ローゼンタールの人気シリーズについて
ドイツ発の高級食器ブランドであるローゼンタールは、1879年の創業以来、デザインにこだわった上質な食器の数々を生み出しており、世界各国から有名デザイナーを招き、それぞれの時代で斬新なシリーズを生み出してきた歴史があります。ここでは、そんな中でも特に世界的に高い知名度と人気を誇るシリーズを紹介します。
いずれも高価買取が期待できるシリーズです。
魔笛
デンマーク出身のデザイナーであるビョルン・ウィンブラッドによる「魔笛」は、天才作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが手がけたオペラ『魔笛』にインスパイアされたシリーズです。
美しい白磁をベースに、オペラ『魔笛』の世界観を緻密に刻みつけたレリーフ、『魔笛』の歌詞を装飾として取り入れた裏面など、どこを眺めても心楽しく鑑賞できる斬新なデザインのシリーズとなっています。
オペラの衣装デザインも手掛けていたウィンブラッドならではのデザインといえるでしょう。ホワイト一色の食器以外にも、華やかな金彩が施された食器もあります。
そのオリジナリティの高さは世界的に高く評価されており、食器ブランドの世界では“史上最高峰のデザイン”としてたたえられています。
スオミ
1980年にiFデザイン賞を受賞したローゼンタールの「スオミ」シリーズ。「スオミ(Suomi)」とはもともと「フィンランド」を意味する言葉で、フィンランド出身のティモ・サルバネヴァがデザインを担当し、命名も行いました。
そんな「スオミ」シリーズの最大の特徴は、全体的に丸みを帯びたフォルム。凝った装飾が排されていることもあり、その優しげなフォルムが強く印象に残ります。
デザイナーの意図は、海辺や川辺の石が水の流れによって優しく削られてカドが取れ、丸くなっていくという自然の現象をデザインに取り入れることだったとされています。そのまろやかな雰囲気が、食卓をホッと落ち着くムードにしてくれる名シリーズで、世界中で多くの人に愛好されています。
ランドスケープ
スペイン出身のパトリシア・ウルキオラがデザインを担当した「ランドスケープ」は、2003年にインテリア・デザイン雑誌『エル・デコ』によって「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたウルキオラならではの独特のデザインが特徴的なシリーズです。
ホワイト一色に独特のレリーフをほどこしているのが特徴で、ウルキオラは「感覚でとらえてほしい」という意図でやや不思議な印象を与えるデザインに仕上げています。
唯一無二のスタイリッシュな雰囲気を楽しめる食器ということで、高い人気を誇ります。
ローゼンタール買取なら福ちゃんへ
今回はローゼンタールの人気シリーズ、『魔笛』『スオミ』『ランドスケープ』について紹介させていただきました。
ドイツ発の高級食器ブランドであるローゼンタール。
1879年の創業以来、デザインにこだわった上質な食器の数々を生み出してきた歴史があります。
今回のコラムで紹介させていただいた3つのシリーズは、そんなローゼンタールの中でも高い人気を誇ることで有名です。付属品の有無や食器の状態などにもよりますが、高価買取を期待できるシリーズとして覚えておいて損はありません。
もし、ローゼンタールを売却して現金化されたいとお考えでしたら、買取サービスの利用を検討してみることをオススメいたします。
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