高い銀貨は金貨よりも高い!?

記念硬貨には金貨、銀貨、プラチナコインなどがあります。
そして銀貨の中には、金貨よりも高く売れる銀貨が存在するのはご存知でしょうか?
今回の記念硬貨買取コラムでは、そんな価値の高い銀貨についてご紹介します。

銀貨とは

銀貨とは銀を素材にして作られた貨幣のことで、古来より金貨、銅貨と共に世界各地で流通しました。世界各国で発行されており、有名な記念銀貨には、メイプルリーフ銀貨、カンガルー銀貨、パンダ銀貨、ウィーン・フィル銀貨、イーグル銀貨などがあります。
日本の銀貨と言えば、丁銀、分銀、朱銀、補助銀貨、本位銀貨、記念銀貨などが相当します。
記念銀貨と聞くと、1964年に発行された日本初の記念貨幣である「東京オリンピック記念銀貨」を思い出す方も多いのではないでしょうか。

高い銀貨を紹介します

一口に銀貨と言っても、銀貨には様々な歴史や価値があります。
今回はその中から、金貨よりも高くお買取できる可能性がある、日本の代表的な銀貨3種について取り上げてみました。既にご存知の方もそうでない方も、ご一読下さい。

一円銀貨

一円銀貨とは、日本の近代銀貨で「円銀」とも呼ばれます。
1871年(明治4年)から発行1914年(大正3年)まで鋳造され、発行当初は日本国内の貨幣として流通せず、対外貿易専用銀貨として主に台湾や中国で流通しました。
日本で一円銀貨が流通したのは、1878年(明治11年)からでした。「金の不足」という時代背景から一円銀貨の流通が始まり、金と銀の両方を本位貨幣とする制度が始まったと言われています。また、一円銀貨は「大型」と「小型」にわけることができます。「1887年(明治20年)までに発行」されたものが大型、それ以降に発行されたのが小型で、量目は同じでも直径がそれぞれ異なります。一円銀貨の価値としては、特に1887年(明治20年)までに発行された大型の方が価値が高くなっています。
収集家の間で高い人気を誇り、未使用品であれば高額、中古でも本物であれば銀の価値よりも高値(プレミア)が付きやすい一円銀貨ですが、贋作(にせ作)も多く出回っています。

貿易銀

貿易銀とは、貿易専用に発行された銀貨のことです。
日本以外では、アメリカ、フランス、イギリスの貿易銀が流通しています。
日本の貿易銀は1875年(明治8年)から1878年(明治11年)の4年間、1円銀貨に「貿易銀」と刻印し、銀の品位(銀の含有率)を上げて発行されました。
貿易銀は国際標準の貨幣として普及せず、4年間で約300万枚の発行と数少なく希少価値が高いため、本物であれば高価買取も十分狙える銀貨です。
一円銀貨同様、贋作が多く出回っています。貿易銀の裏面にある龍のデザインの周りに『参考』という文字が見受けられる貿易銀は、参考用に製作されたもので本物ではありません。

八咫烏銀貨

八咫烏(やたがらず)銀貨は1874年(大正7年)から2年間のみ発行されました。
50銭銀貨と10銭銀貨が存在しますが、50銭銀貨は一般には流通していない未発行銀貨です。
10銭銀貨も発行年数が2年で流通数も少なく、希少価値の高い銀貨として知られます。
ちなみに八咫烏とは、古くより導きの神として信仰されている三本足のカラスのことです。
銀相場が不安定なことから流通が見送られた八咫烏銀貨は、銀貨買取市場で時に100万前後で取引される事もある希少価値の高い銀貨です。20銭銀貨も同様のデザインで制定されましたが、こちらは試作のみで発行はされませんでした。

銀貨があれば福ちゃんにご相談ください

ここまで読んでいただいた方には、記念硬貨には高い銀貨が存在し、物によっては金貨よりも高い価値がある事はご理解頂けたのではないでしょうか…?
記念硬貨買取の福ちゃんでは、お持ちの銀貨の価値をしっかりと査定し買取価格に反映いたします!昔から家にあった・遺品整理で出てきたなど、銀貨の価値がわからなくても大丈夫です。
今回ご紹介した銀貨はあくまで一例ですので、価値の高い銀貨はまだまだ存在します。
「これ売れるかな?」と思ったら、まずはお電話ください。
お持ちの銀貨を無料で査定いたします。銀貨の高価買取なら福ちゃんにお任せください!

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