オーストラリア干支銀貨は価値ある?買取価格や種類・その他注目コイン紹介
「オーストラリアの干支銀貨の価値が知りたい」
「オーストラリアの干支銀貨は買取可能?」
など、オーストラリアの干支銀貨について知りたい方のために、価値や買取価格を紹介します。
オーストラリア発行の注目銀貨も、ぜひ参考にしてください。
目次
干支銀貨について
まずは干支銀貨の基本的な情報について紹介します。
干支銀貨とは?
干支銀貨とは、日本でも馴染み深い十二支の動物がレリーフされている地金型銀貨です。
毎年、その年の干支が描かれ、さまざまな国で作られてきました。
子・丑・寅・・・と12年かけて1周し、1周したあとは前回とは違うデザインでまたねずみの銀貨から発行されていきます。
資産形成のために収集する場合もありますが、干支銀貨は縁起物として収集されることもある銀貨です。
オーストラリアの干支銀貨
オーストラリアの干支銀貨は、中国をターゲットに1965年から発行されるようになりました。
表面はエリザベス二世で、裏面はその年の干支がレリーフされています。
干支の文化が根深いアジア圏では、注目されている銀貨の一種です。
オーストラリアの干支銀貨は、これまで1kg銀貨や1オンス銀貨、1/2オンス銀貨などが作られています。
オーストラリア干支銀貨の買取価格
オーストラリアの干支銀貨は、銀貨の状態や銀の価値、重さ、プレミアの有無などで価値が決まります。
1kgのオーストラリア干支銀貨は、十数万円が相場と言われており、およそ銀の相場が反映された値で売買されているのが見受けられます。
オーストラリア干支銀貨の種類
オーストラリアの干支銀貨は、約60年間にわたって毎年発行されていますので、多くの種類が存在します。
そのなかでも注目される傾向にある1kg銀貨の干支銀貨をいくつか紹介します。
干支銀貨「馬」
画像は2002年の午年に発行された干支銀貨です。
裏面は馬が駆ける姿がレリーフされており、馬が好きな人にも人気のデザインとなっています。
また、競馬好きの人がゲン担ぎとして持っているケースもあるようです。
干支銀貨「蛇」
画像は2001年の巳年に発行された干支銀貨で、裏面は蛇の親子がレリーフされています。
蛇の干支銀貨は特に人気が高いと言われており、日本でも注目されている干支銀貨です。
脱皮を繰り返す蛇は再生と復活の象徴とされ、不老長寿や強い生命力につながる動物として、昔から演技が良い動物として親しまれてきました。
干支銀貨「辰」
画像は2000年の辰年に発行された干支銀貨で、裏面は如意宝珠を持った龍が描かれています。
龍は一圓銀貨など日本の古代銀貨でも図案化されてきており、日本との縁が深いデザインです。
古くから願望成就や目標達成などの縁起ものとして慕われており、龍の干支銀貨もそういった願いを持つ人々から注目されています。
一圓銀貨について詳しくはこちら↓
一圓銀貨の価値や種類は?本物と偽物の見分け方や特年の紹介
オーストラリア以外の干支銀貨
オーストラリア以外にも、干支銀貨を発行している国は多くあります。
そのなかでも、よく取引されている中国・モンゴル・シンガポールの干支銀貨を紹介します。
中国干支銀貨
干支発祥の国である中国でも干支銀貨が毎年発行されています。
画像の干支銀貨は1989年の巳年に発行された銀貨で、表面には世界遺産としても有名な万里の長城にある山海関がレリーフされ、裏面には蛇がデザインされています。
中国の干支銀貨は、毎年表面の図案も変わるのが特徴です。
これまで、表面には天壇や故宮博物院などの図案が採用されています。
モンゴル干支銀貨
画像はモンゴルで2003年に発行された未年をモチーフにした干支銀貨です。
表面はモンゴルの国旗にも描かれている「ソヨンボ」というモンゴル独自の文字を図案化したものが描かれています。
通過単位の「円」をモンゴル語で表す際、「トゥグルグ」を用いることから、モンゴルの銀貨はトゥグルグ銀貨とも呼ばれています。
シンガポール干支銀貨
画像はシンガポールで2007年・2008年に発行された子年と亥年の干支銀貨です。
表面にはシンガポールの国章がレリーフされています。
亥年の銀貨なのに、イノシシではなく豚がデザインされていますが、実は、もともと亥年のモチーフは豚なのです。
干支が日本に伝わった4~5世紀ごろ、日本の生活スタイルは豚よりもイノシシが身近な生物だったため、日本では現在も豚ではなくイノシシが亥年の動物とされています。
オーストラリアの注目銀貨
オーストラリアには干支銀貨以外にもコレクターに注目されている銀貨があります。
そのなかから、カワセミ銀貨とカンガルー銀貨を紹介します。
カワセミ銀貨
カワセミ銀貨は1990年からオーストラリアで毎年発行されている地金型銀貨です。
表面にはオーストラリア干支銀貨と同じでエリザベス二世、裏面には毎年デザインが変わるワライカワセミがレリーフされています。
英語で「Kookaburra」と表すため、クックァバラ(クッカバラ)銀貨と呼ばれることもあります。
カワセミ銀貨について詳しくはこちら↓
カワセミ銀貨は買い取ってもらえる?相場や偽物の見分け方など紹介
カンガルー銀貨
カンガルー銀貨もオーストラリアを代表する地金型銀貨で、1993年から毎年発行されています。
表面にはエリザベス二世、裏面にはオーストラリアのシンボルであるカンガルーがデザインされており、カワセミ銀貨と同じで毎年違ったカンガルーと出会えます。
オーストラリア干支銀貨の買取は福ちゃんへ
オーストラリアの干支銀貨は、1965年から毎年その年の干支がデザインされて発行されています。
投資用やコレクションとして人気が高く、多くの人が注目している銀貨です。
銀の相場が買取価格に影響しますが、銀貨の状態、その時のニーズなど、さまざまな要因で査定額は上下するでしょう。
損をしないためには、銀貨の買取実績が高く、独自の流通ルートを持っている買取業者に買い取ってもらうのがオススメです。
福ちゃんは、銀貨の取引に関して知識と経験豊富な査定士が対応し、多様な需要に応じた販路も確保しています。
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