- お酒
- 2024.12.17
ジャックダニエルとは?種類ごとの違いを丁寧に解説
アメリカのテネシー州で作られているウイスキー「ジャックダニエル」。
こだわりの製法によって、唯一無二の味わいを生み出しており、世界中の人から愛されています。
この記事では、ジャックダニエルの概要や味わいの特徴をご紹介。
種類ごとの違いも解説しますので、ご興味のある方はぜひ参考にしてください。
目次
ジャックダニエルとは
最初に、ジャックダニエルとはどのようなウイスキーか見ていきましょう。
ジャックダニエルは、アメリカの法律上は「バーボンウイスキー」に分類されます。
バーボンウイスキーとは、ケンタッキー州を中心に製造されているアメリカンウイスキー。定められた条件を満たしていれば、アメリカのどの地域で製造していてもバーボンウイスキーと認められます。
ジャックダニエルはこの条件を満たしているので、バーボンウイスキーに分類されるのです。
ただし、ジャックダニエルは「テネシーウイスキー」のブランドでもあります。
テネシーウイスキーと認められるには、バーボンウイスキーの条件に加え、以下のような条件も満たす必要があります。
・テネシー州で製造している
・チャコール・メローイング製法(リンカーン郡製法)で製造している
つまり、ジャックダニエルは、より厳しいルールに基づいて造られているウイスキーといえますね。
ジャックダニエルの製法と味わい
ここでは、ジャックダニエルの製法と味わいについて見ていきましょう。
ジャックダニエルの味わいの決め手となるのが、「チャコール・メローイング製法」です。
この製法では、木炭を細かく砕いて積み重ねた、高さ約3メートルにもなる“ろ過層”を使用します。
ろ過層に、蒸留されたばかりで熟成前のウイスキー原酒を入れ、3〜5日をかけて1滴ずつゆっくりとろ過していきます。
バーボンウイスキーにはないこの工程を採用することで、ジャックダニエル独特の滑らかな口当たりが実現するのです。
また、熟成樽由来のバニラやキャラメルのような甘い味わいも、ジャックダニエルの魅力です。
ジャックダニエルの種類
ジャックダニエルは多数の銘柄を展開しており、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、以下4つの代表的な銘柄をご紹介していきます。
・ブラック(オールドNo.7)
・シングルバレル
・ジェントルマンジャック
・テネシーハニー
ブラック(オールドNo.7)
ジャックダニエルのスタンダードボトルで、テネシーウイスキーの代名詞ともいえる銘柄です。
この銘柄の魅力は、バランスの取れた甘さと、オークの香り。
ジャックダニエルの銘柄のなかでもお手頃なので、「どの銘柄にしようか迷っている」とお悩みの場合は、まず手に取っていただきたいボトルです。
シングルバレル
名前から想像できるように、1つの樽で熟成・製造されるウイスキーです。
キャラメルやスパイスのような風味を特徴としています。
樽にはそれぞれ個性があるため、同じ銘柄であっても、ボトルごとに香りや味わいがわずかに異なるのも魅力です。
ジェントルマンジャック
ジャックダニエルのなかでは唯一、「チャコール・メローイング製法」を2回行っている銘柄です。
2回繰り返すことで、ほかに類を見ないほどのまろやかさ、滑らかさを実現しています。
甘みを感じやすい銘柄なので、ウイスキー初心者の方にもオススメしたいボトルです。
テネシーハニー
ジャックダニエルのスタンダードボトルをベースに、ハチミツの豊かな風味を加えたリキュールです。
ハチミツの風味によって非常に飲みやすい仕上がりになっており、まろやかな後味も魅力。
テネシーウイスキーならではの個性を活かしつつ、これまでにない芳醇な味わいを実現しています。
ジャックダニエルは幅広いラインナップが魅力
ジャックダニエルは、法律上はバーボンウイスキーに分類されます。
ただし、バーボンウイスキーよりさらに厳しい条件を満たす「テネシーウイスキー」のブランドでもあります。
ジャックダニエルはこれまで、テネシーウイスキーであることへの強い誇りを持って、お酒造りを続けてきました。
スタンダードボトル「ブラック(オールドNo.7)」のほかにも多くの銘柄があり、それぞれ異なる魅力を持っています。
今回ご紹介した銘柄のなかで気になるものがあれば、お試しになってみてはいかがでしょうか。
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