珊瑚の買取相場紹介|ピンク珊瑚や赤珊瑚・白珊瑚等種類別の価値や原木・置物などの値段について
「珊瑚の買取相場が知りたい」
「珊瑚は種類によって価値が違う?」
など、珊瑚の買取について知りたい方のために情報をまとめました。
ピンクや赤、白などの色別買取相場や高額査定が期待できる珊瑚の特徴などをお届けします。
ぜひ参考にしてください。
目次
珊瑚について
まずは珊瑚について、基本的なことを知っていきましょう。
珊瑚の特徴や種類を見分ける方法を紹介します。
珊瑚の特徴
珊瑚は深海に生息しており、潮の流れが早いほど美しい枝を作るといわれています。
白やピンク、オレンジ、赤などの色をしていることがほとんどです。
珊瑚が色づくのは、捕食するプランクトンが持つ赤い色素の影響を受けているとされています。
つまり、美しいとされている赤色が濃い珊瑚は、多くのプランクトンを捕食することで、その色素を蓄えたものと考えられているのです。
珊瑚の種類を見分ける方法
- ✔︎ 白珊瑚
- ✔︎ ピンク珊瑚
- ✔︎ 赤珊瑚
- ✔︎ 血赤珊瑚
珊瑚の種類は、色によって大きく分けると、白珊瑚・ピンク珊瑚・赤珊瑚の3種類に分類されます。
赤珊瑚の中でも、とくに赤みが強いものを「血赤珊瑚」と呼びます。
珊瑚の種類は、色味で判断するのが一般的です。しかし、白珊瑚の中にもピンク味を帯びたものや、ピンク珊瑚と赤珊瑚の境目にあるような色味のものもあり、種類を見分ける判断が難しい場合も少なくありません。
このような場合、信頼のおける買取業者などに査定を依頼し、プロの目線で珊瑚の種類を見分けてもらいましょう。
珊瑚の買取相場
- ✔︎ 白珊瑚
- ✔︎ ピンク珊瑚
- ✔︎ 赤珊瑚
- ✔︎ 血赤珊瑚
珊瑚の買取相場を、各種類の特徴と一緒に紹介していきます。
白珊瑚
白珊瑚は、真っ白や乳白色など、白を基調とした珊瑚です。
日本沿岸から東シナ海、中部太平洋、南シナ海などで産出されます。白珊瑚は、これらの地域で産出される珊瑚の一種です。
馴染みやすい色味であることから、置物などのインテリアやアクセサリーに使われることが多く、原木は1万円前後で取引されることがあります。
ネックレスなどのアクセサリーに加工されているものは数千円が相場ですが、純白な白珊瑚は希少価値が高いため、数十万円で取引されることもあります。
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ピンク珊瑚
ピンク珊瑚は、桃色珊瑚とも呼ばれる、ピンク色をした珊瑚です。赤に近いピンクやオレンジ、白味がかかったピンクなど、さまざまな色味で産出されます。大きな原木は、数千円から数万円が相場です。
色味の可愛らしさからアクセサリーに加工されることが多く、アクセサリーのピンク珊瑚は一般的に高額買取されない傾向にあります。
しかし、淡いピンクカラーが均一になっているものは、「本ボケ」や「エンゼル・スキン」と呼ばれ、現在ではほとんど採取されないほど希少価値が高いピンク珊瑚です。
現存している最上級のものは、高額の価値があるといわれています。
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赤珊瑚
赤珊瑚は、「紅珊瑚」と表されることもある赤色の珊瑚です。珊瑚の中では、高級な種類として注目されています。
日本では、小笠原列島や五島列島、奄美、沖縄、宮古島周辺で採取されます。海外では、フランスやスペイン、イタリア、ギリシャなどの地中海沿岸で採取されます。
赤が濃いほど高額になる傾向にあり、原木は数万円から数十万円が相場です。
日本産の赤珊瑚は丈夫で色や形が美しいといわれており、世界中から高評価を得ています。
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血赤珊瑚
血赤珊瑚は、赤珊瑚の中でも最も赤みが強く、まるで血のように赤黒い色をしているものを指します。
珊瑚の最高級品として珍重され、買取額も高額になる可能性が高いです。
原木は、数万円から数十万円で取引されることが多いです。もし、状態などが良好であれば、数百万円するものも存在します。
また、血赤珊瑚の中でも、最高ランクのものは「オックスブラッド」と表され、世界中のコレクターから注目されるほどの高い価値があります。ちなみに、オックスブラッドは「雄牛の血」という意味です。
珊瑚の名産地である高知県土佐湾で採れる血赤珊瑚は、その美しさから「世界最高峰の珊瑚」と称されています。
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高額査定が期待できる珊瑚の特徴
- ✔︎ 色ムラがなく状態が良好
- ✔︎ 日本産
- ✔︎ 全日本珊瑚漁業協同組合の鑑別書付き
高額査定が期待できる珊瑚の主な特徴は、上記の3つです。
珊瑚は色むらのないものが美しいとされているため、単一カラーのものが高く評価されます。
それに加えて、傷や穴、ひびなどがなく、状態が良いかどうかも重要です。
また、日本産の珊瑚は、潮の流れなどの環境的要因で高品質であるとされており、外国産のものより高額になる可能性があります。
全日本珊瑚漁業協同組合の鑑別書が付いているものは、本物の天然珊瑚であると証明されているものです。そのため、高額査定が期待できます。
偽物珊瑚の見分け方
- ✔︎ 白熱灯で温度変化の有無を確認
- ✔︎ 珊瑚の断面を確認
- ✔︎ 買取業者に査定してもらう
珊瑚は、希少価値が高いことから、本物とそっくりに仕上げられた偽物が出回っています。そのため、購入したり買取に出したりする際は、十分に注意が必要です。
偽物の見分け方としては、「白熱灯で温度変化の有無を確認」「珊瑚の断面を確認」「買取業者に査定してもらう」という方法があります。
白熱灯で温度変化の有無を確認
珊瑚の真贋(本物と偽物)を見分ける方法の1つが、白熱灯を当てて温度変化を確認するやり方です。
珊瑚は熱伝導性が低いため、熱を加えてもほとんど熱くならない性質があります。
そのため、白熱灯を当てて珊瑚が熱くならなければ、本物である可能性が高いでしょう。逆に、熱くなればほかの素材で作られた偽物である可能性があります。
珊瑚の断面を確認
珊瑚の偽物は、表面のみを珊瑚に似た色味でコーティングされていることが多いため、断面を確認することで偽物かどうかを判断できます。
しかし、断面を確認するには、珊瑚に手を加える必要があり、買取価値が大幅に下がってしまう大きなリスクを伴うのです。
そのため、断面を確認せず、確実に真贋を明らかにされたい場合は、珊瑚に詳しい買取業者に査定してもらうことをオススメします。
買取業者に査定してもらう
珊瑚の真贋を判断する最もオススメの方法が、骨董品を扱う買取業者に査定を依頼することです。
プロの査定士は、珊瑚の色や質、形など、さまざまな要素を鑑みて真贋を判断します。また、買取額の提示もありますので、真贋だけでなく具体的な価値も確認できます。
査定を依頼される際は、珊瑚に関する高い買取実績があり、豊富な知識と経験を積んだ査定士が対応してくれる買取業者を選ぶことが大切です。
珊瑚の買取は福ちゃんへ
珊瑚には、白珊瑚やピンク珊瑚、赤珊瑚などがあります。赤珊瑚の中でも、血のように赤黒いものを血赤珊瑚と呼び、珊瑚の最高級品として有名です。
中でも日本産の珊瑚は、高品質で希少価値が高いため、世界中から注目されています。
また、珊瑚は高額で取引されることもありますので、偽物も多く出回っているのが現状です。
本物と偽物の見分け方は、いくつかの方法があります。具体的には、白熱灯を当てて温度変化を確認したり、珊瑚の断面を確かめたりする方法です。
しかし、一番確実で安心なのは、信頼できる買取業者に査定してもらう方法です。
買取業者の査定士は、珊瑚の色や質、形など、さまざまな要素を鑑みて真贋を判断します。そのため、安心して珊瑚の買取を任せることが可能です。
買取業者に査定してもらう場合は、珊瑚の買取実績が多い業者を選びましょう。
福ちゃんは、さまざまな種類の珊瑚を買い取り、多くのお客様にご満足いただいている実績があります。
珊瑚の買取は、福ちゃんにお任せください。
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