人間国宝「13代今泉今右衛門」について|花瓶などの買取価格や買取相場について
「13代今泉今右衛門の作品は高い?」
「13代今泉今右衛門の陶芸品の買取相場が知りたい」
という方のために、13代今泉今右衛門が手がける作品の買取について情報をまとめました。
作品の特徴や相場、福ちゃんでの買取実績なども紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
目次
今泉今右衛門(いまいずみいまえもん)について
今泉今右衛門は、有田焼を代表する陶芸家の世襲名です。
今泉今右衛門家の歴史、13代やその作品について紹介します。
有田焼を代表する今泉今右衛門
江戸時代、中国から色釉を用いて上絵を陶磁器に施す技術「赤絵」が伝わった頃、初代はそれを生業としていました。
やがて鍋島藩の御用赤絵師に任命され、調合や技術は門外不出の秘法として保護されたといわれています。
明治時代、今泉今右衛門10代は、廃藩置県で途絶えてしまった色鍋島の復活に挑みました。同氏は生地から赤絵付けまでの一貫した制作に乗り出し、12代までの3世代にわたって取り組むことで、江戸時代の色鍋島を復活させることに成功したのです。
13代今泉今右衛門
12代の長男として生まれた、13代今泉今右衛門。同氏は、先代が復活させた色鍋島の伝統を守り、現代に伝える使命感を胸に、若き頃から制作に情熱を燃やしていました。
1949年に、現在の芸大美術部にあたる東京美術学校工芸科卒業したのち、日展入選や佐賀県展最高賞受賞など、さまざまな輝かしい成績を残しています。
1974年に13代を襲名したのち、先代が会長を務めていた「色鍋島技術保存会」を「色鍋島今右衛門技術保存会」と改組して代表となり、重要無形文化財の総合指定を受けました。
また、染付吹墨・薄墨吹墨の技法を確立し、1989年には人間国宝の認定を受けています。
13代今泉今右衛門が手がける作品の特徴
13代今泉今右衛門は、色鍋島に現代的デザインを取り入れ、独創的な作品に仕上げています。
自身の技術を研磨して確立した染付吹墨や薄墨吹墨で、作品には幽玄の美を感じられる雰囲気があります。
色鍋島独特の品性と現代性が両立しているのが、13代今泉今右衛門の作品です。
今泉今右衛門の買取相場
今泉今右衛門の買取相場について紹介します。
「色絵磁器の最高傑作」といわれた色鍋島は、どれくらいの価格で取引されるのでしょうか。
また、福ちゃんで買い取った作品の一例も紹介します。
買取相場
江戸時代から伝統を受け継ぐ今泉今右衛門は、国内外から高い評価を受けている陶芸家の名跡です。そのような今泉今右衛門の作品は、陶芸品のなかでも人気が高く、買取価格も高額になりやすい傾向にあります。
買取価格は、作品の種類や状態などによって大きく変動します。しかし、今泉今右衛門の作品はコレクターも多いことから、歴史的価値の高い有名な作品に、数十万円を超える金額が付くことも珍しくないのです。
ただし、陶芸品は一点物であるため、具体的な買取相場は存在しません。そのため、査定を依頼する際には、信頼のおける買取業者を選ぶことをオススメします。
13代今泉今右衛門「色絵吹墨草花文 花瓶」買取価格
2.ご訪問時に査定した対象お品物の査定額に対してご成約にいたった場合、買取価格20%UP