余市25年とは?特徴・価格・購入方法まとめ
ここで紹介するのはニッカウヰスキーの代表作『余市25年』です。
創業者の竹鶴政孝がウイスキーの本場といわれるスコットランドで学んだノウハウを活かし、日本人向けに作られたジャパニーズウイスキーである『余市』シリーズ。長期間熟成された余市25年は特に人気が高く、現在はプレミア価格がついています。今回はそんな余市25年の特徴や具体的な価値、購入するポイントなどをまとめてみました。
余市25年の特徴
余市25年は『北海道余市蒸溜所限定 原酒25年』のことで、シングルモルトウイスキーの一種です。シングルモルトとは1ヶ所の蒸留所で作られた大麦麦芽を原料として生成されたウイスキーのことで、北海道余市にある「余市蒸留所」で作られました。
厳選された単一の樽で熟成された酒齢25年のモルト原酒をそのままボトリングしたシングルカスクウイスキーなので、香りに深みがあり、ワインのような渋みのある口当たりが特徴です。
余市シリーズには、余市25年のほかに『余市10年』『余市12年』『余市15年』などがありますが、余市25年がもっとも長く熟成されたウイスキーであり、限られた数しか販売されていません。
余市25年の受賞歴
余市シリーズがプレミアとなっている理由のひとつに、希少性の高さが挙げられていますが、単に入手困難というだけでなく海外から高く評価されていることなども挙げられています。
例えば、余市15年は世界中のお酒が集まるコンテスト「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」で2009年、2010年に金賞を受賞。余市20年も2012年に金賞を受賞しています。
しかし、意外なことに今回ご紹介している余市25年は、こうした国際的なコンテストの受賞歴がありません。
シングルカスクの貴重な原酒だったので、国際コンテストの出品すら控えていたのではないでしょうか。
余市25年の価格
余市25年はすでに販売を終了しています。理由は「原酒不足」です。2021年12月現在は長期間熟成した余市が新たに世に出てくる予定はありません。
また、今後ニッカウヰスキーが余市25年を販売するかどうかは明かされていません。こうした背景から、定価で購入することは不可能でしょう。
メーカー小売価格
余市25年のメーカー小売価格については確認することができませんでした。参考までに、ノンエイジの余市は4,200円、同メーカーが販売しているウイスキーの中で余市25年と同じ酒齢のウイスキーである『竹鶴25年』の定価は7万円となっています。
通販サイトではいくらで買える?
- ✔︎ 170ml角瓶:約13万円
- ✔︎ 180ml:約10万円
- ✔︎ 500ml:約30万円
2022年12月現在
大手通販サイトを利用すれば余市25年を購入できる可能性がありますが、余市25年を取り扱っている通販サイトはあまりないようです。
主要な通販サイトの中であれば楽天市場でいくつか取扱いが見られ、上記価格で販売されていました。なお、時が経てばさらに希少性が増すため、今後、価格は高騰するでしょう。
余市25年の購入方法
超プレミア品となっている余市25年。今後の販売に関してはメーカーから発表されていません。
入手するには通販サイトかオークションサイトを利用するしかないでしょう。
どうしても飲んでみたい方は、通販サイトやオークションサイトを確認してみてください。
まとめ
ここではニッカウヰスキーの『余市25年』についてまとめてみました。
25年という期間丁寧に熟成された余市25年は芳醇な香り、渋みを堪能することができます。入手困難なお酒となっていますが、通販サイトなどで中古品を手に入れられるかもしれません。
興味のある方はぜひ通販サイトやオークションサイトをチェックしてみてください。