中国銀貨の買取価格紹介!古銭・中華民国壹圓等レアな種類一覧や価値・歴史等

「価値の高い中国銀貨が知りたい」
「注目されている中国銀貨って何があるの?」


など、中国銀貨について知りたい方のために、価値などをまとめました。
近年、中国コインは需要が高まりつつあり、買取価格の相場も上昇傾向にあります。
どのような種類に注目が集まっているか、ぜひご覧ください。

中国銀貨はなぜ高い?

中国銀貨はなぜ高い?

銀貨に関わらず、中国の貨幣は世界中に熱心なコレクターがいるほど人気です。

歴史的価値が高く、さまざまな種類が存在する点などがコレクターの心をくすぐるのでしょう。

中国銀貨は、銀の価値に加え、文化財としての価値、高い需要などから、高額で取引される可能性が高いため、注目されています。

本物であれば、美品ではない状態のものでも、想像以上の価格がつくことさえあります。

中国銀貨の歴史

中国銀貨の歴史

現在の中国は硬貨と紙幣が主な流通貨幣ですが、歴史を通じて使用されていた貨幣は、銅貨・紙幣・銀貨でした。

銀貨が主に使われ始めたのは後漢の頃からで、19世紀ごろまでは重さで価値をはかる秤量貨幣だったと伝えられています。

中国は主に納税や貿易で積極的に銀貨を使用し、各国に影響を与えてきました。

清の末期には本位銀貨たるものも作られましたが、辛亥革命後に国民党と共産党がそれぞれ通貨を発行して貨幣が乱立するなど、貨幣制度は安定を見せなかったといわれています。

そして、世界恐慌で銀の価格が暴落したことで銀貨の流通は幕を閉じました。

中国銀貨一覧|プレミアがつきやすい種類

中国銀貨一覧|プレミアがつきやすい種類

長い歴史の中で各国がさまざまな銀貨を発行していますが、その中でも中国銀貨は多数の種類が存在します。

これまで発行された多種多様な中国銀貨から、コレクターからの注目度が高い種類を紹介します。

光緒元寶

光緒元寶

  • ✔︎ 重さ:約26.86g
  • ✔︎ 直径:約39.2mm
  • ✔︎ 品位:銀 約90%

光緒元寶は、本位銀貨として1890年頃に作られた銀貨です。「圓」を単位にした初めての銀貨で、貿易で盛んに使用されていました。

表面には「光緒元寶」の文字や発行元、重さなどが刻印され、裏面には竜図が採用されています。

中国の歴史を刻む重要な貨幣であるため、本物であれば数十万から数百万円になる可能性があるでしょう。

光緒元寶について詳しくはこちら↓
【中国銀貨】光緒元寶の買取価格紹介!種類・偽物の見分け方等も

大清銀幣壹圓銀貨

大清銀幣壹圓銀貨

  • ✔︎ 重さ:約26.2g
  • ✔︎ 直径:約39mm
  • ✔︎ 品位:銀 約90%

大清銀幣壹圓銀貨は、1910年頃に発行された中国古銭です。

表面に「大清銀幣」の文字、裏面に竜が刻印されているのが大きな特徴で、その他の細かい部分にはさまざまなデザインがあるといわれています。

本物であれば数万円が買取相場となりますが、状態がいいものは10万円以上になる可能性もあるでしょう。

大清銀幣壹圓銀貨について詳しくはこちら↓
【中国古銭】大清銀幣壹圓銀貨の特徴や現在の価値・偽物の見分け方等紹介

中華民国開国記念幣壹圓銀貨

中華民国開国記念幣壹圓銀貨

  • ✔︎ 重さ:約26.2g
  • ✔︎ 直径:約39mm

中華民国開国記念弊壹圓銀貨は、1912年に中華民国が成立したことを記念して発行されました。

表面は、臨時大統領に就任した孫文や副大統領に就任した黎元洪の肖像が採用されており、縁に「中華民国開国紀年幣」の文字が彫られています。

歴史的瞬間を記念した銀貨であるため、状態が良ければ数十万円から数百万円での取引が期待できるでしょう。

中華民国開国記念幣壹圓銀貨について詳しくはこちら↓
中華民国開国記念幣の壹圓銀貨とは?種類や買取価格など紹介

中華民国共和記念幣壹圓銀貨

中華民国共和記念幣壹圓銀貨

  • ✔︎ 重さ:約26.7g
  • ✔︎ 直径:約39mm
  • ✔︎ 品位:銀 約90%

中華民国共和記念幣は、1914年と1918年に発行された銀貨です。

1918年発行分はコレクター用に発行されたといわれています。

表面には帽子を被った袁世凱、裏面には「壹圓」の文字が刻印されており、発行年銘は入っていません。

歴史的価値が高く、10万円以上の価格がつく可能性がある種類です。

未使用品で状態が良ければ100万円近い価格も期待できます。

中華民国共和記念幣壹圓銀貨について詳しくはこちら↓
中華民国共和記念幣壹圓銀貨とは?特徴や買取価格・その他中国銀貨紹介

袁世凱壹圓銀貨

袁世凱壹圓銀貨

  • ✔︎ 重さ:約26.5g
  • ✔︎ 直径:約39mm
  • ✔︎ 品位:銀 約90/銅 約10(%)

袁世凱壹圓銀貨は1914年に発行された銀貨で、中華民国成立後、初の壹圓銀貨といわれています。

表面は中華民国初代大統領を務めた袁世凱の横顔と発行年銘、裏面は「壹圓」の文字が刻まれているのが特徴です。

袁世凱壹圓銀貨は、状態が良ければ数万円で取引される可能性があります。

「中華民国八年」は特年と呼ばれ、希少価値が高いため、10万円近い査定額が期待できるでしょう。

袁世凱壹圓銀貨について詳しくはこちら↓
【中国銀貨】壹圓銀貨「袁世凱」紹介|歴史や価値・買取価格など解説

中華民国38年貴州省造「壹圓銀貨」

中華民国38年貴州省造「壹圓銀貨」とは?

  • ✔︎ 重さ:約26.2g
  • ✔︎ 直径:約38.8mm

中華民国38年貴州省造の壹圓銀貨は、1949年に発行されたといわれています。

当時、国共内戦の真っ最中だった中国は、中国国民党の軍隊である国民革命軍と、中国共産党の軍隊である中国工農紅軍による抗争で荒れていました。

そのため、銭潰されたり、埋められたりしたことで現存数が極めて少ないといわれています。

希少価値が高いことから、本物であれば高額査定が期待できるでしょう。

中華民国38年貴州省造「壹圓銀貨」について詳しくはこちら↓
【中国古銭】中華民国38年貴州省造「壹圓銀貨」の特徴や買取価格等紹介

孫文壹圓銀貨

孫文壹圓銀貨

  • ✔︎ 重さ:約26.67g
  • ✔︎ 直径:約38mm
  • ✔︎ 品位:銀約88%

孫文壹圓銀貨は、秤量貨幣だった銀両を廃止する廃両改元の布告に伴って発行された銀貨です。

表面に孫文の横顔がレリーフされており、裏面は「一圓」の文字とジャンクと呼ばれる船が刻印されているため、「孫文像幣」「ジャンク船銀貨」と呼ばれることもあります。

古銭としての価値が高く、美品であれば数百万円の価値がつく可能性もある銀貨です。

また、発行年銘が査定額に影響すると言われており、中華民国22年銘のものは高額になる傾向にあリます。

孫文壹圓銀貨について詳しくはこちら↓
【中国銀貨】中華民国の一圓「孫文壹圓銀貨」の特徴や買取価格

中国干支銀貨シリーズ

中国干支銀貨シリーズ

中国干支銀貨は、1981年から中国人民銀行が毎年発行しており、その年の干支がモチーフになっています。

表面には十二支、裏面には中国の歴史ある建造物などがレリーフされているのが特徴です。

円形・扇形・花形・長方形とさまざまな形で発行され、カラー銀貨で製造されることもあります。

干支の文化が深く根付いている中国では、コレクター以外の多くの人にも干支銀貨が注目されています。

中国干支銀貨シリーズについて詳しくはこちら↓
中国干支銀貨シリーズの価値は?種類や買取価格、高額で買い取ってもらう方法

三国志演義記念銀幣10元銀貨

三国志演義記念銀幣10元銀貨

  • ✔︎ 重さ:約27g
  • ✔︎ 直径:38.6mm
  • ✔︎ 品位:銀92.5%

三国志演義記念銀幣10元銀貨は、中国の歴史小説 「三国志演義」をモチーフにしたプルーフ貨幣です。

登場人物である劉備玄徳・諸葛亮孔明・関羽雲長・張飛益徳の4人がそれぞれ表面レリーフされた、4枚セットで発行されました。

裏面は三国志演義の作者「羅貫中」がデザインされています。

銀貨コレクターに加え、三国志ファンにも需要があり、条件が揃えば10万円以上の価格がつく可能性があります。

三国志演義記念銀幣10元銀貨について詳しくはこちら↓
三国志演義記念貨幣の10元銀貨は買い取ってもらえるか?種類や現在の価値を解説

パンダ銀貨10元

パンダ銀貨10元

  • ✔︎ 重さ:約27g
  • ✔︎ 直径:38.6mm

パンダ銀貨は1882年から中国が毎年発行している地金型銀貨です。

表面は毎年違ったパンダが登場する愛くるしいデザインになっていることから、パンダファンなど銀貨コレクター以外からも人気があります。

裏面にデザインされているのは、世界遺産にもなっている北京天壇です。

近年は10元銀貨がよく見られますが、他の額面も確認されています。

地金型銀貨は銀相場が買取相場に影響しますが、パンダ銀貨は発行枚数が限定的かつ需要が高いので、銀相場以上の価格がつく可能性もあるでしょう。

パンダ銀貨について詳しくはこちら↓
パンダ銀貨の買取価格や価値を紹介!偽物の見分け方やその他のコインも

⚠︎CAUTION!
紹介している買取相場はあくまでも 目安 です。実際の買取価格は保管状態や市場の需給バランスなど、さまざまな要因で変動します。詳細は古銭買取業者にご確認ください。

中国銀貨は9割偽物?本物の見分け方

中国銀貨は9割偽物?本物の見分け方

中国銀貨は世界中のコレクターが注目しており、買取価格が高い歴史ある銀貨が多いため、贋作が多数出回っています。

種類が豊富でネットでの情報も少ないことから、偽物が出回りやすくなっています。

オークションに出品されている9割が偽物という話もあるほどです。

手軽に本物を見分ける方法として、サイズや磁石への反応、デザインの比較などが挙げられます。

本物より軽いものや磁石に反応するものは、素材が銀ではない可能性が高いため、偽物と言えるでしょう。

また、デザインが雑なものも偽物かもしれません。

しかし、真贋を定かにするためには、本物に関する豊富な知識が必要になります。

お手持ちの中国銀貨を本物か確かめるためには、中国銀貨の買取実績が高い買取業者に持っていきましょう。

中国銀貨の買取は福ちゃんへ

中国銀貨の買取は福ちゃんへ

中国銀貨は歴史的価値が高く、文化財としても注目されているため、世界中にコレクターが存在しています。

そういった理由もあり、高額取引されることが多い銀貨で、偽物も多数出回っています。

本物かどうかは、中国銀貨の歴史や価値などに精通している査定士に査定してもらう方法がオススメです。

福ちゃんは中国銀貨買取の実績が高く、経験と知識が豊富な査定士が対応します。

中国銀貨の買取は福ちゃんにお任せください。

銀貨について詳しくはこちら↓
人気の銀貨一覧!今の値段や当時の価値、日本が製造した現在の注目銀貨も紹介

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