ロイヤルコペンハーゲンの人気シリーズについて
ヨーロッパの高級食器ブランドを代表する存在であるロイヤルコペンハーゲンは、1775年に創立されて以来、世界中で愛されるさまざまなシリーズを生み出してきた歴史があります。ここでは、そんな中で特に高い人気を誇るシリーズを紹介します。いずれも高価買取が期待できるシリーズです。
フローラ・ダニカ
「フローラ・ダニカ(Flora Danica)」は「デンマークの花」と訳されることが多く、それは誤りではありませんが、ロイヤルコペンハーゲンの「フローラ・ダニカ」の由来は、正確には1761年に発刊された植物図鑑の名前です。
ロイヤルコペンハーゲンでは、その植物図鑑に掲載されている3000種類の草花をモチーフに、多彩な食器を生み出しています。
1点ずつ異なるデザインになっているのがポイントで、繊細な絵付けやシンプルながらも品格の高さをうかがわせる装飾も特徴として挙げられます。
ロイヤルコペンハーゲンにおける最高級シリーズとして知られています。
ブルーフラワー
1780年に発表された「ブルーフラワー」は、澄みきった美しさをたたえる白磁をベースに、文字通りブルーで描かれた草花のデザインを施しているシリーズです。
特筆すべきは、青の濃淡のみで草花を表現していること。水彩画のようなやわらかさが、品格の高さを際立たせているのが特徴といえます。
また、深みのある独特のブルーは「コペンハーゲン・ブルー」と呼ばれており、世界中の人々を魅了しています。また、デザインのパターンが「プレイン」「カーブ」「アンギュラー」という3種類に分かれているのもポイントとして挙げられます。
ちなみに、「ブルーフラワー」は現在、廃盤となっていることもあり、高い希少価値を誇っているのもポイントといえるでしょう。
イヤープレート
ロイヤルコペンハーゲンの「イヤープレート」は、毎年それぞれ異なるデザインが施されたプレートです。
1908年に出た初年版のイヤープレートは、慈愛に満ちた表情の聖母マリアを描いたものでした。その後、ロイヤルコペンハーゲンの“母国”であるデンマークの冬景色を描いたプレート(1909年版)や、デンマークの首都コペンハーゲンにあるフレデリック教会の尖塔を描いたプレート(1913年版)など、時代ごとに一流のデザイナーを迎え、1年に1種類ずつのプレートを製造しています。
ちなみに、ロイヤルコペンハーゲンでは、「イヤープレート」の型をその年のうちに壊してしまうため、同じデザインのプレートは二度と生まれません。そのこともあり、特に古い年代の「イヤープレート」は高い価値を持ちます。
ロイヤルコペンハーゲン買取なら福ちゃんへ
今回はロイヤルコペンハーゲンの人気シリーズ、『フローラ・ダニカ』『ブルーフラワー』『イヤープレート』について紹介させていただきました。
ヨーロッパの高級食器ブランドを代表する存在であるロイヤルコペンハーゲン。
そんなロイヤルコペンハーゲンの中でも、今回取り上げたシリーズは高い人気を誇ります。食器の状態や付属品の有無などにもよりますが、高価買取を期待できるシリーズです。
処分を検討されている方は一度、買取サービスの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
ロイヤルコペンハーゲン買取のことなら、福ちゃんにお任せください。
今回の3シリーズ以外でも、喜んでロイヤルコペンハーゲンの買取査定をさせていただきます。
食器1点からでも、お気軽にご相談ください。