【中国古銭】大清銀幣壹圓銀貨の特徴や現在の価値・偽物の見分け方等紹介
「大清銀幣壹圓銀貨って価値あるの?」
「大清銀幣壹圓銀貨の買取相場が知りたい」
という方のために、大清銀幣の壹圓銀貨についてまとめました。
特徴や現在の価値に加え、偽物の見分け方などを紹介します。
目次
大清銀幣壹圓銀貨とは?
まずは、大清銀幣壹圓銀貨がどのような銀貨なのかを紹介します。
特徴や発行経緯などを見ていきましょう。
大清銀幣壹圓銀貨の特徴
- ✔︎ 重さ:26.2g
- ✔︎ 品位:銀約90%
- ✔︎ 直径:約39mm
大清銀幣壹圓銀貨は、1910年頃、中国が清だった時代に発行された銀貨です。
圓を単位とした銀貨としては、光緒元寶に続いて2つ目となります。
大きな特徴は、表面中央に「大清銀幣」の文字があり、裏面に竜が刻印されていることです。
ほとんどは髭が短い竜ですが、髭が長い「長鬚龍」が彫られていることもあります。
また、その他の細かい部分のデザインにはさまざまなバリエーションがあると言われています。
大清銀幣壹圓銀貨の発行経緯
1910年、中国で最初の貨幣法が交付され、本位貨幣として採用されたのが大清銀幣でした。
それまでは造営局がさまざまな地域に所在し、造幣局によって品位や重量、デザインが異なる貨幣を鋳造していました。大清銀幣壹圓銀貨の発行後は、天津にある中央総造幣局が統括し、組織再編成も決まっていました。
しかし結局は、清朝の崩壊で造幣局の統一は叶わなかったと言われています。
大清銀幣壹圓銀貨の買取価格
大清銀幣は歴史ある中国古銭として、銀貨のコレクターから非常に注目されています。
本物であれば数万円で取引されることもある銀貨です。
状態にもよりますが、10万円以上の査定額がつく可能性もあります。
100年以上前の銀貨なので、状態が悪ければ数千円やそれ以下になることもあるでしょう。
大清銀幣壹圓銀貨の偽物の見分け方
大清銀幣壹圓銀貨など、注目されている中国銀貨には偽物が多く出回っていると言われています。
本物と偽物は、重さや直径、磁石にくっつかないか、デザインを確認することで見分けられることがあります。
本物より軽い、磁石にくっつく場合は、銀以外の素材で作られている偽物の可能性が高いので注意しましょう。
また、偽物はデザインが雑なことが多いため、本物ほどの精巧さがない場合は偽物かもしれません。
いずれにせよ、真贋のはっきりした見極めは本物に関する深い知識が必要です。
プロの査定士が在籍する買取業者に持っていき、査定してもらう方法が一番確実でしょう。
大清銀幣は壹圓以外もある
大清銀幣は、壹圓以外の額面も確認されている銀貨です。
庫平壹兩や湘平壹兩、湘平五錢など、さまざまな種類が見られますが、ここで「庫平壹兩」について紹介します。
庫平壹兩は、中国の重さを表す単位である「両」がそのまま額面になっている銀貨です。
庫平壹兩は竜が二匹デザインされています。
当時はいくつかの「両」が存在していましたが、庫平という秤で重さをはかった1庫平両 = 37.301gが標準とされていました。
大清銀幣壹圓銀貨の買取は福ちゃんへ
大清銀幣壹圓銀貨は中国の歴史的古銭で、コレクターに需要が高い銀貨の一種です。
買取価格も条件が揃えば高額になる傾向にあります。
その分、偽物も多く出回っているため、注意が必要です。
真贋の見極めは、本物に関する知識がないと難しいので、中国銀貨買取実績が高い買取業者に持っていき、査定してもらうといいでしょう。
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歴史にも古銭にも精通したプロの査定士が対応するため、適切な査定が可能です。
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