【千總】振袖 を買取いたしました
- 東京都
- 60歳代
- 女性
【千總】振袖
今回は「千總(ちそう)」の振袖をお買取しました。千總は460年以上の歴史を持つ老舗着物店です。宮内省御用達ブランドとしても知られている千總の着物はまさに「高嶺の花」であり、七五三や成人式など一生に一度のお祝いの場に選ばれることが多いといわれています。ちなみに振袖は足元まである長い袖が特徴で、主に成人式や結婚式への参列などで着用されます。未婚女性の第一礼装とされており、着用できる期間、場所はそう多くありません。
今回のお品物は深いグリーンを基調としており、日本の秋を感じさせてくれるデザインがポイントとなっていました。このたび、依頼主の方から「もう着る人がいないから買い取ってほしい」とご連絡をいただき、出張査定をさせていただくことに。「買取は初めて」ということだったため、福ちゃんにしかできない丁寧で安心な買取を目指し伺わせていただきました。
今回お買取の着物について
今回は東京都にお住まいのお客様より出張買取のご依頼を受け、着物の査定をさせていただきました。
お品物は、460年以上もの歴史を持つ老舗「千總」の振袖です。上質な京友禅の着物を手がけているメーカーとして知られており、着物ファンにとってはまさしく“高嶺の花”というべき存在です。
今回見させていただいたお品物は、着用する人を選ぶ控えめなデザインであること、また購入された時期が50年以上前ということがややマイナスとなりましたが、状態はおおむね良好であったため、結果的にはお客様にご満足いただける金額を提示することができました。
着物の入手経緯・買取に出されたきっかけについて
今回見させていただいた「千總」の振袖は、約50年前にお客様のご両親が購入されたものなのだそうです。「いちばん上の姉が成人式を迎えるときに仕立てたんです」と、その来歴について語ってくださいました。
お客様ご自身は三姉妹の末っ子とのことで、いちばん上のお姉様、その次のお姉様が着用された後、3人目として受け継がれ、成人式などで着用したそうです。
お客様が結婚され、振袖を着ることがなくなった後も大切に保管されていたそうで、定期的に虫干しをするなどのお手入れは欠かさなかったそうです。
そのため良好な状態が保たれていましたが……。
「でも結局、今の若い人たちは古い振袖よりも新しい綺麗なのをレンタルするほうが良いのよね」とお客様が語っていた通り、「千總」の振袖は娘さんの代までは受け継がれなかったそうです。
そのような事情もあり、買取に出すことにされたのだそうです。
「福ちゃん」を選んでいただいた理由について
着物の買取業者が数ある中で「福ちゃん」を選んでいただいた理由についてお伺いしたところ、「仲のいい方に教えてもらったんです」とのことでした。
当社のサービスを活用してブランド品や宝石を処分したお友達がいらっしゃったそうで、「対応の良い業者だった」と紹介していただいたのだそうです。
「福ちゃん」の着物買取をご利用になられてのご意見とご感想
実際に「福ちゃん」の買取サービスをご利用になられたうえでのご感想などお伺いしたところ、「査定士さんがきちんと説明してくれたのでちゃんと納得して手放すことができました」とのお言葉をいただきました。
「柄が地味なのでちょっと値が下がると言われましたけど、よくよく話を聞けば納得の理由でした」ともおっしゃっていました。「誠実な業者さんだと分かったので、次回も何かあったらお願いしますね」とのお言葉もいただいています。
このたびは、福ちゃんをご利用いただきありがとうございました。
福ちゃんでは、丁寧な査定を心がけております。売りたい・譲りたいお品物があるという方はぜひご相談だけでもお待ちしております。