古いブランデーは飲める?ブランデーの消費期限・賞味期限について解説

ご自宅に長期間眠らせているブランデーを見て「このブランデー、まだ飲めるかな?」と思ったことはありませんか?

もしかしたら、贈答品でもらったまま、棚の奥にしまい込んでいたり、故人がコレクションしていたブランデーが遺品として残っていたりするかもしれません。

今回の福ちゃんコラムでは、多くの方が疑問に思う「古いブランデーは飲める?」というテーマで詳しく解説。

ブランデーの消費期限・賞味期限」や保存方法、古いブランデーの価値についてまで、これを読めば疑問がすっきりと解消します。ぜひ最後までご覧ください。

お酒買取福ちゃんでは、年代物のブランデーも買取可能です。ブランデーの売却をご検討の際は、ぜひ福ちゃんにご相談ください。

そもそもブランデーとは?

古いブランデーは飲める?ブランデーの消費期限・賞味期限について解説

ブランデーとは、簡単にいうと果実酒(主にワイン)を蒸留して作られるお酒です。

原料となる果物は主にブドウですが、桃・苺・杏・洋梨などを使用したものもあります。アルコール度数は40度から50度程度と高く、ウイスキーやウォッカなどと同じ蒸留酒に分類されます。

ブランデーの歴史は諸説ありますが、ワインの歴史に比べると比較的浅く、本格的な産業として発展したのは17世紀半ばといわれています。

ブランデー“という言葉の由来は、オランダ語の「ブランデウェイン(Brandewijn = 焼いたワイン)」が語源です。各国で呼び方が変化していく過程で「ブランデー(Brandy)」という名称が世界的に広まりました。

ブランデーというと茶色いお酒をイメージする方が多いかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

樽で熟成させたブランデーはウイスキーのように琥珀色になりますが、樽熟成を経ずに無色透明のまま瓶詰めされるブランデーも存在します。

世界3大ブランデーの種類

古いブランデーは飲める?ブランデーの消費期限・賞味期限について解説

ブランデーの産地は主にフランスで3つの地域に分けられ、それぞれの地域で具体的な製法や規定が定められています。

とくにコニャックとアルマニャックは、熟成年数(コント)による厳格な基準があり、以下のような等級で品質が管理されています。

✔ 「★★★(スリースター、3つ星)」
✔ 「V.S.」
✔ 「V.S.O.P.」
✔ 「ナポレオン」
✔ 「X.O.」
✔ 「Hors d’âge(オールダージュ)」

ここからは、3大ブランデーの詳細をそれぞれ見ていきましょう。

コニャックとは

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コニャックは、フランスを代表するブランデーです。

世界で最も有名なブランデーのひとつで、フランスのコニャック地方で作られたブランデーの中で、厳格な規定をクリアしたものだけが「コニャック」を名乗れます。

とくに、熟成年数が3年未満のブランデーはコニャックとして販売できないという厳しい規定があります。代表的な銘柄としては、「ヘネシー」や「レミーマルタン」などが有名ですね。

アルマニャックとは

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アルマニャックは、コニャックに次ぐフランスを代表するブランデーです。

ワインの一大産地である「ボルドー地方」のすぐ南に位置する「アルマニャック地方」にて生産。ボルドー地方と似た環境と土壌で、高品質のワイン造りと同様に高品質のブランデー造りが行われています。

コニャックとは異なり、木樽での熟成が義務付けられていないため、透明なアルマニャックも存在します。代表的な銘柄としては、「シャボー」や「ジェラス」、「ド・モンタル」などが挙げられます。

カルヴァドスとは

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カルヴァドスは、フランスのノルマンディー地方で作られるリンゴのブランデーです。

ノルマンディー地方以外で作られた同様のブランデーは「カルヴァドス」と名乗れず、「アップルブランデー」と呼ばれて区別されます。

世界3大ブランデーのひとつですが、コニャックやアルマニャックがブドウを原料とするのに対し、カルヴァドスはリンゴを原料とする点が大きな違いです。

代表的な銘柄としては、「ブラー グランソラージュ」や「ロジェグルー」などがあります。

古いブランデーは飲んでも大丈夫?

古いブランデーは飲める?ブランデーの消費期限・賞味期限について解説

何年も飲まずに置いてある古いブランデー、まだ飲めるのだろうか?」と心配される方もいるかもしれません。

結論からいうと、適切に保管されていれば、古いブランデーは飲んでも問題ありません。

ブランデーに消費期限や賞味期限はない

ブランデーはアルコール度数が40度から50度程度と高く、腐敗の原因となる菌が繁殖しにくいため、事実上腐ることはありません。

そのため、ブランデーには消費期限や賞味期限がなく、表示義務も免除されています。

ただし、未開封であっても、長期間の保管や不適切な保管環境(高温多湿、直射日光など)によって、風味や香りが変化することもあります。

また、開封済みのブランデーは、空気に触れることで酸化が進み、徐々に風味が劣化します。

とくに、コルクが劣化していたり、ボトルの密閉性が損なわれている場合は、アルコールが揮発したり、酸化が促進されるため、注意が必要です。

ブランデーの劣化の見分け方

ブランデーが劣化しているかどうかは、主に以下の点で判断できます。

✅ 「
ブランデー本来の色よりも極端に濃くなっていたり、濁っていたりする場合は、劣化している可能性があります。

✅ 「香り
ツンとした刺激臭や、酸っぱい臭いがする場合は、劣化している可能性があります。本来のフルーティーな香りが失われている場合も要注意です。

✅ 「
味が酸っぱくなったり、苦くなったりしている場合は、劣化している可能性があります。

上記のような変化が見られた場合は、飲まない方が安全です。

古いブランデーには高い価値が眠っている場合も

長年保管されていた古いブランデーには、コレクターズアイテムとして高い価値を持っている場合があります。

中でも、コニャックやアルマニャックは、熟成年数によってランクが付けられており、古いものほど希少価値が高く、高価買取にも期待できるでしょう。

もし、ご自宅に古いブランデーを見つけたら、買取サービスを利用して売却するのもひとつの手段です。

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