通常プルーフ貨幣はいつどこで買えるのか?通常プルーフ貨幣の価値や買取状況について
通常プルーフ貨幣は昭和62年から定期的に発売されてきた貨幣セットです。現行貨幣と同じデザインですが、観賞向けに発行されているために見た目がとても美しいプルーフ加工が施されています。今回は通常プルーフ貨幣をいつどこで買えるのか?その価値や買取のポイントついて紹介します。
通常プルーフ貨幣とは
通常プルーフ貨幣とは特殊な加工によって硬貨の表面がピカピカになっている貨幣のことで、その見た面は光沢がありつつもデザインが鮮明に浮き出ているような美しい状態になっているものです。
昭和62年(1987年)より毎年発行されているもので、専用の箱に入れられた状態で販売されています。通常プルーフ貨幣の中身は、「1円・5円・10円・50円・100円・500円」それぞれの硬貨で合計「666円」分のセットになっています。
なお、通常プルーフ貨幣は昭和62年(1987年)発行時には「年銘板有」でしたが、平成15年(2003年)からは「年銘板有」「年銘板無」の2種類が発売されるようになりました。
「年銘板有」では「年銘板無」に「年銘が刻まれた板」が加わったセットです。
また、通常プルーフ貨幣に「年銘板無」が登場してから、「年銘板有」よりも「年銘板無」の方が発売数量が少ない状態となっています。
通常プルーフ貨幣はいつから買える
通常プルーフ貨幣は「毎年1月中旬頃から販売申し込みの受付を開始」して、「2月下旬から3月中旬頃にかけて発送」されています。販売数量を超える申し込みがあった場合には抽選で購入できる人が決定します。
例えば、令和4年(2022年)に発売された「令和4年銘通常プルーフ貨幣セット(年銘板有)」の通信販売のスケジュールはどのようになっていたかというと、
・申込受付期間:令和4年1月18日(火曜日)~2月7日(月曜日)
・3月上旬頃(抽選となった場合は3月中旬頃)から順次発送
※お申込みの状況によってはお届けが5月頃
となっていました。
通常プルーフ貨幣は販売数量限定となっており上記の日程にて申し込みと購入が可能ですが、在庫がある場合は申込受付期間後も販売終了のアナウンスがあるまでは購入ができます。
申し込みが多くなってしまい在庫切れの状態になるかどうかを前もって予測するのは非常に難しいため、どうしてもその年銘の通常プルーフ貨幣を入手しておきたい場合には早い時期に入手しておくほうが良いでしょう。
▼ポイント▼
・販売申し込み:毎年1月中旬あたりから申込み受付開始
・発送:毎年2月下旬から3月中旬頃に発送
※過去の販売時期傾向によるものですので、最新の情報は造幣局HPよりご確認ください
通常プルーフ貨幣はどこで買える?おすすめの購入方法
通常プルーフ貨幣は造幣局による販売となります。おすすめの購入方法は造幣局オンラインショップの通信販売により購入する方法です。
前項の販売申し込みの受付期間が終了しても在庫があり販売終了していないものであれば、造幣局オンラインショップや造幣局ミントショップでも購入できる場合があります。
▼ポイント▼
・造幣局オンラインショップ
・造幣局お客様サービスセンター
・造幣局ミントショップ(一部)
※過去販売状況による傾向をまとめたものですので、最新の情報は造幣局HPの案内をご確認ください
まとめ
通常プルーフ貨幣は毎年発行されているものです。高価買取が期待できるのは発行枚数が少ない年や元号の切り替わりでの商品が比較的高い傾向にあります。
また、「年銘板有」と「年銘板無」を比較すると「年銘板無」の方が発売数量が少ないため、若干高値が付きやすい状態です。
ただ、プルーフ貨幣という特性上、見た目が重要視されます。劣化が激しい状態のプルーフ貨幣や大きく傷がついた通常プルーフ貨幣は買取時の査定額が上がりにくいため、良い状態を保てるように保管しておきましょう。
通常プルーフ貨幣は現行貨幣と同じくいつものお買い物でも利用することができます。当然ながら、お買い物で利用する際には通常プルーフ貨幣の額面と同じ金額での価値です。
そのため、もしお手元にある通常プルーフ貨幣セットが不要になった場合には、そのままお買い物で利用するよりも、買取業者に査定依頼すれば高く買い取ってもらえる可能性もあります。
福ちゃんではプルーフ貨幣買取に詳しい査定士が多く在籍していますので、プルーフ貨幣の売却をお考えの際はお気軽にご相談ください。