ゴッドファーザーはどのようなカクテル？作り方やアレンジレシピも解説
バーなどで提供されることも多いカクテル「ゴッドファーザー」。
使われる材料はシンプルでありながら、ウイスキーの奥深さを味わえるカクテルとして、多くの方に支持されています。
この記事では、
・ゴッドファーザーの名前の由来や味わい
・ゴッドファーザーの作り方
・ゴッドファーザーのアレンジレシピ
をご紹介します。
ゴッドファーザーがどのようなカクテルかご興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ゴッドファーザーとはどのようなカクテル？
ここでは、ゴッドファーザーがどのようなカクテルなのか、以下の点に着目してご紹介します。
・名前の由来
・味わいの特徴
・アルコール度数
・カロリー
名前の由来
ゴッドファーザーは、映画『ゴッドファーザー』からインスピレーションを得て誕生したカクテルとされています。
この映画は、イタリア系アメリカ人のマフィアに関するストーリー。1972年に公開され、その直後にゴッドファーザーが生まれました。
ゴッドファーザーではイタリアを代表するリキュール「アマレット」を使っており、この点からも、映画にインスピレーションを得ていることが伺えます。
味わいの特徴
ゴッドファーザーのベースとなるのはウイスキーで、ウイスキーにアマレットを加えることで完成します。
ゴッドファーザーの材料は、ウイスキーとアマレットの2つのみ。シンプルな材料ではありますが、アマレット特有のアーモンド風味と、アマレットによって引き出されたウイスキーの奥深さを感じられます。
アルコール度数
ゴッドファーザーのアルコール度数は、25%以上と強め。度数の高いウイスキーを使用した場合、35%前後になることもあります。
そのため、早く飲み進めるのはあまりオススメしません。
氷が溶けて時間とともに変化する色合いと味わいを、じっくりと時間をかけて楽しみたいカクテルです。
カロリー
ゴッドファーザーにご興味のある方の中には、カロリーが気になる方もいるかもしれません。
一般的なレシピで作ったゴッドファーザー1杯（約60mL）のカロリーは、約150kcal。
塩おにぎり1個のカロリーが約170kcalとされており、これと比べると、ゴッドファーザーは決してカロリーが低いカクテルではありません。
したがって、飲み過ぎには注意が必要です。
ゴッドファーザーの作り方！ウイスキーはどの銘柄でもよい？
ここでは、ゴッドファーザーの作り方と、使用するウイスキーの銘柄について解説していきます。
ゴッドファーザーの作り方
ショートカクテル1杯分（60mL）を作る場合、以下の材料を用意します。
・ウイスキー：45mL
・アマレット：15mL
・氷：適量
アマレットは、酒屋やオンラインストアなどで購入可能です。
ウイスキーとアマレットの比率は「3：1」が目安ですが、お好みで調整してくださいね。
材料を用意したら、氷を入れたグラスにウイスキーとアマレットを注ぎます。そのあと、軽く混ぜればゴッドファーザーの完成です。
使用するウイスキーの銘柄
使用するウイスキーの銘柄に決まりはないため、スコッチウイスキーやバーボンウイスキーなど、お好きなウイスキーを選びましょう。
ただし、映画『ゴッドファーザー』の世界観をカクテルで表現したい場合は、スコッチウイスキーがオススメ。
これは、映画の舞台が禁酒法時代のアメリカであることが関係しています。禁酒法時代には、スコッチウイスキーを密輸して得た莫大な資金を元手に、マフィアが大きな力を持つようになったと考えられているのです。
こうした背景を知った上で、スコッチウイスキーを使って作ることで、ゴッドファーザーを飲む時間がいっそう楽しいものになるかもしれません。
ゴッドファーザーのベースを変えると異なるカクテルに
ゴッドファーザーで使われるアマレットはそのままに、ベースのお酒を変えると、以下のような異なるカクテルになります。
・ゴッドマザー
・フレンチ・コネクション
それぞれがどのようなカクテルか、詳しく見ていきましょう。
ゴッドマザー
ゴッドマザーはウイスキーの代わりにウォッカを使ったカクテル。
ゴッドファーザーと比べて、アマレットのやさしい甘みが引き立ちます。
フレンチ・コネクション
フレンチ・コネクションはウイスキーの代わりに、コニャックやアルマニャックといった高級ブランデーを使ったカクテル。
アマレットがブランデーのフルーティーさを引き出しており、甘口で飲みやすい味わいが特徴です。
なお、ゴッドマザーとフレンチ・コネクションは、ゴッドファーザーと同じようにアルコール度数が25%を超えます。そのため、飲み過ぎには注意が必要です。
コニャックとアルマニャックについて詳しくはこちら↓
コニャックとアルマニャックの違いとは？【ブランデー豆知識】
ゴッドファーザーはアーモンドのような香りが魅力のウイスキー
ブランデーとアマレットというシンプルな材料で作られるゴッドファーザー。
ブランデーの奥深い味わいや、アマレット特有のアーモンド風味を感じられるのが魅力です。
「いつも飲んでいるカクテルは少し飽きてしまった」「上級者向けのカクテルに挑戦したい」といった方は、ゴッドファーザーを飲んでみてはいかがでしょうか。
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