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  • 2025.02.06

I.W.ハーパーにはどのような種類がある?オススメの飲み方もご紹介

I.W.ハーパー」は、アメリカのケンタッキー州で製造されている、バーボンウイスキーです。

I.W.ハーパーの大きな特徴は、ほかのバーボンウイスキーと比べて、原料に使用するトウモロコシの比率が高い点です。

この比率の高さによって、やわらかな甘みとスムースな口当たりを実現しています。

本記事では、I.W.ハーパーの概要や種類、オススメの飲み方をご紹介していきます。

I.W.ハーパーとは

I.W.ハーパーとは

I.W.ハーパーは1877年に誕生した、アメリカのケンタッキー州で製造されるバーボンウイスキーです。

味わい

I.W.ハーパーの大きな特徴は、原料におけるトウモロコシの比率が高いことです。

というのも、バーボンウイスキーは、アメリカの法律で「原料の半分以上にトウモロコシを使用すること」と定義されています。

これに対して、I.W.ハーパーが原料に使用しているトウモロコシの比率は86%で、ほかのバーボンウイスキーと比べて高いのが特徴です。

この比率の高さが、スムースですっきりした味わいを生み出しています。

受賞歴

I.W.ハーパーは、1885年にニューオーリンズの万国博覧会で金賞を受賞。これをきっかけに、品質の高さが広く知られるようになりました。

その後もさまざまな博覧会で金賞を受賞したため、I.W.ハーパーは「ゴールドメダル」と呼ばれるようになりました。

I.W.ハーパーの種類

I.W.ハーパーの種類

I.W.ハーパーの主な銘柄として、以下が挙げられます。

・I.W.ハーパー ゴールドメダル
・I.W.ハーパー 12年
・I.W.ハーパー 15年
・I.W.ハーパー 101
・I.W.ハーパー プレジデントリザーブ

それぞれの販売状況や味わいを見ていきましょう。

I.W.ハーパー ゴールドメダル

I.W.ハーパーにはどのような種類がある?オススメの飲み方もご紹介

I.W.ハーパーの定番銘柄で、もっとも手に入りやすい流通量と価格を実現しています。

華やかな香りや、スムースな口当たりが特徴です。

ボトルラベルには、国際的な博覧会で獲得した5つのゴールドメダルが描かれています。

I.W.ハーパー 12年

I.W.ハーパーにはどのような種類がある?オススメの飲み方もご紹介

独特なデキャンタボトルに詰められた、12年熟成のプレミアムバーボンです。1961年に発売されました。

かつてバーボンウイスキーは、「熟成期間は4~6年が最良で、長期熟成には意味がない」と考えられていた時代がありました。

そのようななか、世界初の12年熟成プレミアムバーボンとして「I.W.ハーパー 12年」が誕生。

淡い色合いでありながらも奥深い味わいを持っており、それまでの通説をくつがえすバーボンとして注目されました。

2022年に1度終売となりましたが、2024年に販売が再開されています。

I.W.ハーパー 15年

15年熟成のバーボンウイスキーです。

日本には上陸していないため、手に入れるには並行輸入品を購入するしかありません。

I.W.ハーパー 12年」と比べて熟成感がさらに増しており、甘みのなかに複雑な奥行きを感じられます。

I.W.ハーパー 101

かつて日本限定で販売され、惜しまれつつも終売となった銘柄です。

スパイシーでパワフルな香りや味わいが特徴です。

定番銘柄の「I.W.ハーパー ゴールドメダル」とは打って変わった、バーボンらしい香味に仕上がっています。

I.W.ハーパー プレジデントリザーブ

I.W.ハーパーにはどのような種類がある?オススメの飲み方もご紹介

ジョージ・ワシントン氏がアメリカの初代大統領に就任した1789年は、バーボンウイスキーの製造が始まった年としても知られています。

I.W.ハーパー プレジデントリザーブ」は、それらの200周年を記念し、1989年に発売された銘柄です。現在は終売となっています。

「I.W.ハーパー 15年」を超える、ブランドの最高級銘柄とされています。

I.W.ハーパーの飲み方

I.W.ハーパーの飲み方

I.W.ハーパーのオススメの飲み方は、以下の2つです。

・ハーパーソーダ
・ハーパージュレップ

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ハーパーソーダ

いわゆるハイボールのことで、I.W.ハーパーと炭酸水を「1:4」の比率で合わせた飲み方です。

ハイボールにすることで、I.W.ハーパーの軽やかな味わいが、より華やぐといわれています。

作り方は、氷をグラスいっぱいに入れたら、I.W.ハーパーと炭酸水を注ぎます。最後に軽くマドラーで混ぜれば完成です。

ハーパージュレップ

ハーパージュレップは、I.W.ハーパーとガムシロップ、ミントを合わせる飲み方です。

I.W.ハーパーが提案するウイスキーの新しい楽しみ方で、飲みやすさと爽快感が魅力。ウイスキーを飲みなれていない方でも、挑戦しやすいでしょう。

具体的な作り方は、グラスにガムシロップとフレッシュミントを入れたら、ミントをつぶします。

そのあと、お好みの量のI.W.ハーパーを注ぎましょう。

ステアしながらクラッシュアイス(1~2cm程度に細かく砕いた氷)を2~3回に分けて入れたら、炭酸水をグラスのギリギリまで注ぎます。

最後に再びクラッシュアイスを盛り、ミントを飾れば完成です。

I.W.ハーパーのスタンダードボトルは入手しやすい

I.W.ハーパーのスタンダードボトルは入手しやすい

本記事では、I.W.ハーパーの特徴や種類についてご紹介しました。

I.W.ハーパーは、1877年に誕生したバーボンウイスキーです。

原料に使用するトウモロコシの比率が高く、スムースな味わいを実現しています。

スタンダードボトル「I.W.ハーパー ゴールドメダル」は、日本でも広く流通しているため、ご興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょうか。

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