- お酒
- 2024.12.18
ジョニーウォーカーの種類ごとの違いとは?主要銘柄をご紹介
近年、ますます過熱するウイスキーブーム。
そのなかでも常に注目を集めているのが、スコッチウイスキーブランドの「ジョニーウォーカー」です。
日本のスーパーマーケットやコンビニ、酒店などさまざまな場所で販売されており、見かけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、ジョニーウォーカーは多くの銘柄を展開しているため、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、種類ごとの違いを解説していきます。
目次
ジョニーウォーカーとは
最初に、ブランドの概要を見ていきましょう。
ジョニーウォーカーは、スコットランド生まれのウイスキーブランドです。
1820年に創業し、約200年もの歴史があります。
現在では、200か国以上で販売。
世界中の人から支持されており、スコッチウイスキーのなかでは、「売り上げNo.1」となっています(※IMPACT DATABANK 2023に基づく販売数量)。
ジョニーウォーカーのボトルデザイン
ジョニーウォーカーは豊富なラインナップを展開しているだけでなく、特徴的なボトルを採用していることでも、広く知られています。
多くのブランドが丸い筒状のボトルを採用するなかで、ジョニーウォーカーは四角いボトルを採用。
これは船で輸送する際、揺れによる破損を防ぐために、箱にぴったりと収まる形状を追求したのが始まりだそうです。
また、斜め24度に傾いたラベルも特徴です。
このラベルにより、どこのお店にいても、ひと目でジョニーウォーカーのウイスキーを見つけられるようになっています。
ジョニーウォーカーの種類
ジョニーウォーカーの主要銘柄として、以下が挙げられます。
・ジョニーウォーカー レッドラベル
・ジョニーウォーカー ブラックラベル
・ジョニーウォーカー ダブルブラック
・ジョニーウォーカー グリーンラベル
・ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ
・ジョニーウォーカー ブルーラベル
・ジョニーウォーカー 18年
さっそく、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ジョニーウォーカー レッドラベル
「ジョニ赤」の愛称で親しまれ、赤のラベルが特徴的な銘柄です。
世界でもっとも売れているスコッチウイスキーといわれています。
力強く鮮烈なフレーバーが魅力で、スパイシーさを感じられます。バニラのような甘みや、温かみを感じるスモーキーな後味も魅力です。
ジョニーウォーカー ブラックラベル
黒のラベルが使われており、「ジョニ黒」と呼ばれている銘柄です。
熟成年数12年以上のシングルモルトウイスキーとグレーンウイスキーが、巧みな技術によってブレンドされています。
まろやかなスモーキー感に包まれた甘い香りや、バニラのような味わいが特徴。フルーツの甘さとスモーキーなピート香を、余韻で感じられます。
ジョニーウォーカー ダブルブラック
「ジョニ黒」の愛称で親しまれ、ジョニーウォーカー史上、もっとも力強いスコッチウイスキーといわれる銘柄です。
「ジョニ黒」よりも、さらにスモーキーさが強いのが特徴。
スモーキーさのなかにも、ドライフルーツやオレンジピールを思わせる味わい、クリーミーなバニラのような甘みを感じられます。
ジョニーウォーカー グリーンラベル15年
「ジョニ緑」の愛称で親しまれているボトルです。
この銘柄では、15年以上熟成されたモルト原酒のみをブレンド。ジョニーウォーカーで通常使われる、グレーン原酒はブレンドしていません。
スモーキーさのなかにも、ガーデンフルーツ由来の香りや、フローラルな香りが感じられます。
ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ
「ジョニ金」と呼ばれ、その愛称から連想できるように、華やかなボトルが特徴です。
数々の受賞歴があることでも知られています。
この銘柄は、ハチミツとキャラメルの香りがプラスされているのが特徴。鮮やかなトロピカルフルーツと、なめらかでクリーミーなバニラを思わせる味わいも魅力です。
最後に、甘さとスモーキー感のある余韻が続きます。
ジョニーウォーカー ブルーラベル
「ジョニ青」の愛称で親しまれ、ほかの銘柄と比べると製造本数が少ない特別なボトルです。
深みのある味わいを特徴としています。
最初に、軽やかなペッパーとスパイスの香りが押し寄せます。ヘーゼルナッツ、シトラスフルーツ、バニラの甘み、ハチミツのような味わいも魅力。
そして、スモーキー感のある贅沢な長い余韻が続きます。
ジョニーウォーカー 18年
厳選した樽で18年以上熟成させた原酒を、巧みな技術でブレンドした銘柄です。
以前は、「プラチナラベル 18年」の名前で販売されていました。
煮たフルーツや、バランスの取れた甘い香りが魅力。柑橘類、香り豊かなアーモンド、バニラを思わせる味わいを楽しめます。長く続く贅沢な余韻も特徴です。
ラベルのカラーによって異なる味わいを楽しめる
スコッチウイスキーを代表するブランドとして、確固たる地位を確立しているジョニーウォーカー。ラベルのカラーによって銘柄が区別されており、それぞれ異なる味わいを楽しめるのが魅力です。
今回ご紹介した銘柄のなかで気になるものがあれば、お飲みになってみてはいかがでしょうか。
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