- 古銭
- 2019.04.17
日本万国博覧会記念メダル(1970年大阪万博・EXPO’70)とは?記念硬貨の価値やデザインを紹介

日本万国博覧会記念メダル(通称:大阪万博メダル)は1970年に発売された記念メダルです。今回は「人類の進歩と調和」をテーマに開催された同博覧会を記念して発行されたメダルの種類や特徴について紹介します。
目次
日本万国博覧会記念メダル(1970年大阪万博・EXPO’70)とは

日本万国博覧会記念メダルは1970年(昭和45年)に大阪府の吹田市で開催(現在の万博記念公園)された日本万国博覧会を記念して発行された記念メダルです。日本万国博覧会は「大阪万博」や「EXPO’70」などと呼ばれています。
この大阪万博では77カ国が参加して総入場者数が6400万人を超えるなど、当時の最大規模となる博覧会でした。さらに、アジアでは初となる国際博覧会だったため世界中の注目を集めるイベントとなりました。
日本中の国民を巻き込んだ1970年大阪万博
この大阪万博は、国際的な展示会にとどまらず、日本の社会、文化、そして技術の発展に大きな影響を与えるイベントでした。
たとえば、アメリカ館で展示された「月の石」は、アポロ計画の成功を象徴する展示物として、連日長蛇の列を作り、多くの人々を魅了。この「月の石」を見るために、何時間も並ぶことが当時の社会現象にもなったほどです。
また、芸術家の岡本太郎氏が制作した「太陽の塔」は、大阪万博のシンボルとして、その独創的なデザインで世界を驚かせました。
「太陽の塔」は、過去・現在・未来を貫く人類の進歩とエネルギーを表現しており、博覧会終了後も万博記念公園のシンボルとなっています。
日本万国博覧会記念メダル(1970年大阪万博・EXPO’70)セットの種類と特徴

表面のデザインは共通となっていて、大阪万博のシンボルマークが描かれています。大阪万博でのシンボルマークは「桜」をモチーフとした5枚の花びらデザインが特徴的です。
また、裏面にはそれぞれ異なるデザイナーが大阪万博のテーマでもある「人類の進歩と調和」とマッチしたデザインが描かれています。
▼日本万国博覧会記念メダル(大阪万博・EXPO’70)の金メダル概要
・品位:K18(ゴールド)
・重量:約13.4g
・直径:27mm
・デザイン:杉浦康平氏
▼日本万国博覧会記念メダル(大阪万博・EXPO’70)の銀メダル概要
・品位:Ag925(シルバー)
・重量:約18.5g
・直径:34mm
・デザイン:佐藤忠良氏
▼日本万国博覧会記念メダル(大阪万博・EXPO’70)の銅メダル概要
・品位:銅750ニッケル250
・重量:約16g
・直径:34mm
・デザイン:福田繁雄氏
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日本万国博覧会記念メダルは、1970年に開催された万国博覧会を記念して発行されたメダルです。
来場者数においても当初の目標としていた3000万人の2倍以上となる6400万人を超え、万博初の黒字運営となったほどの盛況ぶりでした。
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ちなみに大阪万博では「万国博覧会の記念切手」も発行されていますが、こちらも併せてしっかりと買取査定させていただきますのでお気軽にお申し付けください。
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