- 50歳代
- 女性
北村武資の袋帯
今回お買取したお品物は正絹の袋帯です。袋帯は着物に合わせる帯の中では「一番格式が高い帯」とされており、結婚式や成人式など式典の際に着用されます。そして今回ポイントとなるのが作者・北村武資氏です。北村武資は「復元不可」とされてきた織技法『羅』、『経錦』を完全再現させました。彼の手によって復活した二つの技法は、どちらも重要無形文化財として指定されています。北村武資が手がける織物の特徴は「繊細かつ雅」。繊細で奥ゆかしい、といった表現がふさわしい作品ばかりです。
ちなみに『羅』は中国で発掘された「長沙馬王堆漢墓」に含まれていた絹織物の写真から、そして『経錦』は奈良時代に途絶えた唐の織物を再現したもの。古代中国の織物が持つ華やかさと、北村氏が持つ「和の美しさ」が見事に融合されており、見る者の心を魅了します。
今回、依頼主から「帯の査定をしてほしい」というご依頼をいただき、出張買取をさせていただくことになりました。依頼主の方は「あまり着物に詳しくない」ということだったので、その点もしっかりご説明することを心がけました。
【ハローキティ】着物・帯・羽織の3点セットを買取いたしました
- 東京都
- 50歳代
- 女性
【ハローキティ】着物・帯・羽織の3点セット
今回お買取したお品物は着物、帯、羽織です。
リボンがトレードマークの人気キャラクター「ハローキティ」の柄が大変可愛らしい商品となっております。
ちなみに、『ハローキティ』はサンリオ社のオリジナルキャラクターです。初登場は1974年。現在では100ヶ国以上でグッズが販売されており、各企業、ブランドとのコラボレーションも多く見受けられます。
また、熱狂的なファンが多いことでも知られているキティちゃん。「キティラー」と呼ばれるハローキティ愛好者の中には、海外の有名人も多数存在するといわれています。
今回、依頼主から「キティちゃんの着物を査定してほしい」とご連絡いただき、ご自宅にお伺いすることに。「査定結果によっては即日買取も検討している」とのことだったため、当店の精一杯の価格をお出しすること、そして「丁寧」かつ「安心」な対応を心がけました。
【アンティーク振袖】を買取いたしました
- 大阪府
- 60歳代
- 女性
アンティーク振袖
今回お買取したお品物はアンティークの振袖です。振袖は未婚の第一礼装とされている着物で、成人式、結婚式の参列など式典の際に着用されます。
特徴は「袖」。足元まである長い袖には華やかな絵柄がつけられます。なお、今回のお着物はアンティーク品です。「アンティーク」とは骨董の意を持ち、100年前後の質のいいもの、美術的価値が高いものをさします。今回の振袖は刺繍が入っており、青を基調としたお色味が大変豪華なものでした。
今回依頼主から「古い振袖があるので査定してほしい」とご連絡をいただき、出張査定をさせていただくことに。値段を確認してから売却を検討したい、ということでしたので、丁寧な査定と他店に負けないお値段を意識して査定に臨みました。
【郡上紬】を買取いたしました
- 愛知県
- 60歳代
- 女性
郡上紬着物
今回のお品物は、岐阜県郡上市で生産されている着物『郡上紬』です。縦縞と横縞が格子状になっているものが代表的なデザインとされており、染色に使われるのはすべて地元の天然植物という特徴を持っています。
そして何よりあたたかくて、柔らかいのがポイント。着心地がよく、「ずっと着ていたい」と思わせてくれるのが郡上紬の最大の特徴です。
そんな郡上紬ですが、近年は伝統継承者が減少していること、すでに廃業してしまった作り手が多いことから生産数が減少しているといいます。今回、依頼主から「紬の査定をお願いしたい」とご依頼をいただき、出張査定をさせていただくことになりました。買取業者を利用するのは初めてということでしたので、わかりやすい説明、納得のいく買取を意識して査定に臨みました。
人間国宝【平良敏子】が仕立てた反物を買取いたしました
- 大阪府
- 50歳代
- 男性
反物(芭蕉布)
今回のお品物は芭蕉布の反物です。反物とは、小紋や紬、浴衣などを仕立てるための布のことをさします。ポイントはその素材。『芭蕉布』は、沖縄県大宜味村(おおぎみむら)の喜如嘉(きじょか)で生産される織物で、すべて手作業で作られていること、生産数が限られていることから「幻の布」とも呼ばれています。1974年には重要無形文化財に指定され、「喜如嘉の芭蕉布」が広く認知されるようになりました。さらに注目すべき点は、今回の反物を仕上げたのが重要無形文化財「芭蕉布」の保持者・平良敏子氏であるということ。
彼女は芭蕉布の伝承者の育成、雇用に力を入れているほか、世界に芭蕉布を広めるための活動行っています。このたび、依頼主から「反物の査定をお願いしたい」とご連絡をいただき、出張査定をさせていただくことに。「母の遺品である」「価値を知りたい」とおっしゃっていたことから、真心を込め、丁寧な説明を心がけました。