中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣6点セットの種類や特徴を解説
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣は2000年に中国で発行された6点セットの記念硬貨です。長方形の銀貨で、見た目もきれいなプルーフ貨幣となっています。今回は同銀貨セットの特徴や高価買取のポイントについて紹介します。
目次
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣6点セットとは
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣6点セットは敦煌文献(とうこうぶんけん)が1900年に敦煌市の莫高窟(ばっこうくつ)から発見されてから100周年を記念して発行された記念硬貨です。
敦煌文献は唐代以前の貴重な資料が保存されているもので、莫高窟の中に封じられていた文書群のことを指します。
なお、現在では莫高窟はユネスコ世界遺産として登録されており、中国の観光地として見学に訪れる人も多い場所でもあります。
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣6点セットの種類と特徴
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣は6点ともプルーフ加工が施されたプルーフ貨幣となっていて、見た目も非常に美しい仕上がりとなっています。
表面は世界遺産である「莫高窟」が共通して描かれたデザインです。裏面には莫高窟が作られ始めたとされる十六国時代から始まる時代ごとの「飛天」がそれぞれ描かれています。
・品位:純銀(99.9%)
・サイズ:縦36mm横55mm
・額面:各20元
・発行枚数:11800セット
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣6点セットの買取価格をアップさせるコツやポイント
ここからは、中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣6点セットを売却したい場合に、少しでも高く売るためのコツやポイントを紹介します。
貨幣セット購入時の付属品があれば一緒に査定へ出す
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣は6点セットとなっており、付属品として特製ケースに入った状態となっています。もしこの特製ケースがある場合には査定時に一緒に出すようにしましょう。
銀貨単体で一枚ずつ売却するよりもすべてがセットになっている方が買取価格が高い傾向にあります。そのため、購入したときのケースや保証書などの付属品は捨てずにすべて取っておきましょう。
プルーフ貨幣買取で高価買取のコツは「良い状態を保っておく」
純銀製のプルーフ銀貨は見た目が美しい点も査定のポイントになるため、保管状態はよい状態を保っておくようにするのが高価買取のコツです。
銀は化学反応を起こしやすい性質があるので、美しさを保てるようにしましょう。もし保管方法に不安があり、趣味以外で購入した場合にはきれいな状態で高く売れるうちに手放すのも一つの手です。
プルーフ貨幣買取は実績のある業者に査定を依頼しよう
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣は国内でも流通量がそこまで多くないため、正しい査定には専門知識が必要とされています。
個人オークションなどで安く手放してしまったということのないように、買取実績の多い大手買取業者や経験豊富な査定士が在籍している業者に買取を依頼するのが良いでしょう。
まとめ
中国敦煌蔵経洞友現一百年記念銀幣プルーフ貨幣の一番の特徴といえば、その形状にあります。「プルーフ貨幣」「記念硬貨」といえば丸形の貨幣が一般的ですが、こちらは「角型の珍しいプルーフ貨幣」に仕上がっています。
また、歴史的な文化遺産でもある莫高窟や敦煌文献を全面に押し出したプルーフ貨幣ですので、コイン蒐集家だけでなく各方面からのファンからの人気もある記念硬貨です。
どうしてもプルーフ貨幣といえば金貨に人気が集まりがちですが、こちらの銀貨は描かれているデザイン性や発行枚数が限定されていることなどから、状態が良ければ額面以上の高価買取に期待できる貨幣だといえるでしょう。