古代エジプト「クレオパトラ7世」100ポンド金貨(1984年銘)|コレクター必見の市場価値をご紹介
古代エジプト最後の女王、絶世の美女と謳われた「クレオパトラ7世」。彼女の名を冠した希少な金貨が、1984年に発行されました。
この「クレオパトラ7世100ポンド金貨」は、彼女の知性と美貌、そして古代エジプトの壮大な歴史を今に伝える貴重な存在です。
当記事では、
・金貨のデザインや特徴
・コレクター垂涎の希少性
・最新の市場価値
・高額買取のポイント
などについて、詳しく解説します。
エジプトの歴史や金貨に興味がある方、コレクションの価値を知りたい方、そして売却をお考えの方にとって、きっと役立つ情報が満載です。
ぜひ最後までご覧ください。
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目次
エジプト女王「クレオパトラ7世」100ポンド金貨(1984年銘)とは
1984年に発行された「クレオパトラ7世 100ポンド金貨」は、エジプト・アラブ共和国政府がアメリカのフランクリンミント社に鋳造を依頼した特別な記念硬貨です。
この金貨は、古代エジプトの文化や歴史をテーマにした人気シリーズ「古代エジプトの宝」の第2作目として誕生しました。
古代エジプトのロマンを凝縮!「古代エジプトの宝」シリーズとは
「古代エジプトの宝」シリーズは、1983年から続く、古代エジプトにまつわる人物や建造物をモチーフにした硬貨のコレクションです。
当初は金貨のみでしたが、後に銀貨も加わり、コレクターの間で高い人気を誇っています。
シリーズ第1作目は、ツタンカーメンの義母として知られる「ネフェルティティ女王」をデザインした金貨でした。続く第2作目として、絶世の美女「クレオパトラ7世」が選ばれ、その美貌と知性を称える金貨が誕生したのです。
その後も、
✔ 太陽神
✔ ツタンカーメン
✔ アモン神
✔ ラムセス2世
✔ 女神バステト
✔ スフィンクス
✔ ピラミッド
など、古代エジプトを象徴するさまざまなモチーフが硬貨に刻まれ、コレクターのみならず、古代エジプトの歴史や文化に興味をもつ多くの人々を魅了しています。
絶世の美女「クレオパトラ7世」 ― 愛と知性で古代エジプトを統治した最後の女王 ―
「世界三大美女」の1人として名高い、クレオパトラ7世(ほかの美女2人は、楊貴妃と小野小町)。
紀元前51年から紀元前30年まで、古代エジプトを治めたプトレマイオス朝最後の女王です。
その美貌と知性は伝説となり、ローマ帝国の英雄「カエサル」や「アントニウス」をも虜にしました。
彼女はエジプトの独立を守るため、彼らと政略結婚を結びますが、その愛と野望は、やがてローマ帝国を揺るがす内乱へと発展していくのです。
才色兼備の女王 ― 多彩な言語と巧みな外交術 ―
クレオパトラ7世は、母国語であるギリシャ語だけでなく、エジプト語を含む複数の言語を操る才媛でした。
古代エジプトの伝統とヘレニズム文化の双方に精通し、その知性とカリスマ性で人々を魅了したのです。
また、卓越した外交手腕でカエサルやアントニウスを翻弄し、エジプトの権益を守ろうとしました。しかし、彼女の野望は、ローマ帝国の安定を脅かす存在とみなされ、最終的に悲劇的な結末を迎えることになります。
女王の死と後世への影響 ― 伝説として語り継がれる存在―
アントニウスと共にオクタヴィアヌス(後のアウグストゥス帝)に敗れたクレオパトラ7世は、自害を選びます。その死後、エジプトはローマ帝国の属州となり、プトレマイオス朝は終焉を迎えました。
しかし、彼女の物語は、シェイクスピアの戯曲や数々の映画で描かれ、時代を超えて人々を魅了し続けています。
絶世の美女、聡明な女王、そして悲劇のヒロイン。クレオパトラ7世は、今もなお歴史上最も有名な女性の1人として、その名を刻んでいるのです。
「クレオパトラ7世」100ポンド金貨の特徴とデザイン
「クレオパトラ7世 100ポンド金貨」は、その美しさを最大限に引き出すプルーフ加工が施された逸品です(プルーフ貨幣)。
プルーフ加工とは、コインの浮き出た部分をマットに、背景を鏡面のように磨き上げる特殊な技法のことです。この技法より、クレオパトラの肖像や文字が、まるで浮かび上がるように立体的に表現され、見る者を魅了します。
金貨の表面には、アラビア語(マグリビ書体)と英語で発行年(1984年)、額面(100ポンド)、発行国(エジプト・アラブ共和国)が刻まれています。
アラビア語と英語が対になるように配置されたデザインは、エジプトの伝統と国際性を兼ね備えた、この金貨ならではの特徴といえるでしょう。
金貨の裏面には、豪華なヘッドドレスを身につけた「クレオパトラ7世」の横顔が描かれています。
その表情は、女王としての威厳と美しさを兼ね備え、古代エジプトの栄華を今に伝えているかのようです。プルーフ加工によって、クレオパトラの繊細な表情や衣装の細部までが鮮明に浮かび上がります。
この金貨は、単なる投資対象としてだけでなく、芸術品としても高い価値をもつ、まさに「古代エジプトの至宝」と呼ぶにふさわしい存在です。
▼「クレオパトラ7世」100ポンド金貨の概要
・品位:金90%(K21.6)
・重量:約17.15g
・直径:約32mm
・額面:100ポンド(エジプト・ポンド)
・発行年:1984年銘
・発行国:エジプト(エジプト・アラブ共和国)
「クレオパトラ7世」100ポンド金貨の価値は?買取価格アップの秘訣
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古代エジプト最後の女王、クレオパトラ7世をモチーフにした100ポンド金貨。
その美しさと歴史的価値から、コレクターの間で高い人気を誇り、古銭市場でも高値で取引されています。
ここでは、この金貨の市場価値を左右する3つのポイントと、高額買取を実現するための秘訣をご紹介します。
【ポイント1】年々高まる希少性
1984年の発行から40年以上の時が経ち、市場に出回る「クレオパトラ7世 100ポンド金貨」の数は減少の一途を辿っています。
この希少性の高まりは、コレクターの購買意欲を刺激し、金貨の価値を押し上げる大きな要因となっています。
【ポイント2】「古代エジプトの宝」シリーズの中でもトップクラスの人気
「クレオパトラ7世 100ポンド金貨」は、「古代エジプトの宝」シリーズの中でも、とくに高い人気を誇ります。
クレオパトラの名声とエジプト文明への関心の高さがコレクターの心を掴み、ほかの金貨と比較しても、常に高値で取引されている傾向です。
【ポイント3】保存状態が価値を左右する
金貨の価値は、その保存状態によって大きく変動します。
未使用品やプルーフ加工の輝きが保たれているものは、コレクターにとって非常に魅力的であるため、高額査定が期待できるのです。
高額買取の秘訣:適切な保管と信頼できる買取業者選びを行う
金貨の価値を最大限に引き出すためには、適切な保管が不可欠です。
湿気や直射日光を避け、専用のケースや袋に入れて保管することで、金貨の状態を良好に保ちましょう。
また、発行時の証明書やオリジナルケースなどの付属品も、査定額アップにつながりますので、大切に保管しておくことをオススメします。
そして、最も重要なのが、信頼できる買取業者を選ぶことです。
海外金貨の買取実績が豊富な業者を選ぶことで、適正な査定額でお客様の大切な金貨を評価してもらえます。
【オススメの買取業者】福ちゃん
福ちゃんは、国内外の古銭や記念硬貨の買取に強みをもつ買取専門の業者です。
豊富な知識と経験をもつ査定士が、お客様の金貨を丁寧に査定し、高額買取を実現します。
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まとめ
現代のエジプトでは、クレオパトラは国の誇りとして広く認識されています。
その知性と美貌は、エジプトの魅力を世界に発信する象徴として称賛されることも多いでしょう。一方で、一部には、彼女が伝統的な価値観から逸脱し、外国勢力と手を結んだことを批判的に見る意見も存在します。
しかし、全体的には、クレオパトラはエジプトの歴史を代表する偉大な人物の1人として、肯定的に評価されています。
クレオパトラの人生は、「権力」「愛」「野心」。そして、「悲劇」が織りなすドラマとして、世界中の人々を魅了してきました。
とくに西洋文化圏では、「文学」「絵画」「演劇」「映画」など、さまざまな芸術作品の題材として取り上げられてきました。シェイクスピアの戯曲「アントニーとクレオパトラ」はは、その代表的な作品の1つです。
「クレオパトラ7世100ポンド金貨」は、世界的な人気を誇るクレオパトラをテーマとしていることから、国内外のコレクターから熱い視線を浴びています。
彼女の物語に触れることで、この金貨は単なる収集品以上の価値をもつ、歴史のロマンを感じさせる一品となるでしょう。