白州25年とは?特徴・価格・購入方法まとめ
ここでご紹介するのはサントリーのシングルモルトウイスキー『白州25年』です。
2008年に販売開始以降、高い人気を誇る『白州25年』ですが、生産数が少なく希少性が高いことで知られており、定価の数倍以上で販売されることも少なくありません。
ここではそんな『白州25年』の特徴、具体的な価値や購入するためのポイントなどをまとめてみました。
白州25年の特徴
『白州』はサントリーが所有している「白州蒸留所」で製造されているウイスキーで、モルト原酒のみを使って生成されています。
サントリーの蒸留所といえば大阪府三島郡にある山崎蒸留所が有名ですが、山崎蒸留所で作るウイスキーと異なる新しいウイスキーを作るため開設されたのがこの「白州蒸留所」です。澄んだ空気と清らかな水が流れる山梨県で創り出されるウイスキー『白州25年』は、酒齢25年以上のモルト酒だけを厳選しヴァッティング(異なる樽で貯蔵されたモルト原酒を混ぜること)して作られており、きりっとした味わい、熟したフルーツのような上質な甘味が特徴といわれています。
白州25年の受賞歴
『白州25年』は入手困難なウイスキーのひとつとされています。その理由は希少性が高いこと、これに加え世界的に高い評価を受けていることが挙げられます。
例えば、2016年、2017年は世界中のお酒が集まる品評会として知られる「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」で2年連続金賞を受賞。
2018年にはこのISCで最高賞とされる「トロフィー」を受賞し、ウイスキーだけを対象とする品評会「WWA」では「ワールドベスト・シングルモルトウイスキー」を受賞しました。
『白州25年』が高評価を得た理由として「日本のウイスキーらしい味わい」「国籍、年代問わず美味しく飲めるウイスキー」という点が挙げられています。
白州25年の価格
ここでは『白州25年』の価格についてまとめてみました。
メーカー小売価格
プレミア価格がつくことでも有名な『白州25年』ですが、2022年に価格改定を発表。定価(サントリー希望小売価格)は2022年現在160,000円となっています。これは同メーカーの『山崎25年』『響30年』と同じ価格帯となります。
しかし、限られた数しか販売されない『白州25年』は酒屋やリカーショップに並ぶことは少なく、定価購入はかなり難しいといわれています。
通販サイトではいくらで買える?
- 【Amazon】60万円~70万円
- 【楽天市場】60万円~80万円
大手通販サイトを利用すれば『白州25年』を購入することは可能です。しかし、前述したように定価で購入することはほぼ不可能であり、こうしたサイトでは定価の数倍以上の額で販売されています。
理由として、原酒不足に伴い販売数が少なく希少性が上がっていること、国際的な賞を受賞するようになり海外の方々からのニーズも上がっていることなどが考えられています。
白州25年の購入方法
「80万円は出せない……けれど白州25年を定価で買いたい」という方は大勢いらっしゃることでしょう。そんな方におすすめの方法として、大手リカーショップや百貨店などで行われる抽選を利用する、というものがあります。こうした抽選販売は不定期開催がほとんどなのですが、この抽選に当選さえすれば定価購入が可能になります。
なお、この抽選に申し込むためには店舗、ショップの会員になる必要がある場合もあるので、あらかじめ確認しておくようにしましょう。
まとめ
ここではシングルモルトウイスキー『白州25年』についてご紹介しました。
現時点ですでに入手困難といわれるウイスキーですが、今後はさらに市場価格が高騰するといわれています。そのため、「欲しい」と思われている方は今から定価購入のための抽選会場がどこなのか押さえておくとよいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。