サントリー白州についてご紹介!【世界一美味しいシングルモルト】
今回の福ちゃんコラムでは、そんな「サントリー白州」についてご紹介します。このコラムを読んで豆知識を増やせば、お酒を飲むのが更に楽しくなりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
【ワールド・ウイスキー・アワード】とは
ワールド・ウイスキー・アワード(World Whiskies Awards)とは、イギリスのウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」が主催する、国際的に有名なウイスキーコンテストです。各国のウイスキー専門家によって、製造者および所有元の明確なボトルのみを対象に、テイスティングによる厳選な審査が行われています。
世界各国からエントリーされたウイスキーの中から、「シングルモルトウイスキー部門」や「ブレンデッドウイスキー部門」、「グレーンウイスキー部門」など、各部門にひとつずつ世界最高賞が認定されます。
2020年度はジャパニーズウイスキー3銘柄(白州、イチローズモルト、富士)が、世界最高賞を受賞しました。「ワールド・ウイスキー・アワード」の開催以来、ジャパニーズウイスキーは毎年のように世界最高賞を受賞しています。世界の5大ウイスキー(スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本)の中でも、受賞率の高さはスコットランドに次ぐ受賞率を誇るほど、日本のウイスキーは世界から高い評価を得ています。
世界最高峰のウイスキーコンペティションとして知られる、「ワールド・ウイスキー・アワード」。
そんなWWAで見事、2020年度の「最高賞」に輝いたのが、白州ラインナップの中で最高峰の位置付けにある、「白州25年」です。
ジャパニーズウイスキー【白州】とは
ジャパニーズウイスキーの白州とは、サントリーウイスキーを代表する「シングルモルトウイスキー」です。
シングルモルトウイスキーなので、白州蒸溜所で造られた「モルトウイスキー(大麦麦芽のみを使用したウイスキー)」のみを原料としています。
他の記事でもご紹介していますが、「白州」はサントリーウイスキーの中で、「山崎」や「響」と共に有名で、1994年に「白州12年」が発売されて以降、絶大な人気を誇ります。2006年に「白州18年」、2008年には「白州25年」が発売されました。
ちなみに、「白州」の読み方は「はくしゅう」で、山梨県北杜市白州町にある「サントリー白州蒸溜所」で造られていることから、地名に由来した名前が付けられています。
白州蒸溜所は「サントリーウイスキー誕生50周年」を記念し、山崎蒸溜所に次ぐサントリーでふたつ目の蒸溜所として1973年に設立されました。白州蒸溜所は”森の蒸留所“と呼ばれるほど、豊かな森に囲まれた場所に位置し、日本有数の名水の地としても知られています。敷地内には「サントリー天然水 南アルプス」のボトリング工場も併設されており、この地の名水を使って白州の原酒は造られています。
山崎蒸留所とは異なるタイプの、新たなる原酒を追い求めていたサントリーが新たに開拓したのが、”白州”でのウイスキー造りでした。
白州のラインナップ
ここからは、白州の種類(ラインナップ)についてご紹介いたします。
白州に限ったことではありませんが、絶大なジャパニーズウイスキーの影響で、慢性的な原酒不足が続いています。その影響で白州ウイスキーも品薄が続き、生産中止や販売中止になった銘柄も存在します。
以下より、白州を代表する現行ラインナップをご紹介いたします。
最もスタンダードな【白州】(ノンエイジ)
白州は2012年から発売されている、エントリー商品の位置付けとなっている銘柄です。白州のラインナップの中でも、最もスタンダードな存在が「白州」です。
原酒の熟成表記なし(ノンエイジ)の銘柄ですが、時間をかけて造られた完成度の高い原酒が使われています。そのため、ラベルカラーが連想させる森の若葉のような、みずみずしい香りや、軽快な味わいが特徴です。軽快な口当たりだけでなく、ほのかなスモーキーさも後味で感じることができる、完成度の高いウイスキーです。
白州のスタンダードモデルとはいえ、ベビーサイズの180mlは現在出荷停止中で、レギュラーサイズの700mlも定価では手に入りにくいため、お手軽に試すことも難しくなってきています。
酒齢18年以上の長期熟成モルトを使用【白州18年】
白州18年は2006年から発売されている、長期熟成された銘柄です。
酒齢18年以上のヘビーピート、ホワイトオーク、シェリー樽の原酒を中心にヴァッティング(各モルト原酒を混和すること)されています。
長期熟成ならではのコクやまろやかさがあり、ノンエイジの白州よりも深い香りとスモーキーな味わいが楽しめます。アルコール度数はレギュラーボトルと同じ43%ありますが、アルコールの刺激が長期熟成によって抑えられているため、ウイスキー初心者の方でも楽しみやすい銘柄です。
世界的な権威のあるコンテスト(ISC、SWSC、IWSC)で幾度も多数の賞を受賞しており、白州18年の味わいは世界からも高く評価されています。
世界一おいしいシングルモルト【白州25年】
白州25年は2008年から発売され、「ワールド・ウイスキー・アワード2020」で「世界最高賞」を受賞した銘柄です。2020年度における、”世界一おいしいシングルモルトウイスキー“として、世界で認められました。
白州25年が今回受賞した、「ワールドベスト・シングルモルトウイスキー」は2018年にも輝いており、今回2年ぶりの栄冠となりました。白州25年の受賞歴はそれだけとどまらず、世界で権威のあるコンペティションであるISCやIWSC、WWAにおいて金賞を毎年のように受賞しています。
酒齢25年を超える貴重な白州モルト原酒を使って造られる白州25年は、白州ラインナップの中で最上位モデルのウイスキーとして発売されています。ウイスキーは熟成年数が上がれば上がるほど、価格や得られる味わいも高くなりますが、白州25年はその中でも別格の存在と評されており、世界一の評価が付くのも納得のウイスキーです。
白州買取なら【福ちゃん】へ
今回の福ちゃんコラムでは、「ワールド・ウイスキー・アワード2020」において、「世界一おいしいシングルモルト」と評された「白州25年」など、サントリー白州ついてご紹介させていただきました。
白州は「山崎」や「響」と同じく、サントリーを代表するウイスキーです。
白州25年が「ワールドベスト・シングルモルトウイスキー」という最高賞を受賞したことで、あらためて「白州」が世界中から注目されています。
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白州10年、白州12年、白州18年、白州25年などの定番商品から、ヘビリーピーテッド、白州蒸留所 樽出原酒、ヴィンテージモルト、オーナーズカスク、カスクオブ白州などの希少銘柄まで、白州買取を歓迎いたします。
特に今回ご紹介させていただいた白州25年は、高価買取の可能性が白州のラインナップの中で一番高い銘柄です。もしご自宅などに眠っていれば、高く売れるチャンスがあります。
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