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- 2025.01.04
ウイスキー「トリス」の種類を徹底解説|銘柄ごとの違いとは?
トリスは、サントリーが製造・販売する国産ブレンデッドウイスキーです。
日本におけるハイボールブームの立役者として、戦後間もないころから愛されてきました。
現在展開されている商品は、お好きな飲み方で楽しめる瓶タイプの「トリスウイスキー」と、あらかじめ炭酸水が加えられた「トリスハイボール缶」の2つに大きく分けられます。
この記事では、トリスの種類やそれぞれの違いを、わかりやすく解説していきます。
目次
トリスはどのようなウイスキー?
最初に、トリスの概要を見ていきましょう。
トリスは、山崎蒸留所と白州蒸留所で造られた原酒をブレンドした、国産ブレンデッドウイスキーです。
国産ウイスキーの代表的存在で、コンビニエンスストアやスーパーなど、身近なお店で販売されています。
日本でもっとも親しまれているウイスキーの飲み方といえば、ハイボールです。トリスはこのことを考慮して香りや味わいが決定されており、ハイボールで飲むと、とくに香味が引き立つといわれています。
また、ウイスキーを炭酸水であらかじめ割った「ハイボール缶」も、トリスの人気商品です。
トリスの歴史
続いて、トリスの歴史を簡潔にご紹介します。
トリスは「安くてもしっかりした品質のウイスキーを飲んでもらいたい」との想いから、戦後間もない1946年に発売されました。
高度経済成長期が始まる少し前の1950年には、トリスをメインにした酒場「トリスバー」が続々と登場しました。
トリスバーでは、炭酸水で割ったハイボールなどを提供。当時はまだ高級品のイメージが強かったウイスキーを、日本の生活に浸透させました。
2003年には、それまで丸型だった瓶をスクエア瓶に変更。丸型が主流であった当時のウイスキーとしては、珍しいものでした。
2010年になると、より気軽に楽しめる「ハイボール缶」を発売し、若者を中心に大きな話題となりました。
その後2015年には、伝統を受け継ぎながらも時代に合わせた感性でブレンドした「トリス<クラシック>」を発売。それ以降、トリスを代表する銘柄として愛されています。
トリスウイスキーの種類
トリスウイスキーは、ハイボールやロックなど、お好きな飲み方で楽しめる瓶タイプのウイスキーです。
トリスウイスキーのなかにもいくつか種類があり、具体的には以下が挙げられます。
・トリス<クラシック>
・トリスクラシック<フルーティアロマ>
さっそく、それぞれについて見ていきましょう。
トリス<クラシック>
「トリス<クラシック>」は、トリスのスタンダードボトルです。
やさしく甘い香りと、丸みのあるなめらかさを特徴としています。
バランスのとれた味わいで、ハイボールだけでなく、ロックや水割りでも楽しめます。
トリスクラシック<フルーティアロマ>
「トリスクラシック<フルーティアロマ>」は、トリスクラシック初の期間限定ボトルとして、2024年8月に発売された銘柄です。
甘くフルーティな香りと、やさしく丸みのある味わいを特徴としています。
ハイボールやロックなど、幅広い飲み方で楽しめるのも魅力です。
なお、現在はすでに製造を終了しています。
トリスハイボール缶の種類
あらかじめ炭酸水を加えた「トリスハイボール缶」には、以下の種類があります。
・トリスハイボール
・トリスハイボール<美味しい濃いめ>
・トリスレモンハイ
それぞれの特徴を見ていきましょう。
トリスハイボール
「トリスハイボール」は、すっきりとした飲み口ながら、ウイスキーのまろやかな余韻を楽しめます。
アルコール度数は7%です。
缶のパッケージには、ハイボールの爽快さを表現したデザインを取り入れています。
トリスハイボール<美味しい濃いめ>
「トリスハイボール<美味しい濃いめ>」は、アルコール度数9%の濃いめのハイボールです。
飲みごたえがあり、深くまろやかな余韻を楽しめます。
黒色をベースにしたパッケージは、夜のBARをイメージしているとのことです。
トリスレモンハイ
「トリスレモンハイ」は、漬け込みレモンとウイスキーがバランスよく調和した、特製ハイボールです。
トリスウイスキーのまろやかさを生かしつつ、食事に合うすっきりとした味わいに仕上げています。
アルコール度数は5%で、ほかのラインナップよりも低めなので、お酒があまり強くない方でも楽しみやすいでしょう。
缶のパッケージには、トリスのシンボルキャラクター「アンクルトリス」が、レモンハイを作る様子が描かれています。
トリスは日本のハイボールブームの立役者
日本のハイボール文化を語る上で、欠かせない存在である「トリス」。
ウイスキーを炭酸水で割るという、あの爽快な飲み方を日本中に広めた「立役者」といっても過言ではありません。
今でも、居酒屋で「ハイボール!」と注文すれば、トリスを使った一杯が出てくることは珍しくありません。
その手頃な価格も魅力で、スーパーやコンビニで手軽に手に入りますので、家飲みのお供として、常備しておくのもオススメです。
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