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  • 2020.04.15

竹鶴ウイスキーとは?種類や由来を紹介![ニッカウヰスキー]

ニッカウヰスキー」を代表する銘柄「竹鶴」は、世界的なジャパニーズウイスキーブームの影響を受け、深刻な原酒不足によって多くの種類が終売となり、現在では入手困難なプレミアウイスキーとなっています。

かつては比較的容易に購入できた竹鶴ウイスキーですが、今や定価で販売されているお店を見つけることはほぼ不可能です。

近年の記憶に新しい出来事として、ニッカウヰスキーは「竹鶴ピュアモルト」をリニューアルし、2020年3月31日より2万2千ケースを数量限定で販売開始。同時に、竹鶴の年代物の終売を発表し、大きな話題を呼びました。

この記事では、竹鶴ウイスキーの種類や、その名の由来となったニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」氏について詳しく解説します。

ジャパニーズウイスキー愛飲家はもちろん、ウイスキーに興味のある方にとっても有益な情報が満載です。ぜひ最後までお読みください。

ジャパニーズウイスキー「竹鶴」とは

竹鶴ウイスキーとは?種類や由来を紹介![ニッカウヰスキー]

竹鶴(たけつる)」は、「ニッカウヰスキー」が製造し、アサヒビールが販売するジャパニーズウイスキーです。ニッカウヰスキーを代表する「余市」や「宮城峡」と並び、世界的に高い評価を受けています。

竹鶴の歴史は、2000年に発売された「竹鶴12年ピュアモルト」から始まります。

当時のライバル商品、サントリーウイスキー「山崎」の定価が6000円だったのに対し、竹鶴12年は660mlで2450円という価格設定で販売。この戦略的な価格設定が功を奏し、竹鶴12年は好調な売れ行きを見せました。

その後、翌2001年には「竹鶴17年ピュアモルト」、さらに「竹鶴21年ピュアモルト」「竹鶴25年ピュアモルト」が順次発売され、現在では日本を代表する高級ピュアモルトウイスキーとして国際的な評価を獲得しています。

「ピュアモルトウイスキー」と「シングルモルトウイスキー」の違い

ここでは、「ピュアモルトウイスキー」と「シングルモルトウイスキー」の違いについて説明します。

ピュアモルトウイスキーとは、複数の蒸留所で製造されたシングルモルトウイスキーをブレンドして作られたウイスキーのことです。

一方、シングルモルトウイスキーとは、単一の蒸留所で製造され、原料に大麦麦芽のみを使用したウイスキーを指します。

シングル」は「単一の蒸留所」、「モルト」は「大麦麦芽」を意味します。

竹鶴の場合、ニッカウヰスキーの「余市蒸溜所」と「宮城峡蒸溜所」で製造されたモルトウイスキーのみをブレンドして作られているのが特徴です。

竹鶴ウイスキーの種類

ここからは、「竹鶴ウイスキーの種類」についてご紹介します。

世界的なジャパニーズウイスキーブームによる深刻な原酒不足の影響を受け、2020年3月末をもって「竹鶴17年」「竹鶴21年」「竹鶴25年」の3つの年代物が販売終了となりました。

この終売は大きな話題となり、ウイスキー愛飲家の間で大きな衝撃を与えました。現在、これらの竹鶴ウイスキーは市場で品薄状態となっており、希少価値が高まっています。

以下に、竹鶴ウイスキーの代表的な種類を紹介します。

リニューアルで限定発売!「竹鶴ピュアモルト」

竹鶴ピュアモルト|竹鶴ウイスキーとは?種類や由来を紹介![ニッカウヰスキー]

竹鶴ピュアモルト」は、2013年にノンエイジ(ラベルに熟成年数の表示がない)の竹鶴として発売されたピュアモルトウイスキーです。

原酒の熟成期間がシリーズの中で最も短く、価格も比較的リーズナブルなため、竹鶴を初めて飲む方にもおすすめです。

ノンエイジとはいえ、厳選された上質な原酒のみを使用しており、その芳醇な香りとまろやかな口当たりが特徴です。

世界的な酒類品評会「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」において、2014年と2016年に「金賞」を受賞するなど、その品質は高く評価されています。

竹鶴ピュアモルト」は、NHKの連続テレビ小説「マッサン」の放送によるジャパニーズウイスキーブームで爆発的に売れた「竹鶴12年」の後継商品として発売されました。

当時、竹鶴12年は在庫不足により2014年に終売となりましたが、竹鶴ピュアモルトは現在、竹鶴の定番商品として広く親しまれています。

2020年3月31日には、リニューアルされた「竹鶴ピュアモルト」が2万2000ケース限定で発売されました。新商品は、余市モルト原酒の使用比率を高めることで、より深く複雑な香りとコクを実現しています。

また、ラベルの色がブラックからベージュに変更され、デザインも一新されるなど、ウイスキーファンから改めて注目を集めています。

世界最高賞を受賞!「竹鶴17年ピュアモルト」

竹鶴17年ピュアモルト|竹鶴ウイスキーとは?種類や由来を紹介![ニッカウヰスキー]

竹鶴17年」は、17年以上熟成された原酒を使用したピュアモルトウイスキーです。長期熟成によって生まれた深みのある香り、力強く長く続く余韻が特徴です。

ウイスキーの国際コンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2018」において、「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞し、世界最高峰のブレンデッドモルトウイスキーとして認められました。これは、2012年、2014年、2015年に続き、4度目の受賞となります。

さらに、「ISC」においても、2007年、2009年、2011年、2012年、2013年に銀賞、2008年には金賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ています。

しかし、世界的なウイスキーブームによる原酒不足の影響を受け、2020年3月末をもって販売が終了しました。

現在、竹鶴17年は入手困難な状況となっており、市場価格が高騰しています。買取市場でも非常に人気の高いプレミアウイスキーです。

世界的な賞を数多く受賞!「竹鶴21年ピュアモルト」

竹鶴21年ピュアモルト|竹鶴ウイスキーとは?種類や由来を紹介![ニッカウヰスキー]

竹鶴21年」は、21年以上熟成された原酒を使用したピュアモルトウイスキーです。長期熟成によって生まれた芳醇な香りと深い味わいが特徴です。

ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2011」において、「ワールド・ベスト・ブレンデッド・ウイスキー」という世界最優秀賞を受賞しました。これは、2007年、2009年、2010年に続き、4度目の受賞となります。

ISC」においても、2007年と2013年に銀賞、2006年、2008年、2009年、2010年、2012年、2014年、2015年に金賞を受賞するなど、数々の賞を受賞しています。

竹鶴21年も原酒不足の影響を受け、価格が高騰していましたが、2020年3月末をもって販売終了となりました。市場の在庫も減少しており、今後さらにプレミア価値も高まることが予想されます。

シリーズ最高峰の存在!「竹鶴25年ピュアモルト」

竹鶴25年ピュアモルト|竹鶴ウイスキーとは?種類や由来を紹介![ニッカウヰスキー]

竹鶴25年」は、25年以上熟成された原酒を使用したピュアモルトウイスキーです。長期熟成によって生まれた樽由来の甘さとビター感、そして香り高い芳醇な味わいはまさに絶品。

世界的な酒類品評会「ISC 2019」において、ジャパニーズウイスキー部門最高賞の「トロフィー」を受賞。

さらに、「WWA 2019」でも「ワールド・ベスト・ブレンデッド・モルトウイスキー」を受賞し、同一年に最高賞をダブル受賞するという快挙を達成しました。

過去にも、「ISC」において2013年に銀賞、2015年と2017年に金賞を受賞しています。まさに、竹鶴シリーズの最高峰といえるでしょう。

しかし、2020年3月末をもって販売終了となり、ウイスキー業界に大きな衝撃を与えました。

竹鶴シリーズで最も熟成期間が長く、かつ終売となったため、ウイスキー愛飲家の間で非常に高い人気と価値を誇っています。買取市場でも高値で取引されているプレミアウイスキーです。

“竹鶴”の由来となった「竹鶴政孝」氏ってどんな人物?

竹鶴政孝(マッサン)と妻のリタ

竹鶴」を語るうえで欠かせない存在は、ウイスキーの名前の由来となった人物、ニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝」氏です。

彼は、NHKの連続テレビ小説「マッサン」の主人公のモデルとしても知られています。「マッサン」の愛称は、妻の「リタ」が夫の政孝氏をそう呼んでいたことに由来します。

竹鶴政孝氏は、本場のウイスキー造りを学ぶためスコットランドへ留学するなど、人生をウイスキー造りに捧げました。

スコットランド人女性リタとの国際結婚、そして2人のウイスキー造りへの情熱と挑戦を描いたドラマ「マッサン」は、大きな反響を呼びました。

摂津酒造への入社が人生の転機に

広島県竹原市の酒蔵に生まれた竹鶴政孝氏は、大阪高工醸造科を卒業後、「摂津酒造(現:宝ホールディングス)」に入社。これは、大阪高等工業学校の先輩である「岩井喜一郎」氏を頼っての入社でした。

当時の摂津酒造社長、「阿部喜兵衛」氏は竹鶴氏のウイスキー造りに対する情熱を高く評価し、ウイスキー誕生の地であるスコットランドへの留学を許可しました。

実家の酒蔵は跡取りを失うことになり混乱しますが、阿部喜兵衛社長自ら広島へ赴き、竹鶴氏の両親を説得。

日本ウイスキー業界の発展と、本人の将来のため」という熱意が両親の心を動かし、竹鶴氏は日本人として初めて本格的なウイスキー製法を学ぶことに成功したのです。

スコットランドでは、後に妻となるリタと運命的な出会いを果たし、当時では珍しかった国際結婚で結ばれます。

帰国後、本格的なウイスキー造りを目指しましたが、第一次世界大戦後の不況下にあった日本では計画が難航しました。

当時の日本にはアメリカの模造ウイスキーしかなく、純国産ウイスキー造りを諦めきれなかった竹鶴政孝氏は、お世話になった摂津酒造を退社することを決意します。

鳥井信治郎との出会い

ちょうどその時、寿屋(現:サントリー)の創業者、「鳥井信治郎」氏は本格ウイスキーの将来性を見据え、スコットランドのウイスキー専門家「ムーア博士」を日本に招聘しようと計画していました。

しかし、ムーア博士は「日本に優秀な人材がいる」と、竹鶴政孝氏を推薦します。

この推薦をきっかけに、竹鶴氏は寿屋に入社。山崎蒸溜所の初代工場長として国産第1号ウイスキー「サントリー白札」の開発を指揮し、ついに完成させたのです。

ニッカウヰスキーの設立

サントリー白札」完成後、後継者への引継ぎを終えた竹鶴政孝氏は寿屋を退社。

留学先スコットランドに似た風土の北海道余市郡余市町(現在の余市蒸溜所)で、自らのウイスキー造りを始める決意を固めました。

当初は「大日本果汁株式会社」という社名でリンゴジュースなどを製造しながら、ウイスキー原酒の熟成を進めていました。

そしてついに、長年かけて熟成された原酒を用いて、余市初のウイスキーが誕生します。

このウイスキーは、大日本果汁株式会社の「」と「」を取り、「ニッカウヰスキー」と命名。その後、社名もニッカウヰスキーに変更されました。

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竹鶴ウイスキーとは?種類や由来を紹介![ニッカウヰスキー]

この記事では、世界的に高く評価されているジャパニーズウイスキー「竹鶴」について解説しました。

竹鶴」は、ニッカウヰスキーの創業者であり、「日本ウイスキーの父」とも呼ばれる竹鶴政孝氏の名前を冠したウイスキーです。竹鶴氏の技術と情熱を受け継ぐ竹鶴ブランドは、世界中で高い評価を受けています。

NHKの連続テレビ小説「マッサン」の放送をきっかけにジャパニーズウイスキーブームが到来し、竹鶴ウイスキーの人気が急上昇。その結果、深刻な原酒不足に陥り、竹鶴の年代物の終売が決定されました。

現在、竹鶴ウイスキーは非常に人気が高く、流通量が限られているため、定価での購入は困難な状況です。

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