中華民国開国記念幣の壹圓銀貨とは？種類や買取価格など紹介

「中華民国開国記念幣って何？」
「中華民国開国記念幣の壹圓銀貨は価値あるの」

など、中華民国開国記念幣壹圓銀貨について知りたい方のために、特徴や種類、買取価格などをまとめました。

どのような銀貨か知っておくと、安く買い叩かれるのを防げるかもしれません。
その他の中国銀貨もぜひ参考にしてください。

中華民国開国記念幣とは？

中華民国開国記念幣は、1912年に中華民国が成立したことを記念して作られた貨幣です。

「開国」は、建国の意味を持っています。

中華民国は東アジアにある国で、現在はさまざまな政治的情勢をふまえ「台湾」と称されることが多いでしょう。

今回紹介する中華民国開国記念幣の壹圓銀貨は、表面に「中華民国 開国記念幣」、裏面に「壹圓」や「ONE DOLLAR」、「THE PUBLIC OF CHINA」などとあるのが特徴です。

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中華民国開国記念幣壹圓銀貨の種類

中華民国開国記念幣の壹圓銀貨には、大きく分けて4種類があると言われています。

表面中央には、中華民国成立に多大なる貢献を果たした黎元洪や孫文の肖像が採用されました。

黎元洪（帽子なし・帽子あり）

黎元洪は、中華民国成立時、副大統領に就任した人物です。

また、第2代・5代中華民国大統領も務めたと言われています。

帽子を被っていない黎元洪が彫られている中華民国開国記念幣壹圓銀貨は、裏面に刻印されている「THE PUBLIC OF CHINA」の「THE」にある「H」が大きいものと小さいものがあると言われていますが、希少性はさほど変わらないとされています。

帽子ありの黎元洪が被っているのは、軍服の制帽です。

黎元洪が清時代の軍人であり、軍人としての功績を讃えるデザインとなっています。

孫文（上五角星・下五角星）

孫文の肖像画が採用されている中華民国開国記念幣壹圓銀貨は、表面に孫文の横顔が描かれています。

裏面に星が2つあしらわれており、この星が高い位置にあるものを「上五角星」、低い位置にあるものを「下五角星」と呼びます。

上五角星は裏面の文字が他の中華民国開国記念幣壹圓銀貨とは違い、「MEMENTO」「BIRTH OF REPUBLICO OF CHINA」となっているのが特徴です。

中華民国開国記念幣壹圓銀貨の買取価格

中華民国開国記念幣壹圓銀貨は歴史的価値が高いため、どの種類も高額査定される可能性があります。

状態などによりますが、本物であれば数十万円することもあり、条件が揃えば100万円を超える価格がつくこともあるでしょう。

種類による著しい買取額の変化はありませんが、孫文の上五角星は他の中華民国開国記念幣壹圓銀貨より重さが少し軽いため、査定額が低くなるかもしれません。

中華民国開国記念幣壹圓銀貨は偽物が多い

中華民国開国記念幣壹圓銀貨は、非常に価値のある銀貨です。それゆえに、偽物が多く出回っています。

偽物は重さや光沢加減で判断できることがあるため、見分ける際はまず重さを量り、銀の光沢かどうか見てみましょう。

偽物は重量が足りず、本物の銀ほど輝いていないと言われています。

また、磁石に近づけてくっつくようであれば銀以外の素材で作らているため、偽物と判断できます。

とはいえ、本物に関する知識が深くなければ真贋の見極めが難しい種類です。

磁石にくっつかないものは本物の可能性もあるため、銀貨に詳しい買取業者に査定してもらう方法が良いでしょう。

中華民国開国記念幣には「十文」もある

中華民国開国記念幣は壹圓銀貨だけでなく、十文の額面を持った銅貨も存在します。

片面には額面の「十文」とあり、反対側には「中華民国開国記念幣」の文字と、青天白日旗や五色旗を見られるのが特徴です。

銅貨ですので銀貨ほどの価値はありませんが、注目されている銅貨の一つです。

中華民国開国記念幣壹圓銀貨の買取は福ちゃんへ

中華民国開国記念幣壹圓銀貨は、中華民国が成立した1912年に発行された銀貨です。

黎元洪や孫文の肖像が使用されています。

歴史的価値が評価されている銀貨ですので、高額査定がつきやすく、贋作も多く出回っている種類です。

真贋の見極めは、銀貨や古銭に関してプロの知識を持っていなければ難しいでしょう。

福ちゃんは、銀貨や古銭に精通し、独自の販売ルートを開拓している買取業者です。

中華民国開国記念幣壹圓銀貨は福ちゃんにお任せください。

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