天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨の特徴や市場価値(買取)を解説
今回は2014年に発行された天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨と銀貨の詳細や特徴について紹介します。半寿をお祝いして発売された同金貨は見た目も美しいプルーフ貨幣となっています。
目次
天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨とは
天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨は2014年に英連邦クック諸島により発行されたプルーフ貨幣です。当時、第125代天皇であった明仁天皇陛下(現:上皇陛下)の81歳の半寿をお祝いして発行されました。
半寿とは、数え年で81歳のことを指します。これは「半」という漢字を分解すると「八・十・一」となることから、81歳を意味するようになったと言われています。
天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨の特徴
天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨は金貨と銀貨でそれぞれ発行され、ともにプルーフ貨幣のカラーコイン仕上げとなっています。そのため、見た目がとても美しいコインです。
また、天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨は限定発行枚数が「800枚」と非常に少なく、市場でもあまり出回ることのない希少性のある金貨です。
表面デザインは額面部分を除いて金貨と銀貨で共通となっていて、エリザベス二世の肖像と「2014」が描かれています。
・品位:金99.99%(純金)
・重量:約15.5g
・直径:約33mm
・厚さ:約2mm
・発行年:2014年銘
・状態:プルーフ
金貨の裏面には中央に鳳凰が力強く翼を広げた姿にカラーで、赤色の日の丸と緑色の松が描かれたデザインです。周りの文字には「81st Birthday Celebration of the Emperor」と刻まれています。
・品位:銀99.9%(純銀)
・重量:約31.1g
・直径:約38mm
・厚さ:約3mm
・発行年:2014年銘
・状態:プルーフ
銀貨の裏面には中央に鶴と亀が描かれ、その背景にはカラーで赤色の日の丸と青い海がデザインされています。周りの文字は金貨と同じく「81st Birthday Celebration of the Emperor」と刻まれています。
天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨の買取価格アップのコツ
ここからは、天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨を買取に出す際に少しでも買取価格をアップさせるためのコツやポイントを紹介します。
特製ケースなどの付属品有無が査定額にも影響!?
天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨銀貨を買取に出す際に、購入時の専用ケースをお持ちの場合には一緒に買取に出しましょう。
当然ながら金貨自体に価値があるものですが、今回の天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨は九谷焼ケースに入った特別仕様になっています。九谷焼は石川県南部で生産される有名な磁器で、360年以上の歴史を持つ日本を代表する陶磁器の一つです。
コレクターの中にはこのような特製ケースと一緒になっているものを好む人も多いため、付属品がある場合には査定時にまとめておくと買取価格で高値がつく可能性があります。
プルーフ貨幣の古銭買取は状態の良し悪しが査定額に直結!?
天皇陛下半寿記念奉祝カラーコインは金貨と銀貨のともにプルーフ仕上げになっているプルーフ貨幣です。そのため、見た目の美しさを保っているかどうか、傷の有無はどうかなどの金貨の状態が査定額に大きく影響します。
例えば、金貨に大きな傷が入ってたり変形している場合などは評価が下がってしまう可能性があります。日頃は専用のケースに入れておき、大切に保管しておきましょう。
価値のある金貨は古銭買取に強い買取業者を利用する
金貨を売るときには、古銭買取に強い買取業者を利用するようにしましょう。古銭買取に強い業者は金貨に関する詳しい知識を持っており、市場価値を正確に把握しています。
そのため、単純な地金相場だけの判断ではなく希少性やデザイン性を踏まえたその金貨の真の価値を正確に評価することができ、適切な買取価格を提示することができます。
福ちゃんでは古銭買取に強い経験豊富な査定士が在籍しています。お手持ちのプルーフ金貨を少しでも高く売りたいとお考えの際はお気軽にご相談ください。
まとめ
天皇陛下に関する記念硬貨は、デザインの美しさが高く評価されています。日本の美意識を反映したデザインや、日本文化を象徴する図案がコレクターや愛好家の間でも人気です。
また、日本国内外で高い評価を受ける天皇陛下の記念硬貨は、長年の功績や人格的魅力を反映していることもあり、天皇陛下の偉大な功績や魅力に触れることができるため、多くの人々から高い評価を得ています。
さらに今回はカラーコイン仕上げに加えて九谷焼ケースといった半寿のお祝いに相応しい豪華な金貨で、発行枚数も非常に少ないことから希少性のあるプルーフ貨幣といえるでしょう。
状態が良ければ高価買取も期待できる逸品ですので、お手元に天皇陛下半寿記念奉祝カラー金貨をお持ちの場合は一度査定に出して評価を確かめてみるのも良いのではないでしょうか。