リーデルの人気シリーズについて
1756年の創業から現在に至るまで、「ワイングラスといえばリーデル」といわれるほどのブランドとして高い人気を誇るリーデルは、その長い歴史の中で多くの人気シリーズを生み出してきました。
今回の記事では、そんなリーデルの中でも特に高い知名度を誇る「代表的なシリーズ」を紹介します。
いずれも、高価買取が期待できるシリーズです。
ソムリエ
現在では、ワインの原料となるブドウの品種ごとにボウルの形状が異なるグラスを使用することが一般的になっていますが、そのさきがけとなったのはリーデルの「ソムリエ」シリーズです。
1973年に発表されたソムリエの原点になったのは、リーデル家の第9代当主クラウス・リーデルが生み出した「ブルゴーニュ・グラン・クリュ」というワイングラスでした。
ブルゴーニュ産のブドウを原料としたワインの専用グラスとして1958年に作成されたもので、当時たいへん話題を呼んだものでした。その後、クラウスはチームを組んでさらなる研究を重ね、1073年に「ソムリエ」として発表されました。
装飾性を排したシンプルなデザイン、ひとつひとつハンドメイドで丁寧に作られる完成度の高さが特徴として挙げられます。
ヴィノム
ハンドメイドのワイングラスシリーズとして販売されていた「ソムリエ」が築き上げた機能性の高さを継承し、より安価で多くの人が使用できるマシンメイドのワイングラスシリーズとして登場したのが「ヴィノム」シリーズです。
「ソムリエ」は装飾を可能な限りそぎ落としたシンプルなデザインが特徴ですが、ヴィノムもまたそのスピリットを受け継ぎ、シンプルながらも各ブドウの品種に適した多彩なラインナップを持つワイングラスとして作成されています。
最初に発表された1986年から現在に至るまで、手軽に本格ワインを楽しめるグラスとして世界中で愛好されています。
ヴィティス
ラテン語で「生命の木」を意味する「ヴィティス(Vitis)」は、そこから転じて「ブドウの木」を意味する単語として使われています。その名前を冠したリーデルの「ヴィティス」シリーズは、「ソムリエ」や「ヴィノム」と同じく、ブドウの品種ごとにさまざまな種類の製品が存在しています。
また、「ヴィティス」ならではの特徴として、リーデルが生み出した数々のワイングラスの中でも特に背が高いという特徴があります。ステム(脚)がすっきりと長く、凛とした品格のあるたたずまいをたたえているのが特徴であり、「ヴィティス」が愛される理由でもあります。
ちなみに、こちらも「ヴィノム」と同じくマシンメイドのワイングラスとして製造されているのが特徴です。
リーデル買取なら福ちゃんへ
今回はリーデルの人気シリーズ、『ソムリエ』『ヴィノム』『ヴィティス』について紹介させていただきました。
「ワイングラスといえばリーデル」といわれるほど、高級グラスブランドとして有名なリーデル。
そんなリーデルのグラス中でも、今回お伝えしたシリーズは特に高い人気を得ています。中古でも需要が高いことから、買取市場で高価買取を期待できるグラスです。対象のグラスを眠らせたままにしている方は、ご売却を一度検討してみるのも一案です。
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