【古銭買取】「クシャン朝ヴァスデヴァ1世」ディナール金貨の特徴と買取市場の価値について解説
お電話受付時間 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)
目次
「クシャン朝ヴァスデヴァ1世」のディナール金貨とは
「クシャン朝ヴァスデヴァ1世」の「ディナール金貨」は、古代インドの金貨です。
クシャン朝(クシャーナ朝)は、中央アジアからインド北部にかけて1世紀から3世紀ごろに存在した王国です。この王朝では「カニシカ王」の時代が有名で最も栄えていました。
そのカニシカ王から「フヴィシュカ王」の時代を経て、君主となったのが「ヴァスデヴァ1世」です。
写真の金貨はヴァスデヴァ1世の時代に発行されたもので、時期はおよそ190年-230年ごろだとされています。
「クシャン朝ヴァスデヴァ1世」ディナール金貨のデザインや特徴
クシャン朝ヴァスデヴァ1世のディナール金貨は、年月の経過によって摩耗しており、現存している金貨の重量やサイズは1枚ごとに若干異なります。
金貨の表面は、ヴァスデヴァ1世が頭を左に向けて正面立ちした姿です。手には「三叉戟(さんさげき)」を持っています。
裏面は、手に「トリシューラ(三叉戟)」を持った「シヴァ」が正面に立っている姿が描かれています。その後ろにデザインされているのは、「ナンディ」が立っている姿です。
ナンディは、シヴァの乗り物とされる牡牛です。ヒンドゥー教においてナンディは神聖な存在であり、シヴァ神と一緒に描かれることが多くあります。
▼「クシャン朝ヴァスデヴァ1世」ディナール金貨の概要
・品位:22金(K22)
・重量:約8g
・直径:約19.55mm
・厚さ:約2.34mm
「クシャン朝ヴァスデヴァ1世」ディナール金貨で買取価格アップのコツ
買取福ちゃんでは「ディナール金貨」をはじめとした、古銭の買取を行っております。
古代の金貨だけでなく、比較的新しい時代の古銭や記念硬貨も、経験豊富な査定士により価値を正確に見定めての査定が可能です。
古銭買取なら業界トップクラスの買取価格に自信のある、福ちゃんの買取サービスをぜひご活用ください。
▼査定や買取のお申込みはこちら(無料)
→ 今すぐ古銭の買取を依頼する
→ WEB査定で買取可能かどうか確認する
ここからは、古銭買取で少しでも買取価格をアップさせるための、「コツ」や「ポイント」を紹介します。
古銭買取での高値は「保存状態」が最重要
クシャン朝ヴァスデヴァ1世のディナール金貨は、発行からかなりの年月が経過している古銭です。そのため、現存しているものの多くは欠けや摩耗が見られます。
古代の金貨は状態が良ければ、価値も上がり査定額も高くなる傾向にあります。
具体的には、「デザインがくっきりしているかどうか、欠けや摩耗は少ないかどうか」など、好条件で保管されていることが重要です。
将来的に金貨を買取に出そうとお考えの際は、少しでも高い評価を受けるために、良い状態を保てるように保管しておきましょう。
「鑑定ケース」や「スラブケース」がある場合はそのまま査定へ
古銭が鑑定ケースやスラブケースに入っている場合は、封入されているケースのまま査定(買取)に出しましょう。
第三者機関によって鑑定済みの古銭や金貨は、それを客観的に評価する重要な指標になります。
お電話受付時間 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)
まとめ
今号の福ちゃんコラムで取り上げた「ディナール金貨」は、今からおよそ2000年前に発行されて流通していた金貨です。そう考えると、非常にロマンのつまった貴重な古銭だといえるでしょう。
さらに、クシャン朝ヴァスデヴァ1世のディナール金貨は希少性も高い古銭のため、古銭買取市場では金価格よりも高い金額で取引されている事例が多くあります。
ただし、金としての価値だけで査定する買取業者だと、その古銭が持つ希少性は加味されないので注意しましょう。
総合買取の福ちゃんでは、複合要素を考慮した価値算出による独自の査定のため、ディナール金貨の高価買取事例も多数出ています。
状態が良ければ高額買取に期待できる金貨ですので、少しでも高い古銭買取をお考えなら、福ちゃんまでお気軽にご相談ください。