- お酒
- 2025.01.03
トニックウォーターとは？炭酸水との違いや定番銘柄をご紹介
トニックウォーターは、清涼飲料水としてそのまま飲むほか、カクテルの割り材として用いられることも多い飲み物です。
炭酸水と同じような飲み方・使い方ができるため、「両者の違いがわからない」と疑問を持つ方も少なくありません。
この記事では、そのような疑問を解決すべく、トニックウォーターの定義や、炭酸水との違いをご紹介します。
定番銘柄や、トニックウォーターを使ったカクテルの例もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
目次
トニックウォーターとは
トニックウォーターは、イギリス発祥の清涼飲料水です。
炭酸水に、糖分やハーブ（香草）、レモン・ライム・オレンジなどの柑橘系果皮のエキスを加えて作られています。
その味わいは、ほんのりと甘みや苦みが感じられ、すっきりとしているのが特徴。
こうした特徴を持つトニックウォーターは、そのまま飲んだり、ジュースやお酒の割り材として使われたりと、幅広い方法で楽しまれています。
トニックウォーターと炭酸水の違い
トニックウォーターと炭酸水の違いは、「甘みや苦みがあるかどうか」です。
炭酸水は二酸化炭素を圧入した飲み物であり、甘みや苦みはありません。
これに対してトニックウォーターは、柑橘類のエキス由来の甘みや、ハーブによる苦みが感じられます。
なお、トニックウォーターは糖分が含まれている分、カロリーも必然的に上がります。
トニックウォーターの定番銘柄
トニックウォーターの定番銘柄として挙げられるのが、以下3つです。
・コカ・コーラ シュウェップス トニックウォーター
・アサヒ飲料 ウィルキンソン トニック
・コカ・コーラ カナダドライ トニックウォーター
これらの銘柄は、日本のスーパーや酒屋、ネットなどで手に入りやすいのが魅力。
さっそく、それぞれについて詳しくご紹介します。
コカ・コーラ「シュウェップス トニックウォーター」
世界初の炭酸飲料ブランドとして1783年に誕生した「シュウェップス」が製造する、強炭酸のトニックウォーターです。
甘さが控えめで、ほろ苦い味わいを特徴としています。
とくに、テキーラ・ラム・ウォッカと並ぶ4大スピリッツの1つ「ジン」との相性が抜群。ジンのさわやかな風味を引き立ててくれますよ。
もちろん、そのまま飲んだり、ウイスキーなどほかのお酒と合わせたりしても楽しめます。
アサヒ飲料「ウィルキンソン トニック」
日本の老舗飲料メーカー、アサヒ飲料株式会社が製造するトニックウォーターです。
この銘柄は、すっきりとした苦みとさわやかな酸味のバランスがよく、炭酸の刺激も十分に感じられます。
プロのバーテンダーにも愛されている、本格派のトニックウォーターなので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
コカ・コーラ「カナダドライ トニックウォーター」
コカ・コーラ社が製造する、ほろ苦く雑味の少ない味わいの、強炭酸トニックウォーターです。
ほどよい苦みを感じるドライな味わいは、カクテルにぴったり。
ジン・ラム・ウォッカ・テキーラなど、さまざまなスピリッツと相性抜群です。
トニックウォーターを活用したカクテル
トニックウォーターを活用したカクテルの例として、以下3つが挙げられます。
・ジントニック
・スプモーニ
・レモンラッシュ
それぞれの特徴や作り方をご紹介します。
ジントニック
ジントニックは、その名前のとおり、ジンをトニックウォーターで割ったカクテル。
ジンを使ったカクテルのなかでは1番ベーシックで、すっきりとしていて飲みやすいのが特徴です。
作り方は、氷を入れたグラスにジンとトニックウォーターを注ぎます。最後にカットライムを添えれば完成です。
▽材料
・ジン：45mL
・トニックウォーター：150mL
・カットライム：適量
スプモーニ
スプモーニは、苦みのあるタイプのリキュール「カンパリ」に、グレープフルーツジュースとトニックウォーターを混ぜ合わせて作るカクテルです。
カンパリのビターな風味と、グレープフルーツのさわやかな酸味がマッチします。
作り方は、氷を入れたグラスに、カンパリとグレープフルーツジュースを加えてマドラーで混ぜます。
そのあと、トニックウォーターをグラスの8分目を目安に注ぎ、マドラーで混ぜたら完成です。
▽材料
・カンパリ：20mL
・100%グレープフルーツジュース：30mL
・トニックウォーター：適量
レモンラッシュ
レモンラッシュは、お酒が飲めない日や、お酒にあまり強くない方でも楽しめるノンアルコールカクテルです。
必要な材料は、レモンとトニックウォーターのみ。少ない材料で作れるので、自宅でも挑戦しやすいでしょう。
作り方は、氷を入れたグラスにレモン果汁とレモンの皮を入れ、トニックウォーターを注げば完成です。
▽材料
・トニックウォーター：200mL
・レモン果汁：4分の1個分
・レモンの皮：2分の1個分
トニックウォーターはそのままでも割っても楽しめる
トニックウォーターは、ほのかな甘みと苦みが特徴の炭酸飲料水です。
ひと口にトニックウォーターといっても、数多くの銘柄が存在。銘柄ごとに炭酸の強さや甘さの程度が変わるのも、魅力といえます。
割り材として使用するときは、割るお酒やジュースに合わせて、好みのトニックウォーターを探すのもよいかもしれませんね。
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