ピンク珊瑚(桃色珊瑚)の買取相場を紹介!見分け方や原木・指輪などの価値等解説
「ピンク珊瑚は買取してもらえる?」
「ピンク珊瑚の買取価格は高いの?」
など、ピンク珊瑚の買取について知りたい方のために買取相場を紹介します。
見分け方や高額査定が期待できる特徴なども解説。ぜひ参考にしてください。
目次
ピンク珊瑚とは?
まずは、ピンク珊瑚について紹介します。
ピンク珊瑚の特徴と見分け方を見ていきましょう。
特徴
ピンク珊瑚は桃色珊瑚ともいわれ、その名の通りピンク色をした珊瑚のことです。
日本では、日本近海の小笠原列島や五島列島など、水深200~500mの深い海底に棲息しています。
ピンク珊瑚には、「血桃」と呼ばれる赤に近いピンクやオレンジ、白っぽいピンクまでさまざまな色があります。そして、薄いピンク色をした単一な色調のものは「希少価値が高い」といわれています。
原木は「珊瑚のなかで最大級」とされ、置物やブローチ、指輪などのアクセサリーとして加工されることが多いですね。
見分け方
ピンク珊瑚はピンク色をしているため、珊瑚のなかでも比較的見分けやすいでしょう。
しかし、ピンク色があまりにも淡い場合は、白珊瑚に分類されることもあります。
また、赤味が強いものは赤珊瑚の可能性もありますので、色味が赤や白に偏っている場合、一般の方が見分けるのは困難です。
ピンク珊瑚の買取相場
ピンク珊瑚は買い取ってもらう際に、どれくらいの値段で取引されるのでしょうか。
ピンク珊瑚の「買取相場」と「高額買取が見込めるピンク珊瑚」について解説します。
買取相場
ピンク珊瑚は、原木であれば大きいものは、数千円から数万円で買い取られることもあります。
指輪・ネックレスなどのアクセサリーやブローチとして加工されたものは、数千円程度で取引されるケースが多いですね。
アクセサリーなど小さなものに加工されたピンク珊瑚は、そのまま中古品の小物として販売するしかないため、高い価値は望めないでしょう。
高額買取が見込めるピンク珊瑚の種類
色ムラがなく、淡いピンクカラーが均一になっているピンク珊瑚は高額買取が期待できます。
淡いピンクが均一であるピンク珊瑚は、日本では「本ボケ」、英語では「エンゼル・スキン」と呼ばれるものです。その美しい色合いから人気が高く、世界中のコレクターやジュエリーブランドから注目されています。
現在では「ほとんど採取できない」といわれるほど、希少価値が高い貴重な珊瑚の一種です。
現存しているものは高額で取引されています。
高額査定が期待できるピンク珊瑚の特徴
- ✔︎ 色や傷
- ✔︎ 大きさ
- ✔︎ 産地
- ✔︎ 形状
ピンク珊瑚は、上記の4つを基準に査定額が決まります。
色や傷
色が均一な珊瑚は、質が高いと評価されます。
ピンク珊瑚には「白が混ざったようなもの」があり、そういったものは「白ムラがある」とされ、価値が低くなるでしょう。
また、色が均一でも、傷が多くついてしまっているものは価値が下がってしまいます。
色ムラと傷がないものは高額査定が期待できるでしょう。
大きさ
珊瑚は大きさと査定額が比例する傾向にあります。
とくにピンク珊瑚は、色ムラと傷がない状態の大きなものは珍しいため、価値が高くなるでしょう。
産地
日本産のピンク珊瑚は価値が高いといわれており、高額査定が期待できるでしょう。
ピンク珊瑚はハワイ沖、ミッドウェー近海や地中海など海外でも採取されます。
しかし、地理的な影響から日本近海で採れたものが高品質といわれています。
形状
珊瑚は原木が高額になる傾向にありますが、カットされているものも多く取引されています。
カットには大きく分けて、「ビーズ型(丸珠)」と「カボションカット」の2つがあります。
球状のものがビーズ型、下部が平らや少し丸みを帯び、上部が凸状やドーム型になっているものがカボションカットです。
ビーズ型とカボションカットでは、ビーズ型の方が高額になる傾向にあります。
ピンク珊瑚を少しでも高く買い取ってもらうポイント
- ✔︎ 付属品の保管
- ✔︎ 修繕・洗浄はしない
- ✔︎ 箱やケースに入れて保管する
ピンク珊瑚を少しでも高く買い取ってもらうためには、上記3つに注意しましょう。
付属品の保管
鑑定書や専用の箱やケース等がある場合は大事に保管し、買取に出す際は一緒に出しましょう。
付属品も揃えることで、より高額査定につながる場合があります。
修繕・洗浄はしない
傷や穴などを隠すためにガラス・樹脂・ワックス・オイルなどで充填処理されている珊瑚は、買取価格が低くなります。
傷があっても修繕などはせず、そのまま買取に出しましょう。
また、珊瑚は柔らかいため、過度な洗浄は傷をつける可能性があります。
柔らかい布でやさしくふく等のお手入れ方法に留めましょう。
箱やケースに入れて保管する
保管は箱やケースなどに入れ、直射日光や湿気に注意しましょう。
珊瑚は光や高温に弱く、水分で劣化する可能性もあります。
高温多湿な環境を避けて保管することで、美しさが保たれるでしょう。
ピンク珊瑚の買取は福ちゃんへ
ピンク珊瑚は“桃色珊瑚”とも呼ばれ、ピンクやオレンジ、白っぽいピンクなどをしています。
淡いピンクで色ムラがないものは「本ボケ」「エンジェル・スキン」と呼ばれ、高額査定が期待できるでしょう。
珊瑚は色味や大きさ、産地、形状等で価値が決まるため、豊富な知識がなければ適切な価値は判断されません。
福ちゃんは独自の販売経路を持ち、骨董品に熟練した査定士が在籍しているため、ピンク珊瑚の価値を最大限に引き出した査定額を提示できます。
ピンク珊瑚の買取は福ちゃんへお任せください。
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