翡翠の買取相場紹介|種類や原石の価値、高額になりやすい特徴・偽物の見分け方などを解説
「翡翠の買取相場は?」
「高額な翡翠はどんなもの?」
など、翡翠の買取について知りたい方のために、買取相場や高額になりやすい特徴などをまとめました。
翡翠の種類や偽物の見分け方なども解説しています。ぜひ参考にしてください。
目次
翡翠とは?
翡翠は、日本古来の伝統文化を象徴する、緑色の半透明な宝石です。
その美しさや神秘的な力が人気で、宝石やパワーストーンとして、古くから親しまれてきました。
また、翡翠はアクセサリーとして、指輪やネックレス、ブレスレットなど、さまざまな形で身につけることができます。ほかには、和装小物やインテリアなどにも用いられ、幅広い用途で親しまれている宝石です。
骨董として価値が高いものもあり、多くのコレクターに収集されています。
そのような翡翠の特徴と種類について紹介します。
翡翠の特徴
翡翠は日本を象徴する国石に選定されている宝石で、海外ではミャンマー、日本では新潟県糸魚川市が有名な産地です。
緑色が翡翠のカラーとして広く知られていますが、緑以外にもさまざまなカラーが存在します。
白、青、黄色、黒、オレンジ、赤などがあり、藤色のものは「ラベンダー翡翠」と表され、緑色の次に認知度が高いカラーです。
翡翠の種類
- ✔︎ 硬石(ジェダイト)
- ✔︎ 軟石(ネフライト)
翡翠は大きく分けて、「ジェダイド」と呼ばれる硬石と、「ネフライト」と呼ばれる軟石の2種類があります。
ジェダイトは、ネフライトよりも硬度が高く、希少価値も高いことで知られています。また、準透明から不透明まである、幅広い色域も魅力的です。宝石店などで見られる価値の高い翡翠は、ほとんどがジェダイトです。
一方のネフライトは、ジェダイトよりも硬度が低く、希少価値も低いと見なされています。そのため、勾玉の材料に使用されるなど、庶民的な使われ方をする場合がほとんどです。
しかし、「羊脂白玉」と表される半透明のネフライトは、その独自の美しさから価値が高く、高値で取引されることがあります。
なお、ジェダイトとネフライトは混合しやすいため、価値の高い硬石のジェダイトを「本翡翠」と表し、軟石のネフライトと区別する場合があります。